まかない(843)

今日のまかないは茄子味噌です。
調理を担当します。

茄子の良さが残ってるとのこと。
ふっくらと柔らかくしっとりとみずみずしく甘い。
一方でタレは多いようです。
味噌を多めに使うことは織り込み済みですが、ちょっと煮過ぎているという指摘をいただきました。

最初に辛み、風味付けに使おうと思っていた四川唐辛子を入れ忘れたり、また(味が決まってから)入れ忘れた豆板醤も後入れしたりしましたがなんとかごまかせたようです。

今日のまかないは焼きニシンです。

焼き魚には皮に焼き目をつける、皮が剥がれないよう焼く、身がボロボロにならないように焼くなど幾つものハードルがあります。
どんな手練れも例外ではないのだな、と思わされた日でした。

今日のまかないは麻辣炒飯です。
試作です。

麻辣炒飯を作るということではなく麻辣醤の構成要素を炒飯に入れてみる、という趣旨です。
結果はなんとなくフラフラした印象のピリ辛炒飯となります。
炒飯を調理する段階で原料を入れても、麻辣醤の濃さには到底及ばないということかと思います。

今日のまかないはステーキ丼です。
調理を担当します。

伊万里牛です。
A3とかA4とか言われても紙のサイズくらいしかわかりませんが、いい肉、ということのようです。
そんな庶民には縁のない高級肉を庶民の味方のもやしで受け止める、というのが今回の肝です。
イメージ的には義賊が庶民(もやし)に与えた千両箱です。
しかし労せずに得たものは人をダメにする毒という見方もあります。

今日のまかないは麻婆茄子です。

麻婆茄子などない、とのことですが今回は甜麺醤が奥に感じられるバランス。
甜麺醤や豆板醤を使って調理する他の料理との兼ね合いでそこらへんは決まってくるようです。
たぶん、あんかけ焼きそばと中華丼と肉絲㭘飯をすべて塩味で、という場合にも迫られる対応かと思います。。