今日のまかないは焼き飯です。
オイルサーディンを添えて、です。

かつて帯広に存在した世界一の食堂。
そこで提供されていたチャーハンとも違う焼き飯というメニューです。
マスターが昨日テレビを見ていたところ、大正時代から続くという中華料理店で焼き飯という名前でしかも同じ作り方をするものが提供されていたとのこと。
長年その食堂のオリジナル料理だと思っていただけに、そういう料理として存在していたことに驚きもあるようです。

そんなわけでおよそ40年ぶりにその焼き飯をいただくご縁をいただきました。

味はチャーハンとしての要素に触れることなく炒めあげた炊き込みご飯です。
実に素朴。
チャーハンを食べたはずが口の中には炊き込みご飯が、というスタンド能力。
それが食べ終わるまで繰り返されます。
個人的にはそばと一緒に食べたいです。
ラーメンとチャーハンのように・・と思いましたが、それなら炊き込みご飯でいいのか・・と思います。
最後まで飽きることなく食べられ、食べ終わる頃にはちょっとさみしさも覚える一時代の味です。

今日のまかないは微生物スープです。
体に良いとのこと。

厨房になんだか強烈なにおいが立ち込めてきたと思ったら、マスターがこのスープを温めていました。
味噌ベースの何か・・という趣。
最初は冷蔵庫の奥から過熟成の漬物でも出てきたのかと思ったほど。
それか食べ物以外の何か。

体に良いスープとのことですが、本日体調もよろしくなかったため一口で降参。
味噌のような匂いを追っかけるようにして膨らんでくる謎の臭気に、自分の心が弱いことを思い知らされます。
具材の中に天ぷらを見つけたときに生臭さの犯人を特定。あわせて前にもこいつには酷い目に遭わされたことも思い出します。
すぐにスパイスを投入して匂いをマスキング。
効果は絶大ですっきりと爽やかなスープとなります。
つまりスパイスはすごいということです。

最近、家庭で味噌汁を食べない子供もいるとかいないとか。
そんな子が給食などで味噌汁に出会うと変な匂いと感じることもあるようですが、生きていくためにはそこから強くなるか知恵をつけるかした方がいいよと思う次第です。

今日のまかないはスペシャルです。

刺身やなんだかの昆布締め、鶏胸肉の塩焼き、ザンギ、山菜(名前失念)の天ぷらなど盛り沢山です。
最終回スペシャルかのよう。

というわけではないのですが、今回をもってまかないブログは一区切り。
今後は不定期となります。
ありがとうございました。さようなら。

今日のまかないはあら汁です。
タラです。

回転寿司などで食べるあら汁とは違いとてもあっさりしています。
言い換えればあの旨味はどこから・・という疑問も湧きますがそんなことはよほど暇だから考えてしまうのでしょう。
汁があっさりしているからこそアラの旨味や風味が実に引き立つとは思いますが、味覚の問題のようにも思います。

今日のまかないはカレーです。

インドからイギリスを経由してきた日本のカレー。
最近はその日本のカレーがカツカレーという名称でイギリスにとかなんとか。
黄金トリオでしっかり仕事をしているのでしょうか。

味変で生卵です。
関西方面では定番とか。

個人的にはカレーのスパイス感が台無し、と思う反面、わからなくもないです。