今日のまかないは中華丼です。塩味です。
調理を担当します。

塩味は難しいと聞いております。
届かなければ物足りない、過ぎればしょっぱいという塩味の頂点の見極めでしょうか。
無難に7～8割に収めておくという選択もありますが、ドンピシャレンジのおいしさは別格なのでそこを目指したくもなりますが時間は限られています。。

今日のまかないは大根の葉っぱ炒飯です。
調理を担当します。

当初、別のものを作る予定でしたが目当ての具材を探している間に目に付いた大根の葉っぱを使うこととします。
せっかくなので大根の葉っぱ感を出す方向で・・ということで葉っぱに塩を振って少し置いておきます。水気が抜けて、ちょっと浅漬け感が出たらおもしろいかもというイメージです。
そして味付けは大根の葉っぱを主として楽しむために、醤油を使わず塩ベースとします。

結果、大根の葉っぱの食感と風味などが楽しめる出来と言えるかと思いますが、ただ、量が異常に少ないせいか生活の苦しさ、貧しさをもろに連想させてしまいます。

今日のまかないはカツどんです。
カツを切ってうどんにのせる作業を担当します。
シャクのおひたし付きです。

ラーメンどんぶりにトンカツがのったうどん、と。。
個人的にはこの道しかないというところではあります。

シャクはセリ科らしい香りの主張があります。
季節のものはそのもの以上の価値があるように思います。

今日のまかないは芹菜鶏丁(チンツァイチーテン)です。
調理を担当します。
春雨と頂き物のウドの酢味噌和え(白味噌)付きです。

セロリと鶏肉の炒めものです。軟白葱も入っています。
サイコロ状に切った鶏肉をチャンして他の具材と一緒にネギ、生姜、酒、醤油、塩、砂糖、葱油、スープ、胡椒、化学調味料、水溶きデンプン、ごま油で仕上げ。
ちょっと塩味が強いけどバランスは良いとのこと。

それはともかく今日のメインは白味噌を使ったウドの酢味噌和えかと思います。
こんなに爽やかな酢味噌和えは今までいただいたことがなく、衝撃です。
味噌がウドの前に出ることなく、むしろウドの風味を引き立てている。
奈良の人にとってのウドの酢味噌和えはこうなのかと思うと日本は狭いけれど深い・・と言いたくもなるようなならないようなそんな気分にさせられます。

今日のまかないはサバとハタハタと2種類の酢味噌和えです。
鶏モモ肉の焼きもの付きです。

自分の生活においてハタハタを飯寿司以外で、というのはあまりない食べ方のように思います。
どちらにせよクセがなくて食べやすい。干したものに麹がまぶしてあったような気がします。
ししゃもよりごつい骨を丸ごといただきます。

2種類の酢味噌はタコときゅうりと青ネギと赤カブ、そしてウドです。
酢味噌・・個人的に収める引き出しがまだ見つかっていないような気がします。

鶏モモ肉は基本的にかえしで味付けしてあります。
シンプルでこれでもう充分なおいしさ。