今日のまかないは砂肝とニラの炒めものと和風ハンバーグ定食です。
頂き物の煮豆付きです。

砂肝は丁寧な下処理のおかげで適度な食感が楽しめます。
生姜が効いた濃い目の味付けに食欲がかき立てられます。
ニラと玉ねぎが実に甘い。。

和風ハンバーグは豆腐入りです。
しっかり味が入っているので大根おろしだけでも十分ですが、付け合わせの野沢菜の麹漬けと一緒にいただくことで気分的に和風感が増します。

煮豆は程よく食感があり、味もしっかり甘め。
やはり日本の煮豆は甘くてなんぼ・・と思いました。

今日のまかないはニシンと肉じゃがの定食ホタテの刺身付きです。

ニシンは糠漬けでしょうか。
程よい塩加減と香ばしさがニシンの旨味を引き立てているような気がします。

肉じゃがは普段では考えられない出来事により、ほんのりカツオ風味となってます。
「珍しいものだから見ておいたほうがいい」と言われ目を向けると、そこには今まで煮ていたそれをザルにあけ、煮汁を捨てているマスターの姿が・・・。

ホタテは頂き物のおこぼれに預かりました。
とても肉厚で甘い実に立派なホタテです。
店の名前を出したいくらいです。

今日のカレーは「SUPERMARKET 成城石井 desica 有機キアヌとガルバンゾビーンズのスパイシーカレー 主原料は動物性由来の原料不使用 9種類のスパイス 有機キヌア2.7%配合(仕込時)」です。

ガルバん・・なんとかはひよこ豆のことでしょうか。
小さいながらもしっかりモサモサと主張しています。
強く尖ったスパイス感は9種類と絞ったことで得られているかと思います。
トマトの爽やかさをしっかり出しつつも酸味はそこそこに抑えられています。
甘味は砂糖によるところに感じられますが、化学調味料不使用でこのおいしさということに加え、やはりそれゆえにスッキリとエッジが立った旨味に透明度の高さが感じられます。

今日のカレーは「SUPERMARKET 成城石井 desica 骨付き肉を煮込んだ旨味たっぷりバターチキンカレー 丸鶏から炊き出したチキンブイヨン 24ヶ月熟成パルミジャーノ・レジャーノ1.9%配合」です。

バターチキンカレーらしくまろやかで深みのある旨味が感じられる一方で、強い甘味がコクをくどさに変えているようにも思います。
さらにチーズの風味が引き立て役ではなく、チーズチキンカレーと言いたくなるくらいちょっと前に出ちゃってるように感じます。
パルミジャーノ・レジャーノを主張したかった、とでもいうのでしょうか。
それはトマトの酸味が全体を引き締め、すっきり感を出せないほどであるようにも思えます。
一方で化学調味料を使わずにここまでえげつないほどうまいと思わせてくれることに膝が震えます。
骨つき肉はゴロッと、そしてホロッと。なかなかの贅沢感です。

今日のまかないはニラともやしの炒めものです。
調理を担当します。
煮物と肉なし酢豚、かぼちゃのポタージュ付きです。

以外と難しいニラともやしの炒めもの、とのこと。
もやしの食感を残しながらニラから甘みを引き出す加減。
そして見事に炒めすぎていますがそれはさておき、これに卵やら何やらが入れば上のなんだか駅の前のほなんとか閣の定食メニューなのだとか(40年前)。
ある程度シンプルなものは食べ飽きしないので常食にはもってこいです。