2011年4月22日(金)
ムーミン。朝ごはんを探しに潜る。
ムーミン谷の仲間×39
火を噴く山が 暴れたので、
ムーミン谷は洪水に。
やっと、朝が戻ってきました。
おだやかに晴れ渡った天気でした。
ムーミン谷の山並みは、ばらばらに切り離され
いくつかの島が集まってみえるように見えました。
「それは そうと 朝のコーヒーがないよ。」とパパ。
「ぼくが 潜っていって、コーヒーの缶を取ってこようか?」とムーミン。
「いい子ね。でもそんなに長く、息を止めてられないんじゃない?」とママ。
パパは自分の部屋に行って、手回しのドリルとのこぎりを持ってきて、床に穴を開けはじめました。
やがてママは、自分の台所を、はじめて上から眺めることになりました。
鈍く照らし出されている、うす緑色の水槽の中を、ママはうっとりとのぞきこみました。
だんろや、流し台や、くず入れが、水底にぼんやりとみえます。
「ママ、ぼく潜ってくるよ。」
「すてきなピクニックね。ぼうや、コーヒーとお茶わんも取ってこれる?」
こんなにスリルのある朝ごはんは、はじめてでした。
「ムーミン谷の夏まつり」より/トーべ・ヤンソン作
いつでも 楽天的なママ、それと ムーミン一家。
今回は 25×30㎝のフェルト地をベースに羊毛を刺していきました。挿絵では、ストーブの取っ手に靴下がぶら下がっていますが・・・
Roland kirkのLover Man
ムーミン谷は洪水に。
やっと、朝が戻ってきました。
おだやかに晴れ渡った天気でした。
ムーミン谷の山並みは、ばらばらに切り離され
いくつかの島が集まってみえるように見えました。
「それは そうと 朝のコーヒーがないよ。」とパパ。
「ぼくが 潜っていって、コーヒーの缶を取ってこようか?」とムーミン。
「いい子ね。でもそんなに長く、息を止めてられないんじゃない?」とママ。
パパは自分の部屋に行って、手回しのドリルとのこぎりを持ってきて、床に穴を開けはじめました。
やがてママは、自分の台所を、はじめて上から眺めることになりました。
鈍く照らし出されている、うす緑色の水槽の中を、ママはうっとりとのぞきこみました。
だんろや、流し台や、くず入れが、水底にぼんやりとみえます。
「ママ、ぼく潜ってくるよ。」
「すてきなピクニックね。ぼうや、コーヒーとお茶わんも取ってこれる?」
こんなにスリルのある朝ごはんは、はじめてでした。
「ムーミン谷の夏まつり」より/トーべ・ヤンソン作
いつでも 楽天的なママ、それと ムーミン一家。
今回は 25×30㎝のフェルト地をベースに羊毛を刺していきました。挿絵では、ストーブの取っ手に靴下がぶら下がっていますが・・・
Roland kirkのLover Man
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