20131016(水)

墨の世界 モリヒコ プランテーションにて


墨の世界 モリヒコ プランテーションにて

昨日 森のヤシンカへ 会場入りする前に

モリヒコ プランテーションに立ち寄り

最終日の 「市川義一 筆墨 365展」に行ってきました。

     
画像



義一さんは 札幌 森彦のオーナーのお父様で

齢70に なたれた方です。

毎日 歯を磨き 顔を洗い 珈琲をいれ

ひと息ついたところで 墨を磨り、


半紙に 毎日の日記を筆を躍らせたものが 百冊にもなり

このような展覧会を開いたそうです。


     
画像


新聞の切り抜きや 個展の案内状 その日食べた魚の絵などを書き込んであったりして スクラップ帳のような 趣きでした。


まとまりを 和綴じで製本してあります。

表紙も筆で 描かれています。


ブースに置かれている 白手袋をはめて

ページをめくります。


     
画像


一日一手といって 毎日 左手のスケッチをしたクロッキー帳も ありました。


1年と4カ月分 450点あまりです。


     
画像


     
画像


巻物も圧巻でした。


     
画像


     
画像


図書館から借りた「縄文物語」宋 左近著 を返却するときに
覚え書きにしたものだそうです。

そのなかに 書かれていたコトバが とても印象に
残ったので

メモ書きしてきました。


縄文の土器に多出する穴 これは形です 場所です

そこを通って 人間の魂が上昇してゆく通路 トンネルです

だが 同じく縄文の土器に多出する渦 これは運動体です

人間の魂を上昇してゆく螺旋進行の列車というより むしろ宇宙船なのです

「縄文物語」第2巻 宋 左近著~


会場のレイアウトもステキでしたが

この方の 生き方や世界観の伝わる

とてもアナログな世界に驚きました。


そして 毎日 続けてきたことが アートになってることにも 感動しました。


もともと デザインの仕事をされてる方ですので
とても感性が素晴らしいです。



     
画像


     
画像

  

     
画像

ギャラリーの階下に降りて

美味しい季節の珈琲を頂いて

ココロに栄養も 頂いて プランテーションを後にしました。






 コメント 
このブログはコメントを受け付けていません






 ABOUT
ふしぎのくにのものづくり工房
羊毛で ぬくもりを感じるものづくり

オーダーも承ります
お気軽にお問い合わせください

Web ショップ
https://shop.fusiginokunino.jp

委託shop 
* アンティーク チセ(帯広)
* flowmotion(帯広)
* 十勝手仕事屋ブーオ(帯広)
* 真鍋庭園ガーデンセンター(帯広)
* 三股山荘(上士幌)
* 手作りクレヨン工房トナカイ(標茶) 
* マウレ山荘(遠軽)
* 知床自然センター財団ショップ
*   Co mo feel(札幌)

性別
エリア帯広市
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2011-01-09から
973,015hit
今日:208
昨日:944


戻る