2014728(月)

 光の森にて  シリ コロ カムイ Ⅰ


 光の森にて  シリ コロ カムイ Ⅰ

生きていて よかったなぁ・・・

素晴らしい場所に 出逢わせて頂きました。



前田一歩園財団外部リンク主催の自然セミナー”生命を紡ぎ 育む森林をアイヌ文化と植物を通して感じよう! 光の森 フォレスト・ウォッチング”にて 
阿寒の森を散策してきました。



アイヌ文化の研究をおこなっている本田優子先生(札幌大学・副学長、二風谷に移り住み萱野茂氏の助手をつとめ アイヌ語辞典の編纂に携わる)と

植物研究家で道東の希少野生植物の調査・研究をおこなっている 高嶋八千代先生の 講師のもと 、

財団のスタッフと共に 森で出逢う植物のガイドを聴きながら なんとも 贅沢で貴重な体験をさせて頂きました。



普段は 中々 足を踏み入れることのできない森。


大きな 大きな 木が たくさんありました。

そして はじめて出会う草花にも 逢えました。



光の森で 出逢った草花は・・・・



     
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コウモリが羽根を広げたような ミミコウモリ。


   

     
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ハルカラマツ。(東北では欠落分布種・・)




     
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楚々として ひっそり咲く クルマユリ。




     
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魔除けにされていたという イケマ。




     
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目立たなく踏んずけてしまいそうな エゾスズラン。





     
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葉の先がピンク色のは ミヤママタタビ。
実は俵がたです。
普通のマタタビの実は 先がとがっているそうです。
アイヌ語で マタタンプ。





     
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大きな大きな 樹齢800年ともいわれるカツラの木。


アイヌ語でランコといわれ

女神とされ 丸木舟の材料にもなり
いろんな伝説がうまれている木です。


樹木は シリ コロ カムイ。

大地を   持つ 神。

アイヌには 樹木が大地を支えているという世界観があるそうです。


すべてのものに 神が宿り

役割無く 天からおろされたものは ひとつもない・・・と



森を歩き シナの木の花の 蜜のような甘い香りに
包まれながら 


生きててよかったぁ・・・と。



                   つづく・・・^^



写真の整理をしつつ 森で感じたことを味わいながら

また お知らせできたらと思います。



昨日の早朝4時に家を出ましたが 途中の雨模様が阿寒湖に到着の頃にはあがり 森を歩いてるときは降らず 午後の座学の時間に窓の外はザーザー雨でした。

なんとも ありがたい自然の応援と思いました。  






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