2011219(土)

遺された品。


遺された品。

多分、60年前のものだと思います。
父が使っていた ミノルタのカメラ、ドイツ語の辞書、初給料で買ったらしい時計。

私の手元にあります。

     
画像

カメラは何度かフィルムを入れて 礼文島へ行った時などにモノクロ写真を撮りました。

時計はメンテナンスして 竜頭をまわせば ちゃんと時を刻みます。
写真の中の着物姿の若かりし父の腕に それはありました。

ドイツ語の辞書には ところどころに赤線が引かれています。皮の表紙で 裏表紙には万年筆で書かれた名前。

ドイツ語はチンプンカンプンですが 学校時代、ドイツ人のシスターの先生が何人かいらして ドイツの暮しなどよく話してくれ、親しみを持っています。

     
画像

三歳の時に父は逝ってしまったので このような品々を手元に置き 彼の青春を想うのです。

時々 辞書を開いてみたり、時計を身につけたり・・・。しているからね、”おとうさん”。


そして ばあちゃんが編んだ毛糸の靴下。

     
画像

下宿屋を長年営み、ご飯づくり以外の時間は ただひたすらに 大好きな編み物をして過ごした人。

今も ばあちゃんの 靴下 はいているからね。”ばあちゃん”






 コメント 
このブログはコメントを受け付けていません






 ABOUT
ふしぎのくにのものづくり工房
羊毛で ぬくもりを感じるものづくり

オーダーも承ります
お気軽にお問い合わせください

Web ショップ
https://shop.fusiginokunino.jp

委託shop 
* アンティーク チセ(帯広)
* flowmotion(帯広)
* 十勝手仕事屋ブーオ(帯広)
* 真鍋庭園ガーデンセンター(帯広)
* 三股山荘(上士幌)
* 手作りクレヨン工房トナカイ(標茶) 
* マウレ山荘(遠軽)
* 知床自然センター財団ショップ
*   Co mo feel(札幌)

性別
エリア帯広市
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2011-01-09から
1,011,583hit
今日:355
昨日:242


戻る