絵本+フェルト(35)


2019328(木)

絵本「スーホの白い馬」より〜羊毛フェルトで


絵本「スーホの白い馬」より〜羊毛フェルトで

モンゴル民話の
絵本「スーホの白い馬」(大塚勇三/再話 赤羽末吉/画 福音館書店 初版は1967年 10月1日)より〜


羊毛フェルトでスーホと白い馬をこしらえました^^

昨日 出版社より二次使用の許諾を受けましたので
紹介します (^O^)/
ありがとうございます!!



この物語はモンゴルの草原で暮らすスーホという少年と白い馬のお話しで
モンゴルに伝わる楽器、馬頭琴がどこからうまれたかの由来のまつわりです。


哀しくも温かく
泣けてくるような人と動物の絆を感じます。




・・・スーホが飼っている羊を追って出かけたある日
あたりが暗くなっても帰らず おばあさんが心配していました。

いったい どうしたのでしょう。

周りのみんなが心配でたまらなくなったころ、スーホが何か白いものを抱きかかえて走ってきました。

生れたばかりの小さな白い馬でした。


     
画像

(表紙のシーンのしっかりとした意志を感じるスーホと大事に抱きかかえられた馬を 羊毛フェルトで立体にしてみたかった)


スーホは帰り道で倒れてもがいていた白い子馬を拾い、その子馬を大切に育てます。。。

あらすじはこちらから → スーホの白い馬/Wikipedia外部リンク


     
画像

なんというか、
生きるということは つらいこと、悲しいこと、悔しいこと、
理不尽なこと、
楽しいこと、嬉しいことなど 様々なことがあります。

そういうものをこの絵本が内包しているように感じたんですよね。

前から取り組んでみたい題材でしたが、
やっと出来る自分になってきた、、といいますか。。(*´-`)






こちらの絵本、
再話の 大塚勇三(1921~2018)さんは「長くつ下のピッピ」や「スプーンおばさん」など沢山の本を翻訳されている方です。
昨年、他界されたんですね。。

画の赤羽末吉(1910~1990)さんは 代表作に「かさじぞう」や「ももたろう」などの多数、印象に深く残ります。

人生の先輩たちがこのような世界を世代を超えて
絵本という形で教えてくれることに 感謝しています。

また 佳きタイミングで
皆さんにみてもらえる機会を持てたらと 思っています^^



追記。。。

スーホの着てる服(おそらく民族衣装のデール)は寸法を計り
一応 型紙をとり手縫いしました@
     
画像

それから、はじめ表紙のスーホの足元はブーツを履いていると思い込んでフェルトでこしらえましたが、よーく見直すと本文の中のスーホは全部 裸足だということに気がつきました!

それでやり直して足指を一本いっぽんこしらえたのです。。^^





・・・・朝のうちは
まだマイナス気温で 霜柱などもガシャガシャ足元にあります。


いつも森のある場所へ行くと
そこには8匹ほどのエゾリスが居ますʕ•ᴥ•=ʔ

いろんな方向からショリショリとクルミを削っている音が聴こえてきます♫
     
画像

     
画像

     
画像

     
画像

こんなふうに 同じ木の上と下で
シンクロしているような姿でカリカリ クルミを食べていましたよ^^
まあるい影 わかるかな?
     
画像


こちらは 木の実 探し中!
     
画像



ツグミもいました∧( 'Θ' )∧
     
画像


空は青く
晴れていて 気持ちがいいなぁ( ´ ▽ ` )ノ

     
画像

     
画像


福寿草やスノードロップ
クロッカスの蕾など 庭先に見えはじめて 
嬉しいです♪( ´θ`)

ささやかなことが嬉しいのが なんだか幸せ。


この記事のURL2019-03-28 09:05:53

2017731(月)

魔女さんのホウキとか 帽子とか!


魔女さんのホウキとか 帽子とか!

先日 作品展に来てくださった方からメールをいただきました^^


”手のひらサイズの とんがり帽子と魔女が使うようなホウキを作っていただくことは可能でしょうか。
9月の個展で展示したいと考えています・・・・”と



はい、もちろん可能です!ってことで

画像(彼女の描いた絵)を送ってもらったり
何度かやりとりをして 完成し  今日 お渡ししました^^

     
画像


フェルトのとんがり帽子は高さ5センチ、
ホウキは長さ7センチです。


これは Yukinaさんのオリジナルな絵本に登場するキャラクターの小道具なんですよ〜(^O^)

     
画像


そして はじめての絵本個展「this is Me」が
9/26(火)〜10/09(月)札幌の musica hall cafe外部リンク
開かれるそうです!!
(狸小路6丁目の近く、長栄ビル3F)

     
画像


Yukinaさんは子どもの頃に英語の絵本を読むようになって 英語が好きになり、
今では子どもたちに英語を教えている 若いお嬢さんです ♪(´ε` )

そして水彩色鉛筆で絵や英語の絵本を作成しているんですって。


どんな世界が 広がるのか楽しみです〜^^


今日 雨の中 バスで来てくれました。
(帰りは ホウキにまたがって 助走をつけて飛んで行きました=3
小さすぎやん 笑)


ご縁を ありがとうございます!





     
画像



     
画像






今、オーダーをいただいている
ハンガリー原産の 食べる国宝のマンガリッツァ豚を 羊毛フェルトで こしらえ中です!

先日 十勝ヒルズに取材させてもらいましたが
とっても愛嬌があって 愛情深い豚さんでした@

     
画像

クリクリの毛が生えているので コツコツと
今 植毛中ですー



庭のルリタマアザミ
針の先みたいな蕾に ちっさな紫の花が咲いてきました〜*
     
画像


この記事のURL2017-07-31 14:45:01

20141121(金)

 絵本「かわうそ 3きょうだい」より~


 絵本「かわうそ 3きょうだい」より~

絵本「かわうそ 3きょうだい」(あべ弘士・作・絵/
小峰書店)より~


かわうそ 3きょうだいを 羊毛フェルトで作りました^^


作者のあべさんは 25年間 旭山動物園の飼育員をされ
その後 動物をモチーフにした たくさんの絵本を描かれています。


なんでも かわうそが 大好きなんですって!!


     
画像



”あき、つきの きれいな よるです。”・・・・

から はじまるこの絵本は

ほとんどが ザバーンや ドボーン、ポチャンなど

リズミカルな音コトバで いっぱいです♪



仲良し 兄弟が月のキレイな夜に

次々に 川に飛び込むお話しです(^-^)/


愛嬌ある 3兄弟の表情が 愉快です。



先日 こちらのかわうそたちの

使用許諾も 作者様、出版様からおりましたので

来春の4月に予定している

旭川 「こども冨貴堂」のギャラリーKIDZの絵本からの~作品展にて展示の予定です。



作者のあべさんは この老舗絵本屋さん「こども冨貴堂」の設立に携わったおひとりでもあります。


先日は 上士幌図書館主催の講演会にて

「こども冨貴堂」の店長である 福田洋子さんの
お話しや 読み聞かせを聴かせてもらい ご縁を頂きました。


絵本を通したお話しに とても感動して


あらためて いいものだなぁ~と 思いが深まりました。


地道に コツコツと羊毛の手仕事で

自分はじぶんの 表現で

素敵な世界を伝えていきたいなぁ・・・と 感じました。






霜のおりた白い道


カブチョ^^
 
     
画像



引きつづき

こちら開催中です。


     
画像






 


この記事のURL2014-11-21 20:16:51

20141110(月)

  * 「手ぶくろを 買いに」銀ぎつねの親子


  * 「手ぶくろを 買いに」銀ぎつねの親子

銀ぎつねの

お母さんと 坊や。



     
画像



「お母ちゃん、おててが冷たい、おててがちんちんする。」

と言って、


濡れて牡丹色になった両手を母さん狐の前にさしだしました。



母さん狐は、

その手に、はーっと息をふっかけて、


ぬくとい母さんの手で やんわり包んでやりながら、


「もうすぐ暖かくなるよ、

 雪をさわると、暖かくなるもんだよ。」と言いましたが、


かあいい坊やの手に霜焼ができてはかわいそうだから、

夜になったら、町まで行って、

坊やのおててにあうような

毛絲の手袋を買ってやろうと思いました。


                     ・・・・・


暗い暗い夜が風呂敷のような影をひろげて

野原や森を包みにやってきましたが、

雪はあまり白いので、

包んでも包んでも白く浮かびあがっていました。




親子の銀ぎつねは洞穴から出ました。

子供の方はお母さんのお腹の下にはいりこんで、

そこからまんまるな眼をぱちぱちさせながら、

あっちやこっちを見ながら歩いて行きました。

   「手ぶくろを 買いに」より~(新美南吉・作/k黒井健・絵/偕成社)


     
画像


     
画像
   




     
画像




     
画像



ピンぼけ ですね・・・m(¥。¥)m


こちら、開催中の中札内村図書館の外部リンク作品展 ご案内です。。


この記事のURL2014-11-10 17:10:34

2014327(木)

  ジオジオです~あれ?だれかに似てる?


  ジオジオです~あれ?だれかに似てる?

絵本「ジオジオのかんむり」(岸田衿子・作/中谷千代子・絵・福音館書店)より・・・



ライオンの王様 ジオジオ(羊毛フェルトの)が 威風堂々と? え?


うまれました~



      
画像





糸を紡いで たてがみをはやして  もしゃもしゃ~^^




かんむりは お正月に食べた ガレット・デ・ロワっていうフランスのおめでたいパイについていた かんむりをリサイクル。
ちなみに ルセット・ショコラさんのです。



あとで もうちょっと違うものに 替えるかも・・ね


     
画像



     
画像




先日から チクチクしていた羊毛で描いた ワンシーンと一緒に。。


かんむりないと レゲエマン みたい♪
ドレッドヘアー~だし。



ゆうべ ジオジオの顔が まだ途中で、


     
画像


あれ?

だれかに 似てる?ってなって。。


お~!! 上條恒彦さんだ!!って なりました(^u^)/


この記事のURL2014-03-27 16:29:44

<<
>>




 ABOUT
ふしぎのくにのものづくり工房
羊毛で ぬくもりを感じるものづくり

オーダーも承ります
お気軽にお問い合わせください

Web ショップ
https://shop.fusiginokunino.jp

委託shop 
* アンティーク チセ(帯広)
* flowmotion(帯広)
* 十勝手仕事屋ブーオ(帯広)
* 真鍋庭園ガーデンセンター(帯広)
* 三股山荘(上士幌)
* 手作りクレヨン工房トナカイ(標茶) 
* マウレ山荘(遠軽)
* 知床自然センター財団ショップ
*   Co mo feel(札幌)

性別
エリア帯広市
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2011-01-09から
988,546hit
今日:902
昨日:264


戻る