off time(166)


2011214(月)

星になった ナナオの詩。


2008年 12月 星になったナナオ。

98年 9月 「山の工房」(借りている廃校のアトリエ)に一緒に行ったときに うまれた詩を紹介します。

散歩の後 万年筆とノート、おむすびを机に置き 残した詩です。

  宇宙一周の旅ごろも

宇宙一周の旅ごろも
ふと 立ちどまる
ここ 地球は 九月の空の下
エゾ松 カシワ ヒグマの森

   ヤマブドウ コクワの実 青く固く群れて
   人かげの前に 後に 孔雀蝶群れて・・・

   雨すだれ遠ざかり
   乗用車のわだちに ならび よこたわる
   蛙一ぴき 青大将一ぴき

蛙は 青大将に 喰べられる
青大将は 乗用車に 喰べられる
乗用車は 鉄錆に 喰べられる
鉄錆は 大気に 喰べられる
大気は 蛙に 喰べられる
蛙は 青大将に 喰べられる
青大将は・・・

   森の下ばえ
   人の背ほどに とある草群れて
   草には 謎めく 青むらさきの花群れて・・・

   マルハナバチ一ぴき
   トリカブトの花に 喰べられた

   と 思ったら

   なんと この蜂
   花粉まみれの 旅ごろも
   宇宙の果てまで 飛んでった

      1998 北海道 剣山・ななお さかき

    
       
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それから 詩集「ココぺリ」

       
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   初めに 言葉ありき
    言葉は 魔法
    魔法は イノチ
  イノチは ひたすら 歩いて
  今日となり お前となった

      では

             ななお


と最後にあります。

画家 ジョージア・オキーフ宅を訪れた時の話しや ロッキー山脈から立ち小便をしたという話しを してくれました。
スケールの大きな人でした。。。


この記事のURL2011-02-14 21:14:20

201129(水)

お道具、45年前の・・・


お道具、45年前の・・・

お雛様を飾りました。小ぶりな七段飾りです。
45年まえのものです。

久しぶりの対面 嬉しく思います。
お道具は木で作られ塗りがしてあります。

    
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子供の時にジョアの空きボトルで作った雛様も一緒にでてきました。

    
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        引き出しもちゃんと開きます。

    
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鏡台についていた房の片方は赤ん坊の私のお気に入りで なめてなめて とれてしまいました。らしいです。

いくつになっても 小さなお道具やお雛様はいいもんですね。


この記事のURL2011-02-09 09:45:15

201126(日)

もしかして、お宝かも?・・・


もしかして、お宝かも?・・・

中学の時から ちょっと面白いとか、美しいとか、懐かしい雰囲気の包み紙や パッケージをスクラップしていました。

最近は あんまり心動かされるものがないので たいしてしてないんですが・・・

そのスクラップbookは5冊!
えびせんの 昔の透明なビニールのもあったりして なんかヘンな中学生だったのかも?

でも もしかして
お宝だったりして^^

     
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             すみれ半紙、梨の包み紙・・

     
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             赤福、仕出しの赤飯の紙・・

食品から、服のタグ、絵具の帯などなど多種に及ぶ。
和もの、洋もの。

油絵は小3に始めて、絵を描くのが好きだったから、パッケージの色合いに興味をもったのかな。今は全然 油絵はやってませんが。


今日、ちょっとお邪魔したY宅・天井近くから下を写す
        
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  和紙のまん丸の照明が素敵でした。
  落ち着ける じっと腰をすえて居たくなるおうちです。


この記事のURL2011-02-06 20:36:22

201126(日)

ねないこ だれだ~


ねないこ だれだ~

ゆうべ よなべをして作ってしまいました。
保育園の0歳児のクラスに 読み聞かせの時に登場させる”おばけ”です。

絵本「ねないこ だれだ」(せな けいこ・作・絵)
この絵本が子供たちは大好きです。
親しみ持って”おばけさん”をながめています。

   
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こんな絵本です。
どぉ?
いいかんじかな?

   
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家にあった材料でチクチク手縫いしました。
中にはキルト芯と綿をいれて。

手が入るようにね!

子供たち喜んでくれるかなぁ・・・
反応が楽しみです。うふふ。


この記事のURL2011-02-06 09:45:45

201124(金)

亡き父の友人から届いた贈り物。


亡き父の友人から届いた贈り物。

43年前に亡くなった父。
年が明けてから 連絡が取れるようになった父の親友からメキシコの刺繍が届きました。
フレームに入れて飾りました。
毎日のように 若かったころの父との思い出を葉書に綴り送ってくれます。

    
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その方はメキシコの日本人学校に赴任されていたかたで、父とは15才の時からの友人です。
父は炭鉱夫でした。
美唄の炭鉱のガス爆発事故で亡くなりました。
36歳でした・・
ほんとうは、中学の教師として勤めたかったが僻地での求人しかなく どうしても美唄を離れることができませんでした。

    
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これは 映画「闇を掘る」のポスターの原画です。
監督とのご縁で描かせていただきました。
後ろでスコップにもたれて眠っているのは私の姿です。
父がとってくれた写真に残っていました。
そして 仕事を終えでてくる鉱夫たち。

父との思い出は 3才の私にはほとんど無く こうして時を経て父の友人とのやり取りは ほんとうにありがたいです。

今でも父を覚えてくれている人がいる。

父が引き合わせてくれたんだろうと思います。

手紙のやりとりは続きます。
雪が溶けたら 母を連れて逢いにいこうとおもっています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


この記事のURL2011-02-04 07:05:14

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