ムーミン谷の仲間(39)


201147(木)

ヘムレンさん。


ヘムレンさん。

ヘムル族のひとり。

”収集の好きなヘムレンさん”
男性なのに おばさんの形見のスカートをはいてる。

切手の収集に熱中し、すべての切手を集めきってしまうと生きる喜びがなくなり、
目の前が真っ暗になる。

その後植物収集にシフトし、いっぺんに元気になる。


おしべや 葉っぱの数を数えるのに忙しくて、
花の美しさには あまり気にとめていない。

好きなことにとことん のめり込む こんなおじさんいそうですよね。

     
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ほかに スキー好きんなヘムレンさん、
    静かなのが好きなヘムレンさん、
    警官をしているヘムレンさんなどがいる。



     
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それから 今朝届いた フィンランドのムーミンたちのクッキー型。焼くのが 楽しみです!ミイがでっかいな。


この記事のURL2011-04-07 10:23:50

201146(水)

橋のてすりで・・・友と語る。


橋のてすりで・・・友と語る。

両足を水の上にたらして、ぷらんぷらんさせながら。

この川では、ふたりはいろんな 冒険をしたものです。

さまざまな事を思い出しながら
のんびりした気持ちでいます。

そして ここから スナフキンは旅立っていった。

     
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「それで いつたつの?」

「いま、   すぐさ。」


「春の一番はじめの日には、ここに帰ってきて、
また君の窓の下で、口笛を吹くよ。
一年なんか たちまち過ぎるさ。」

「そうだね。じゃあ、ごきげんよう。」
ムーミンが言うと

「じゃあ、また。」
スナフキンも言いました。

こうしてムーミンは 橋の上に ひとりでのこされたのです。

スナフキンの姿がだんだん小さくなって、
とうとう銀ポプラとプラムの木の間に消えるまで
ムーミンはじっと見送りました。


橋は白樺の皮を使ってみましたよ。





     
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今日 庭に遊びにきたクジャク蝶。くちばしくるりんとのばして クロッカスの花蜜をすっていました。しばらくじっとして 観察しました。右の羽根がちょちょぎれていました。

今日はこれから新得の友が遊びに来ます!


この記事のURL2011-04-06 13:49:08

201145(火)

モラン。世界一冷たい、大きな魔物。


モラン。世界一冷たい、大きな魔物。

モランが歩いた後は凍り、
座ったあとは 草花も生えない場所になる 孤独な冷たい大きな魔物のおばさん。

けれど 灯りや焚火など、人が集まる暖かいところへ近づきたがる。

みんなに怖がられているが
その心の寂しさをムーミンやミィはわかっている。

話すことも 話しかけられることもないモラン。

  
     
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ある夜 モランがムーミン屋敷のこぼれるランプの光に誘われ ベランダ近くまでやってきます。

モランが長く同じ場所に座っていたところは、
地面は凍りついていました。
灯りのほうへ近づこうとずっていくと 草はガラスが割れるような音をたてました。

みんな こわがって ランプを消し 隠れました。

次の朝 ムーミンは、庭中モランの通った後を回ってみました。

ムーミンは 自分がモランだったらと空想して背中をまるめて のそりのそりと歩きました。

モランにはなりきれませんでしたが 世界でひとりぼっちの気持ちになりました。(ところどころ ムーミンパパ海へいく から抜粋・トーべ・ヤンソン作)

そののち ムーミン一家がカンテラをつけて 船で小さな島へ行ったとき

モランは海を凍らせて ムーミンたちを追っていきます。

浜辺にやってきたモランは ムーミンが来るのを待っていました。

ムーミンとモランは浜辺で顔を合わせるようになりました。

今までは だれもモランに近づこうと思ったものはいなかったのです。


そして ある日のこと カンテラを見ながらモランがダンスを始めたのです。

その後 何日かすると今度はダンスをしながらハミングをするようになりました。

ついには モランの身体があたたかくなり
それまで荒れ狂っていた嵐や島の大地の異変もおさまりました。

島は平穏になり ムーミン一家の不安も消えました。とさ


~ムーミンの 相手になってみるという空想は素敵なことだなって思いました。そして モランが好きになりました~


自分のアホさ加減! 夢中になってムーミンの本片手に読んでいて、耳が痒くなっていつもの場所の耳かきを取り なんだこりゃ~耳の中にはボールペン。なんじゃこりゃ~耳かきとボールペンいつも右側に置いてあるんです。グリップの太い耳かきとはいえ・・・。そんなんです。夢中になるとそんな行いになってしまう。


この記事のURL2011-04-05 00:17:45

201144(月)

スノークのおじょうさん。


スノークのおじょうさん。

ムーミンのガールフレンド。

ふさふさの前髪があり おしゃれさん。

「わたしがすごくきれいで、あんたが わたしをさらってしまう遊びをしない?」などと ムーミンに言う。

また ムーミンが ほかの女のトロールを助ける時などは
嫉妬する。

ちょっと うぬぼれ屋さん。

スノーク族は 形もムーミン族に似ているが 違う種族。

感情によって からだの色が変化するという。

     
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今日は ムーミンと ピンクの雲にのって お散歩。

               
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それから、いつかの空

     
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この記事のURL2011-04-04 11:14:58

201142(土)

赤い髪の少年。


赤い髪の少年。

「遭難なさったのですか?」

少年はたずねました。

「まぁ、そういうところでしょうか。」

ママがこたえます。

「すくなくとも、お腹がすいていることはたしかですわ。」

少年は扉を広く開けて、言いました。
「どうぞ お入りください。」

     
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「海が嵐になると、ぼくは見張りに立ちます。
そして、この港に辿り着いたみなさんに、
海のプディングをごちそうするのです。
いつも そうなのですよ。」

     
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これは 「小さなトロールと大きな洪水」(トーべ・ヤンソン作)のお話しの一こまです。
「小さなトロールと大きな洪水」は 彼女の処女作です。
同じムーミンが登場する物語でありながら、あとに書かれたムーミン童話より30年も遅れて日本に紹介されたものです。

フェルトで描くにあたって ベースには 茜などで染めた草木染めのものを 使いました。

そして 一番気になるのは ”海のプディング”のお味です!


この記事のURL2011-04-02 10:10:19

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