2020年8月20日(木)
made in トカチの庭の14年後
おにわほうもん×15
理想の庭づくりを目指して、施主様のご理解もあり施工させていただいた「made in tokachiの庭」も14年目の夏を迎えました。
[2007年8月25日の事例報告記事]
住宅街の中に自然の林を切り取ったような景観を理想として表土の移植も行い、その遷移も楽しみのひとつでした。
施工当初の賑やかだった林床も、木陰と日向でその植生の形態も落ち着きを見せてようやく馴染んできたように思います。
施工当初は施工当初の楽しみ方があり、家主と一緒に歳を経て成長する樹木の輝きに生活のスタイルを重ね合わせ、眺める今を感じながら過ぎた年月を想う。
そんなゆっくりした時間が流れる感覚を味わえるのもこんな庭の楽しみ方ではないのかなと思います。
枯れた樹木もあります。
新しく芽生えた樹木や草本もあります。
枯れたのはここには合わなかったから。
生まれたのは生物や周辺の環境の流れの中での必然。
そう考えさせてくれる庭です。
そんなに広くはないスペースなんですけど無限に広がっているかのような、そんな錯覚に捉われます。
とにかく光が柔らかい、風が優しい、そんな空間です。
一時は鬱蒼としていて風の流れも感じられない閉鎖的な空間に感じられました。
植栽当初はどの木も我が我がと生き残ろうと必死に枝葉を伸ばします。
枝が絡み葉が重なり、不自然な環境が出来上がります。
10年もする頃には己を知るように、伸びる木、止まる木、枯れる木が「ここ」のバランスの中で絶妙な間合いを見せるようになります。
ふと立ち入る壮年の河畔林のように。
ここから次のステップが始まります。
楽しみです。
[2007年8月25日の事例報告記事]
ここの樹木はすべて在来種。
ここの草本は林床土の移植からの発生種。
石材を含めてすべてが十勝産。
その地に合ったその地での庭のあり方を目指したお庭です。
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[2007年8月25日の事例報告記事]
住宅街の中に自然の林を切り取ったような景観を理想として表土の移植も行い、その遷移も楽しみのひとつでした。
施工当初の賑やかだった林床も、木陰と日向でその植生の形態も落ち着きを見せてようやく馴染んできたように思います。
施工当初は施工当初の楽しみ方があり、家主と一緒に歳を経て成長する樹木の輝きに生活のスタイルを重ね合わせ、眺める今を感じながら過ぎた年月を想う。
そんなゆっくりした時間が流れる感覚を味わえるのもこんな庭の楽しみ方ではないのかなと思います。
枯れた樹木もあります。
新しく芽生えた樹木や草本もあります。
枯れたのはここには合わなかったから。
生まれたのは生物や周辺の環境の流れの中での必然。
そう考えさせてくれる庭です。
そんなに広くはないスペースなんですけど無限に広がっているかのような、そんな錯覚に捉われます。
とにかく光が柔らかい、風が優しい、そんな空間です。
一時は鬱蒼としていて風の流れも感じられない閉鎖的な空間に感じられました。
植栽当初はどの木も我が我がと生き残ろうと必死に枝葉を伸ばします。
枝が絡み葉が重なり、不自然な環境が出来上がります。
10年もする頃には己を知るように、伸びる木、止まる木、枯れる木が「ここ」のバランスの中で絶妙な間合いを見せるようになります。
ふと立ち入る壮年の河畔林のように。
ここから次のステップが始まります。
楽しみです。
[2007年8月25日の事例報告記事]
ここの樹木はすべて在来種。
ここの草本は林床土の移植からの発生種。
石材を含めてすべてが十勝産。
その地に合ったその地での庭のあり方を目指したお庭です。
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