2013年2月18日(月)
庭のデザイン・補助線
でざいん×4
補助線は、線形を決めるために引く線で、最終的にはお見せしないのですが、こうして見てみるとアートだなと思えたりもして。
ここでの線は採用された線ですから、ここまでたどりつくまでに何千本もの線を引いている事になります。
こんなアナログなやり方している人は少ないと思いますけど、ただひとつの点を見つけるために日々夜中までこんな作業を繰り返しています。
線だけ抜き出してみたらそれぞれに特徴があってちょっとピックアップしてみました。
下のお庭の補助線は、なんだか路線図のようです。導線の他に視線も落としてみたものです。一枚目との違いはすべて内向きの方向性を持っているところで、立地の条件が影響しています。
次は以前「ブルーアイズ・ガーデン」として紹介したお庭です。
閉鎖空間の中でセンターを揃えたので割と見やすくなっています。
次は都市計画みたいな感じです。かなり細かく割り付けをした事例です。これに以前の経緯の補助線を乗っけたら線だらけで何が何だかわからない状況です。気が遠のくほどの時間をかけて一本の線を導き出す作業の中から理にかなった線が見いだせた時は快感です。そうでない時は・・・・・・・・・。
過去の図面を眺めていて、補助線を眺めていてなんだかその過程を思い起こして、最近よくある(聞く)他社の図面をパクるってどういう神経なんだろうかとか考えて。
そんなの絶対にいい庭になるわけないのに。とか思って。
多くのデザイナーは、そのご家族の為にって一生懸命に考えて考えて絞り出してようやく生まれたカタチだと思うんだけどな。そこの勝負が出来ないのって庭をつくれますって言える場所にいないと思うんだけどな。
なんだかそんな事を考えた。
.
ここでの線は採用された線ですから、ここまでたどりつくまでに何千本もの線を引いている事になります。
こんなアナログなやり方している人は少ないと思いますけど、ただひとつの点を見つけるために日々夜中までこんな作業を繰り返しています。
線だけ抜き出してみたらそれぞれに特徴があってちょっとピックアップしてみました。
下のお庭の補助線は、なんだか路線図のようです。導線の他に視線も落としてみたものです。一枚目との違いはすべて内向きの方向性を持っているところで、立地の条件が影響しています。
次は以前「ブルーアイズ・ガーデン」として紹介したお庭です。
閉鎖空間の中でセンターを揃えたので割と見やすくなっています。
次は都市計画みたいな感じです。かなり細かく割り付けをした事例です。これに以前の経緯の補助線を乗っけたら線だらけで何が何だかわからない状況です。気が遠のくほどの時間をかけて一本の線を導き出す作業の中から理にかなった線が見いだせた時は快感です。そうでない時は・・・・・・・・・。
過去の図面を眺めていて、補助線を眺めていてなんだかその過程を思い起こして、最近よくある(聞く)他社の図面をパクるってどういう神経なんだろうかとか考えて。
そんなの絶対にいい庭になるわけないのに。とか思って。
多くのデザイナーは、そのご家族の為にって一生懸命に考えて考えて絞り出してようやく生まれたカタチだと思うんだけどな。そこの勝負が出来ないのって庭をつくれますって言える場所にいないと思うんだけどな。
なんだかそんな事を考えた。
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