2008年4月6日(日)
「いい庭」の心
庭縁雑感×15
当たり前に「いい庭」とは人それぞれであります。
たくさんお金をかけたからいい庭になるわけでもなく、カタチばかりに捕われても住まう人の気持ちとは違ったところにそれがあった場合には、やっぱり何か違った庭の佇まいになってしまいます。
結論を言えば、プランナーと「とことん」話し合うべきです。はずかしいとかくだらないとかは「そこ」にはないのです。
でも、多くのお客様は初めてお伺いさせてもらってお話をお聞きした時は「まったくわからない」とおっしゃいます。
それも理解できます。何ができて何ができなくてどんな物があってどんな形にしたらいいのか。
それはその通りです。だから「プランナー」がいるのです。
お客様は、理想を語れば良いのです。突拍子なくてもいいのです。現実離れしていてもいいのです。それを噛み砕いて形にするのがプランナーの仕事であり、現場技術者や職人の仕事なのです。もちろん出来ない事もありますが。
まず、考える事は小さな事からで、必要な物は何かとかからなら思い浮かぶと思います。
例えば、物置には何を入れるだろう?とか、車は今は2台だけど将来的には3台になるだろうとか、雪は敷地内でしか処理できないだろうとか、そんな事から最低限確保しなければならないスペースがわかってきますね。
次に何がしたいか?です。
花を育てたい。野菜を作りたい。焼肉をしたい。子供を安全に遊ばせたい。とか、そこからもスペース的なものが想像つきます。
あとは、どう魅せるか?はプランナーの腕です。
家の顔にもなるアプローチや住まう人が憩うテラスなどはイメージがなければ提案として出させてみるときっと自分の想像を超えたものが見られると思います。
「御予算は?」これも「まったくわからない」とお答えになるお客が多いですね。これがプランナー泣かせの言葉ではあるのですが、実際には「庭の値段」は住宅の坪単価みたいものが存在しないのでお客様がわからないのは当たり前の事なのですが。プランナーは、その住宅の佇まいや住まう人の趣向など色々な情報からプランをしていきますが、その中で最良のものを出したいと思うのが性分としてありますので、目安でも大まかでも金額を想定しておいた方が手戻りが少なくて「いい庭」になる条件のひとつになると感じます。
最後に重要なポイントです。
少なくてもここ十勝では提案と見積もりは無料のところがほとんどです。
プランニング能力が比較的高いと言われている土地柄なので、最低でも2社、多くても3社くらいに提案を出してもらう事をお勧めいたします。そして、他社にも依頼している事を伝える事です。3社なら3様のプランを見る事ができてそれぞれの特性も知る事ができます。その中でご自分の感覚に一番近いところに決めれば良いと思います。業者間でも競争心理が働きより良いものにしようとしますし、何よりもその切磋琢磨がプランンナーのレベルアップにつながるからです。
「いい庭」にならない方法は簡単です。「良くない業者」に頼む事です。
良くない業者とは、「自信」と「能力」と「モラル」の無い業者です。
見分け方は簡単です。
1)他社の図面で平気で見積もりを出す。
2)他社の見積もりを見てディスカウントしてくる。
3)他社を公然とけなす。
プランはプランナーの努力の賜物です。血と汗の結晶と言っても大げさではありません。
その労力を横取りして平気な業者にはモラルのかけらもありません。当然自信と能力もありません。
今の時代、そんなに大もうけできるはずがない絞り込んだ見積もりに対して数十万単位で値引きを提案してくる時点で「おかしい」と感じて下さい。
「モラル」の無い業者は平気で手抜きをします。断言できます。
良く言うのですが、お庭をつくらせていただいたご家族とは一生のお付き合いがはじまります。
モラルの無い業者はそのようなスタンスには立っていませんし、立てません。
ここまで言うのには理由があります。
どうぞ汲み取って下さい。
どうか、これからお庭を計画するお客様も公平な比較の中で、あなたにぴったりと合った業者を見つけて、「いい庭」を、そして「愛せる庭」と出会える事を願う次第です。
生意気を言わせて頂きましたが本心です。
どうぞ宜しくお願い致します。
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たくさんお金をかけたからいい庭になるわけでもなく、カタチばかりに捕われても住まう人の気持ちとは違ったところにそれがあった場合には、やっぱり何か違った庭の佇まいになってしまいます。
結論を言えば、プランナーと「とことん」話し合うべきです。はずかしいとかくだらないとかは「そこ」にはないのです。
でも、多くのお客様は初めてお伺いさせてもらってお話をお聞きした時は「まったくわからない」とおっしゃいます。
それも理解できます。何ができて何ができなくてどんな物があってどんな形にしたらいいのか。
それはその通りです。だから「プランナー」がいるのです。
お客様は、理想を語れば良いのです。突拍子なくてもいいのです。現実離れしていてもいいのです。それを噛み砕いて形にするのがプランナーの仕事であり、現場技術者や職人の仕事なのです。もちろん出来ない事もありますが。
まず、考える事は小さな事からで、必要な物は何かとかからなら思い浮かぶと思います。
例えば、物置には何を入れるだろう?とか、車は今は2台だけど将来的には3台になるだろうとか、雪は敷地内でしか処理できないだろうとか、そんな事から最低限確保しなければならないスペースがわかってきますね。
次に何がしたいか?です。
花を育てたい。野菜を作りたい。焼肉をしたい。子供を安全に遊ばせたい。とか、そこからもスペース的なものが想像つきます。
あとは、どう魅せるか?はプランナーの腕です。
家の顔にもなるアプローチや住まう人が憩うテラスなどはイメージがなければ提案として出させてみるときっと自分の想像を超えたものが見られると思います。
「御予算は?」これも「まったくわからない」とお答えになるお客が多いですね。これがプランナー泣かせの言葉ではあるのですが、実際には「庭の値段」は住宅の坪単価みたいものが存在しないのでお客様がわからないのは当たり前の事なのですが。プランナーは、その住宅の佇まいや住まう人の趣向など色々な情報からプランをしていきますが、その中で最良のものを出したいと思うのが性分としてありますので、目安でも大まかでも金額を想定しておいた方が手戻りが少なくて「いい庭」になる条件のひとつになると感じます。
最後に重要なポイントです。
少なくてもここ十勝では提案と見積もりは無料のところがほとんどです。
プランニング能力が比較的高いと言われている土地柄なので、最低でも2社、多くても3社くらいに提案を出してもらう事をお勧めいたします。そして、他社にも依頼している事を伝える事です。3社なら3様のプランを見る事ができてそれぞれの特性も知る事ができます。その中でご自分の感覚に一番近いところに決めれば良いと思います。業者間でも競争心理が働きより良いものにしようとしますし、何よりもその切磋琢磨がプランンナーのレベルアップにつながるからです。
「いい庭」にならない方法は簡単です。「良くない業者」に頼む事です。
良くない業者とは、「自信」と「能力」と「モラル」の無い業者です。
見分け方は簡単です。
1)他社の図面で平気で見積もりを出す。
2)他社の見積もりを見てディスカウントしてくる。
3)他社を公然とけなす。
プランはプランナーの努力の賜物です。血と汗の結晶と言っても大げさではありません。
その労力を横取りして平気な業者にはモラルのかけらもありません。当然自信と能力もありません。
今の時代、そんなに大もうけできるはずがない絞り込んだ見積もりに対して数十万単位で値引きを提案してくる時点で「おかしい」と感じて下さい。
「モラル」の無い業者は平気で手抜きをします。断言できます。
良く言うのですが、お庭をつくらせていただいたご家族とは一生のお付き合いがはじまります。
モラルの無い業者はそのようなスタンスには立っていませんし、立てません。
ここまで言うのには理由があります。
どうぞ汲み取って下さい。
どうか、これからお庭を計画するお客様も公平な比較の中で、あなたにぴったりと合った業者を見つけて、「いい庭」を、そして「愛せる庭」と出会える事を願う次第です。
生意気を言わせて頂きましたが本心です。
どうぞ宜しくお願い致します。
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