2019年8月30日(金)
microcosmos garden
Works(作品事例集)×231
駐車スペースを3台分確保されている事から小さなスペースでの整備になりますが、門扉・フェンス・土留ブロック・ガーデンテラス・菜園・花壇・植樹・階段デッキ等のフルセットです。
門扉にネームプレートと照明。
ガーデンテラスを中心としたお庭。
手前の平板は駐車スペースの増設部分。
ガーデンテラスのテクスチャーは印象的なダルストーンペイブというコンクリート製平板。
自然石を模したコンクリートとは思えないくらいの表現力で存在感抜群。
ブロックの土留と樹脂製フェンスが景観を引き締めます。
所々に遊び心も取り入れ「らしさ」を演出します。
今後植えられる緑が充実してくることで更なる印象の変化を楽しめるお庭になると思います。
・音更町
・施工協力:庭やたにぞえ
・設計:タカダヒロキ
>>施工事例専用サイト
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2019年8月26日(月)
庭縁記 2019.08.26
庭縁記×1152
夏の、あの暑かった夏の、おもいで。
この日は36度でした。
すてきな庭づくりにと勇む気持ちを削ぐかのように
夏は彼の地肌を焦すがごとく、まとわりつくねっとりとした湿度を伴ってほくそ笑むのでございます。
こんな時に限って機械が使えず、人力掘削などという過酷な響きの作業で彼の気力と体力を轍の底へと引きずりこむのございます。
この時に新鮮なこの時にアップしていればその苦労の一端でも分かち合えたものを、こんな秋の風が漂い始めた頃に、物言わぬあの暑さの塊から逃れられない理不尽な彼の境遇を今更察するなんて酷なことでございます。
流石に、機械仕事になれば快適だなんてそんな甘い話はないのでございまして、彼のバックホーには屋根が無かったのでありまして、そんな事を今更悔いるよりは傍の父と夜のビール話しで盛り上がりたいものではありますが、何せ父は焼酎党でありますから盛り上がらないのも無理はなかったのでございます。
な事を言いつつも真面目な性格が功を奏して現場は淡々と滞りなく出来上がっていくわけでありますが、どんな現場でもその場で判断しなければならない局面があるわけでありまして、その答えの先にあるのはお客様の笑顔であるという事は今更言うまでもない事でございますが、最近それさえも忘れている輩がいるのを目に耳にするにつけて、あぁ、今ココにいれて幸せなんだと噛みしめる所存でございますよ。
んな事を言いながらも現場はだんだん仕上がっていくわけで。
この頃は30度なんて涼しいとさえ感じるへんな空気がここ十勝を支配していたわけで。誰が言ったか言わないか「今日は熱燗だね!」なんていうジョークをスルーする日もございました。
今思えば懐かしい壊れ具合が心地よい日々でございました。
現場も大詰めを迎え暑さもピークを超える頃に現場にボブ・マーレーが流れていることに気づいたのでございます。
そのリズムは心地よく、溶けかかった心を癒すばかりかラテン寄りだった思考がラスタカラーに塗り替えられ実に心地よく作業を進めるに至ったのでございます。焼酎党の父の細やかな配慮であることに気づくまでにはそう時間はかからなかったのでございます。
おだった彼はいつも以上に丁寧に綿密にデコラティブにテルミンの奏でに耳を傾ける事もなく完成へと突っ走ったのでございます。いよいよその時は近づくのであります。
完成しました。
詳しくは事例集の方にアップさせていただきます。
初めての素材も多く使わせていただき、非常に楽しく興味をそそる作品になったと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
特に施主様には、日々のブログアップを怠りまとめてアップしてしまったこと深くお詫び申し上げます。
top photo:ミーナの庭から
2019年8月15日(木)
綾の庭
Works(作品事例集)×231
ファサード。
住宅を引き立てながらより楽しく特徴的に。
全景。
アプローチはタイル平板を採用。
ノンスリップ加工が施された高級感のある素材。
ナチュラル感を加味する木調ブロックをボーダー状に配してリズミカルに。
見る方向で印象の変化を楽しむ花壇。
ワンポイントにバラスト。
バラストは線路の敷石に使用されているものです。
メインガーデンに誘うアプローチは自然石風インターの網代敷き。
サイクルスタンドも全体の線形を意識した配置で。
ガーデンテラス。
ポップステップ!
今回からタッグを組んだ中野製作所製カーポート。
技術力と繊細な対応で信頼性抜群です。
隅切り破風でスペースを確保。
同じく中野製作所製2坪キャビン。
困難な要望にも的確に応えていただきました。
玄関ポーチの線形を基軸として派生させたデザイン。
違和感なく溶け込ますための工夫を試行錯誤した事例。
駐車スペースの配置もキーになりました。
理想的な建築前からご相談をいただけたケースです。
施工:庭十勝
施工協力:中野製作所(木製エクステリア)
設計:タカダヒロキ
>>施工事例専用サイト
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住宅を引き立てながらより楽しく特徴的に。
全景。
アプローチはタイル平板を採用。
ノンスリップ加工が施された高級感のある素材。
ナチュラル感を加味する木調ブロックをボーダー状に配してリズミカルに。
見る方向で印象の変化を楽しむ花壇。
ワンポイントにバラスト。
バラストは線路の敷石に使用されているものです。
メインガーデンに誘うアプローチは自然石風インターの網代敷き。
サイクルスタンドも全体の線形を意識した配置で。
ガーデンテラス。
ポップステップ!
今回からタッグを組んだ中野製作所製カーポート。
技術力と繊細な対応で信頼性抜群です。
隅切り破風でスペースを確保。
同じく中野製作所製2坪キャビン。
困難な要望にも的確に応えていただきました。
玄関ポーチの線形を基軸として派生させたデザイン。
違和感なく溶け込ますための工夫を試行錯誤した事例。
駐車スペースの配置もキーになりました。
理想的な建築前からご相談をいただけたケースです。
施工:庭十勝
施工協力:中野製作所(木製エクステリア)
設計:タカダヒロキ
>>施工事例専用サイト
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2019年7月20日(土)
庭縁記 2019.07.20
2019年7月10日(水)
庭縁記 2019.07.10
庭縁記×1152
PopsTepの設置状況です。
PopsTepは庭十勝のオリジナル平板です。
PopsTepはお庭にリズムが生まれます。
PopsTepの設置状況です。
PopsTepは庭十勝のオリジナル平板です。
PopsTepはお庭に愛が生まれます。
ガーデンアプローチの縁石を付けています。
トントントントンひげ爺さんでおなじみの池田さんです。
植樹桝の設置状況です。
コロコロコモリンでおなじみの小森さんです。
玄関前アプローチの掘削をしています。
歩道までが近いパターンなのでテクスチャーをこだわって線形を工夫したりして飽きがこないような感じにできたらいいなと思います。
駐車場の基礎砂利を転圧しています。
この辺の手のかけ方でコストを下げる事もできますが、住まう人の立場に立って後々の事を考えて手を抜くことはしません。
ガーデンアプローチの整備途中。
何かしらの今まで扱ったことのない素材を採用することが多い庭十勝のお庭の現場です。
今回はメインアプローチを含めて3種類の新素材を採用させていただきました。
メインアプローチ脇の花壇の整備です。
施主様と検討を重ねた線形になっています。
庭は住宅と違って自由度が高ので「こうしてみたい」という希望が叶うチャンスが多いのです。また、その過程も楽しいものですからご自身のお庭でも思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
だいぶんアップの間隔が空いてしまい申し訳ございませんでした。今回の写真は5月から6月初旬までをまとめたものです。
この間、お庭づくりにメインで携わっていたベテラン2名が健康上の理由で長期離脱を余儀なくされました。
本人たちの意欲・意思もあり、カムバックを気長に待つつもりでいます。
彼らが今の庭十勝の真面目で丁寧で面白く楽しい庭づくりの礎を築いてくれたんです。
お客様の中からも多数のご心配と本当に温かいお言葉を頂いて感謝に絶えません。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
top photo:ゴジュウカラ(ミーナの庭)