2021年8月18日(水)
庭縁記 2021.08.18
2021年8月17日(火)
庭縁記 2021.08.17
庭縁記×1152
sweet cute garden の施工状況から完成までです。
工事の始まりは掘削から。
この時にその箇所の地盤構成などを把握して、適切な基礎の深さなどや問題点の抽出、対処法などを検討します。
よくある粘土地盤等不透水層がある場合は、その下の透水層までどれくらいあるのか、全部の置き換えが不可能な場合は窯場(かまば)などを作って水の逃げ道をつくったりします。
その土地の地下に染み込んだの水の行き場所が、速やかに浸透して行くのか、その場所に止まるのかで翌春の凍害状況に大きな差を生んでしまうのです。
枕木のスリットを設置しています。
根入れが一番深いので最初の方の作業になる事が多いです。
最近枕木が不足傾向にあります。
庭十勝で手がけさせていただくお庭は、結構枕木を使う機会も多い事もあり2年分位はストックあります(*´∀`*)ゞ
転圧。
ひたすら転圧。
雨穴
相変わらず職人泣かせの曲線の嵐ですね。
大変な分、完成の喜びも増すというもの。。。
ですよね!?
「日々勉強です。」
確かに。
人工芝生だと構造物を挟んでも管理上問題なし。
この構造物はもしかしてあの「干しの降らメンコII」じゃないですか?
なんかバージョンアップしたらしいと小耳に挟みました。
ということは「干しの降らメンコ弎」ですか!?
いや、マイナーチェンジなので「干しの降らメンコII」のままだそうですよ。
なんだぁ。
自転車小屋もつくりました。
こんな感じです。
いいですね。側面は通り抜けられるようにフェンスがありません。
いいですね。
完成です。
またキュートで素敵なお庭ができました。
末永くよろしくお願い致します。
帯広市
庭十勝
設計:タカダ ヒロキ
施工協力:庭や たにぞえ
:WOODNAKS中野製作所
top illustration:帯廣千秋庵(by トカチのカタチ)
工事の始まりは掘削から。
この時にその箇所の地盤構成などを把握して、適切な基礎の深さなどや問題点の抽出、対処法などを検討します。
よくある粘土地盤等不透水層がある場合は、その下の透水層までどれくらいあるのか、全部の置き換えが不可能な場合は窯場(かまば)などを作って水の逃げ道をつくったりします。
その土地の地下に染み込んだの水の行き場所が、速やかに浸透して行くのか、その場所に止まるのかで翌春の凍害状況に大きな差を生んでしまうのです。
枕木のスリットを設置しています。
根入れが一番深いので最初の方の作業になる事が多いです。
最近枕木が不足傾向にあります。
庭十勝で手がけさせていただくお庭は、結構枕木を使う機会も多い事もあり2年分位はストックあります(*´∀`*)ゞ
転圧。
ひたすら転圧。
雨穴
相変わらず職人泣かせの曲線の嵐ですね。
大変な分、完成の喜びも増すというもの。。。
ですよね!?
「日々勉強です。」
確かに。
人工芝生だと構造物を挟んでも管理上問題なし。
この構造物はもしかしてあの「干しの降らメンコII」じゃないですか?
なんかバージョンアップしたらしいと小耳に挟みました。
ということは「干しの降らメンコ弎」ですか!?
いや、マイナーチェンジなので「干しの降らメンコII」のままだそうですよ。
なんだぁ。
自転車小屋もつくりました。
こんな感じです。
いいですね。側面は通り抜けられるようにフェンスがありません。
いいですね。
完成です。
またキュートで素敵なお庭ができました。
末永くよろしくお願い致します。
帯広市
庭十勝
設計:タカダ ヒロキ
施工協力:庭や たにぞえ
:WOODNAKS中野製作所
top illustration:帯廣千秋庵(by トカチのカタチ)
2021年8月16日(月)
庭縁記 2021.08.15
庭縁記×1152
テラスガーデンの作業状況から完成までです。
掘削から始まります。
ここは現場条件が特殊で道路を使用しての作業が困難だったため、特別な作業方法で進めました。
隣地敷地のフェンス越しの作業です。
作業効率にかなり負荷がかかる工程にになりました。
このような場合、現場サイドで試行錯誤してより良い作業形態を考えます。そしてそれは経験として積み上げられ、強みにもなります。
全ての現場で必ずそういったヒントはいっぱいあります。
フェンスの地杭設置状況です。
最初から今現在の作業スピードがあったわけではありません。
経験が積み重なって今があります。
疑問や問題に直面した時に、如何に考えるかでその差は生まれてきます。
資材が搬入されました。
資材の搬入も、その置き場所も作業効率に関わってきます。
効率が悪いと時間のロスもそうですが、事故につながる事もありますので注意が必要です。
縁石の設置です。
この段階になるとお庭のカタチも見えてくるので、施主様も楽しみになってきます。施工する側は直接見栄えに影響しますので気は抜けませんね。
ロズウェル
縁石の素材は自然石でピンコロと呼ばれるモノです。直線のほか曲線を描き出すのを綺麗に味わい深く彩ってくれます。
メインとなるガーデンテラスの完成です。
この煉瓦の張り方だと目地が広く空くので、通常に敷く場合と違って砂ではなく流失防止専用の目地砂を使用します。
オシャレな物干し台の設置作業をお洒落な男二人がおシャレに仕上げます。
最後にフェンスの設置作業です。
完成しました。
シンプルでも、確かな施工とひと味違った考え抜かれたお庭のご用命は「庭十勝」に是非!
幕別町
庭十勝 >>公式ホームページ
設計:タカダ ヒロキ
施工協力:庭や たにぞえ
top illustration:岩野商事(by トカチのカタチ)
掘削から始まります。
ここは現場条件が特殊で道路を使用しての作業が困難だったため、特別な作業方法で進めました。
隣地敷地のフェンス越しの作業です。
作業効率にかなり負荷がかかる工程にになりました。
このような場合、現場サイドで試行錯誤してより良い作業形態を考えます。そしてそれは経験として積み上げられ、強みにもなります。
全ての現場で必ずそういったヒントはいっぱいあります。
フェンスの地杭設置状況です。
最初から今現在の作業スピードがあったわけではありません。
経験が積み重なって今があります。
疑問や問題に直面した時に、如何に考えるかでその差は生まれてきます。
資材が搬入されました。
資材の搬入も、その置き場所も作業効率に関わってきます。
効率が悪いと時間のロスもそうですが、事故につながる事もありますので注意が必要です。
縁石の設置です。
この段階になるとお庭のカタチも見えてくるので、施主様も楽しみになってきます。施工する側は直接見栄えに影響しますので気は抜けませんね。
ロズウェル
縁石の素材は自然石でピンコロと呼ばれるモノです。直線のほか曲線を描き出すのを綺麗に味わい深く彩ってくれます。
メインとなるガーデンテラスの完成です。
この煉瓦の張り方だと目地が広く空くので、通常に敷く場合と違って砂ではなく流失防止専用の目地砂を使用します。
オシャレな物干し台の設置作業をお洒落な男二人がおシャレに仕上げます。
最後にフェンスの設置作業です。
完成しました。
シンプルでも、確かな施工とひと味違った考え抜かれたお庭のご用命は「庭十勝」に是非!
幕別町
庭十勝 >>公式ホームページ
設計:タカダ ヒロキ
施工協力:庭や たにぞえ
top illustration:岩野商事(by トカチのカタチ)
2021年6月1日(火)
庭縁記 2021.06.01
庭縁記×1152
「カラマツの間を通り抜ける小径のお庭」の作業状況です。
このカラマツの幹の間に小径をつくります。
DIYでやっても出来上がりの見かけはほぼ同じようにできると思います。
DIYとの大きな違いは基礎部分になると思います。
その差がどこにあるのか見ていきましょう。
その前に、テラス前の広い部分を花壇にするための作業を行いました。
客土をするために全体を掘り下げます。
建物と道路に高低差があるので、なるべく平坦になるように道路側に枕木で土留を施します。
敷き均す客土の厚みは20cm~50cmになります。
現況の土壌は赤土系で粘土と玉石が多く混じるこれから植えようとする草本には適さないので入れ替えとなりました。
客土を入れた状況です。
後で樹木の植栽も数本。
さて、小径の作業にかかります。
重機(バックホウ)で基礎の深さに掘り下げます。
下部が砂利層でいい地盤でした。
約50cm掘り下げます。
この環境ですので太い木の根なども多く出てきます。
注意しなければならないのは、重機でむやみに傷めないように専用のチェンソーなどを使い丁寧に切りながら掘りすすめることです。手間がかかります。
掘り上がったところです。
路床を転圧して整えます。
基礎砂利を入れ終えた状況です。
二層に分けて転圧して強固にします。
高さを睨んでいるのは夏風くんです。
施主様からの支給品であるインターブロックを敷き並べます。
通常の敷き方とは違い、ブロック間を開けて並べるのでモルタルで設置していきます。
目地にも植物を被覆させるためです。
平坦に気持ちよくなる景観になるように敷設していきます。
ノンちゃんが担当しています。
敷き並べながら完了したところから客土を施していきます。
今回作業の完了です。
小径途中にアイアンのアーチも設置しました。
全体が緑に覆われる頃にまた訪れたいと思います。
花壇側の完了風景です。
来春咲くエゾヤマザクラも植栽しました。
十勝で今回のようなブロックや煉瓦で小径をつくろうとした場合、地面が冬期間に凍って起きる凍害に注意する必要があります。
過剰のように思われる基礎部分でも、一冬二冬を過ぎるとその差は歴然と現れてきます。
プロとして永く心地よい空間を提供する立場で、その場限りの施工はしないというスタンスで日々お庭づくりに励んでいます。
中札内村
施工:庭十勝 >>公式ホームページ
設計:タカダ ヒロキ
top illustration:大丸薬局(帯広市)昭和40年代(by トカチのカタチ)
このカラマツの幹の間に小径をつくります。
DIYでやっても出来上がりの見かけはほぼ同じようにできると思います。
DIYとの大きな違いは基礎部分になると思います。
その差がどこにあるのか見ていきましょう。
その前に、テラス前の広い部分を花壇にするための作業を行いました。
客土をするために全体を掘り下げます。
建物と道路に高低差があるので、なるべく平坦になるように道路側に枕木で土留を施します。
敷き均す客土の厚みは20cm~50cmになります。
現況の土壌は赤土系で粘土と玉石が多く混じるこれから植えようとする草本には適さないので入れ替えとなりました。
客土を入れた状況です。
後で樹木の植栽も数本。
さて、小径の作業にかかります。
重機(バックホウ)で基礎の深さに掘り下げます。
下部が砂利層でいい地盤でした。
約50cm掘り下げます。
この環境ですので太い木の根なども多く出てきます。
注意しなければならないのは、重機でむやみに傷めないように専用のチェンソーなどを使い丁寧に切りながら掘りすすめることです。手間がかかります。
掘り上がったところです。
路床を転圧して整えます。
基礎砂利を入れ終えた状況です。
二層に分けて転圧して強固にします。
高さを睨んでいるのは夏風くんです。
施主様からの支給品であるインターブロックを敷き並べます。
通常の敷き方とは違い、ブロック間を開けて並べるのでモルタルで設置していきます。
目地にも植物を被覆させるためです。
平坦に気持ちよくなる景観になるように敷設していきます。
ノンちゃんが担当しています。
敷き並べながら完了したところから客土を施していきます。
今回作業の完了です。
小径途中にアイアンのアーチも設置しました。
全体が緑に覆われる頃にまた訪れたいと思います。
花壇側の完了風景です。
来春咲くエゾヤマザクラも植栽しました。
十勝で今回のようなブロックや煉瓦で小径をつくろうとした場合、地面が冬期間に凍って起きる凍害に注意する必要があります。
過剰のように思われる基礎部分でも、一冬二冬を過ぎるとその差は歴然と現れてきます。
プロとして永く心地よい空間を提供する立場で、その場限りの施工はしないというスタンスで日々お庭づくりに励んでいます。
中札内村
施工:庭十勝 >>公式ホームページ
設計:タカダ ヒロキ
top illustration:大丸薬局(帯広市)昭和40年代(by トカチのカタチ)
2021年5月20日(木)
庭縁記 2021.05.20
庭縁記×1152
時間が空いてしまいましたが続きになります。
前回整備した基礎地盤に鉄筋を配していきます。
車が載るので、15cmの厚さでコンクリートを打設します。
鉄筋はその強度を高めるために入れるものです。
コンクリートを打設します。
ブロックをこの上に敷並べるので、ガサガサな仕上げになるように木の鏝(コテ)で平坦に均していきます。
打設が完了しました。
しばらくの間ゆっくりと乾燥させて強度を出します。
化粧のブロックを敷き並べていきます。
以前のアプローチに敷いていたブロックを再利用し、不足する分は新規に入れました。
完成です。
車が縦列で2台停められるスペースができました。
施工前のカタチです。
7年後の家族のカタチに合わせたリフォームの現場でした。
ありがとうございます。
次回は「カラマツの間を通り抜ける小径のお庭」の作業状況のご報告の予定です。
obihiro
thanks:Office gaku
top photo:タウン8広小路(2000年頃)(by トカチのカタチ)
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前回整備した基礎地盤に鉄筋を配していきます。
車が載るので、15cmの厚さでコンクリートを打設します。
鉄筋はその強度を高めるために入れるものです。
コンクリートを打設します。
ブロックをこの上に敷並べるので、ガサガサな仕上げになるように木の鏝(コテ)で平坦に均していきます。
打設が完了しました。
しばらくの間ゆっくりと乾燥させて強度を出します。
化粧のブロックを敷き並べていきます。
以前のアプローチに敷いていたブロックを再利用し、不足する分は新規に入れました。
完成です。
車が縦列で2台停められるスペースができました。
施工前のカタチです。
7年後の家族のカタチに合わせたリフォームの現場でした。
ありがとうございます。
次回は「カラマツの間を通り抜ける小径のお庭」の作業状況のご報告の予定です。
obihiro
thanks:Office gaku
top photo:タウン8広小路(2000年頃)(by トカチのカタチ)
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