保護犬(34)

茶ちゃん、今日はとっても穏やかな顔！
首のロープもとれたことを知って、職場のみんなも一緒に喜んでくれていましたよ。

仕事が終わって覗きに行くと、茶ちゃんの周りに４人ほどの人が。

ちょっと散歩でもさせてみようか・・・・

ケージから中々でないので、斜めにして無理やり・・・
不安そうで歩こうともしないです。

まだまだ不安なんです。

ケージの中が一番安心なんですね。
かわいそうですが、少しずつです。
でも、体のどこでも触らせてくれます！

里親さん募集中です。
どなたか、このイケメン茶ちゃんと暮らしてくださるかたお願いしますね。
周りの方にもお声かけしていただけたら嬉しいです。

はな丸の職場の捕獲犬
仮の名前を「茶ちゃん」にしました。（勝手ですが）

首のロープのくい込みが気になって、今日にしようかな？まだ慣れないから明日にしようかな？って考えて、あせらず明日にしようって思っていました。

仕事が終わって様子を見に寄ると、茶ちゃんの周りには若い子が二人。
「う～って言わなくなったね」て優しい目でみていました。

はな丸は、茶ちゃんの大好きな焼きササミを出して、「ほら、手から優しく食べるんだよ」って得意そうに見せました。
若い子たちもあげて見ました。
ぜんぜん大丈夫！

そのうち、一人二人と集まってきて、ワンちゃんを飼っているＳさんが檻の外から茶ちゃんをなぜ続けていると、茶ちゃんもうっとりなぜさせていました。

Ｓさん、「首のロープを切ってみようか」
え～大丈夫かな？？？？

はな丸が檻の中に手をいれて顔をなぜ続けて、その間に檻の外から（運よく檻によしかかっていてくれたので）ロープを引っ張って切る作戦。

中々太いロープでしたが、無事切れたときはみんなで拍手～

茶ちゃんもじっとおとなしくしていてくれました。
Ｓさんありがとう。
感謝、感謝です。

切れたロープ
耳の後ろから首の前に回っていました。
首の後ろのお肉がへこんでいました。

とれたすぐの顔
戸惑ってます？


別な首輪をして、リードをして外に・・・
中々、檻から出ようとしなかったけど、無理やり出したらその場で座り込んでしまいました。
ずっと、Ｓさんがやさしくなでてくれていました。

歩きそうもないので、檻にもどして「今日はここまでね！」
意外とこの中が安心なのかな？

なんだかさわやかな笑顔！
「みんな、ありがとうね！」って言っているようですね。

あとは、里親さんですね。
頑張らなきゃ！

６月３０日のはな丸のブログで、ちょっとだけお知らせした捕獲されたワンちゃん。

最初は人を寄せ付けない目で、「ウーーッ」とうなっていたの。
この子は無理かもとあきらめそうになったけど。

やるだけやろうと決めて、毎日話しかけたの

最初は、警戒した顔。
何をする気なの～
かじるぞ～

ハナのおやつの「肉巻きガム」を横取りしてもって行ってあげたけどかたくなに食べようとしない。
お水と御飯をあげながら、「ウーやめないと助けてあげられないよ」
じっと座って話しかけてみた。

焼きササミを持っていったらお気に入りで、最初は警戒していたけど、手から食べてくれるようになったの。
指も差し出したら（かじられるかな～とびくびく）匂いを嗅いでくれた。

檻の上のふたを開けて手を入れて頭を触ったら、じっと触らせてくれた。

檻の外にはまだ出してあげられなくって・・・

少しずつ、少しずつ、心を開いているような気がします。

本当は、首に巻きつけられている細いビニールのロープを切ってあげたいのだけど、まだそこまでは・・・

まだ小さかった頃に繋がれていたのか、きつく食い込んでいる感じ。
あせらず、もう少し信頼関係築いてからね。

職場の子も何人か心配してくれてパンをあげて慣らしている子もいます。
心強いです。
檻には「触るな、危険！」と張り紙があるのでみんな警戒しているけど。
無防備に触って怪我しても困るのでしかたないですが。

可愛い顔しているんですよ。
男の子で体重推定１２キロ？くらい
年齢は若そう（歯が真っ白なのです）

頑張って慣らしますので、そのあかつきには里親さんになってくださる方が現れますように（祈）

最近、自分の力ではどうしようもないことが。
無理やり自分に納得させているのです。

はな丸の職場には、時々犬が保護、捕獲されてきます。
はな丸は見ないわけにはいかないので、見て「頑張って飼ってくれる人探すからね」って・・・

でも、無理なワンちゃんもいます。
無理といわれても子犬ならなんとか出来ます。

親犬は・・・
野良犬で捕獲されてきた子は難しいです。
人間と暮らしていたことのある子は少しの時間でなれてくれます。
今までも成犬でも飼ってくれていたから・・・

でも今回のは生粋の野良なのか、覗いただけで「ウゥーッ」って言います。
「このままだと生きられないんだよ。ウゥーッはやめようね」って話しかけてみています。
おやつも受け付けません。
檻には「触るな危険」の張り紙。
いつまでここにおいてくれるのかな？

でも頑張って話しかけてみます。

もともと野犬でも、その親は人間に棄てられたんだよな。

先日、飼い犬で飼い主さんの両腕をかんで捕獲された犬もいました。
まるで人を信じていないというその目を見ていると辛いものがありました。
冬毛が顔にも背中にもごっそりついたまま。
人なんか信用していないよって言う顔。
悲しいことに飼い主さんの希望で処分されてしまいました。
何がこの犬にあったのか。
愛情をかけていたならこんな子に育たないよな。
悲しい出来事でした。
はな丸には何も出来ないことがあるのですよね。
でも、何かできることはないかな？とも思います。

せめて、せめて、里親さんを捜せることの出来る子には頑張ろう
これで我慢してくださいな。

人間が悪いんですよね。ごめんなさい。

辛いですね。