2006年11月10日(金)
牛の保育所

上士幌哺育組合(7戸)の哺育育成専業(受託)農家を見学しました。
上士幌の酪農は管内でも大規模化が進んでいて、79戸の酪農家で年間8万トンの生乳生産量があります(清水町は160戸で9万トン)。
一方で戸数減少は、高齢化や後継者不足の表れであり、規模拡大はさらなる労働過重を生み出しています。
仔牛のほ育作業の外部委託、搾乳作業への特化はその流れの中から生まれました。
受託農家は委託酪農家(6戸)から生まれたばかりの仔牛を預かり、6ヶ月まで育てます。
一年目は死亡・淘汰牛が預託牛の18%にものぼり、大変苦労されたが、2年目以降、良質な初乳の給与、へその消毒、ワクチンプログラムの見直しなどにより、事故率は1%程度に激減したとのことでした。
別々の農家から牛が集まってくるということは、体力・免疫力の違う子牛たちが一緒になるということであり、また、感染症が持ち込まれるリスクが高くなります。
子牛が弱ってから治療したのでは遅くなるため、早め早めに抗生物質なども使用しなければならないという問題点があります。
上士幌の酪農は管内でも大規模化が進んでいて、79戸の酪農家で年間8万トンの生乳生産量があります(清水町は160戸で9万トン)。
一方で戸数減少は、高齢化や後継者不足の表れであり、規模拡大はさらなる労働過重を生み出しています。
仔牛のほ育作業の外部委託、搾乳作業への特化はその流れの中から生まれました。
受託農家は委託酪農家(6戸)から生まれたばかりの仔牛を預かり、6ヶ月まで育てます。
一年目は死亡・淘汰牛が預託牛の18%にものぼり、大変苦労されたが、2年目以降、良質な初乳の給与、へその消毒、ワクチンプログラムの見直しなどにより、事故率は1%程度に激減したとのことでした。
別々の農家から牛が集まってくるということは、体力・免疫力の違う子牛たちが一緒になるということであり、また、感染症が持ち込まれるリスクが高くなります。
子牛が弱ってから治療したのでは遅くなるため、早め早めに抗生物質なども使用しなければならないという問題点があります。
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