2007年2月24日(土)
温泉問題で露呈した議会と町民の距離

しみず温泉フロイデの今後の方向についての町民説明会が、22日と23日に熊牛、清水、御影の3会場で行われた。
町長がやっと定めた方向というのが、19年度いっぱいで直営を終了し、その間売却先を募るが、見つからなければ廃止するというもの。
16年に作られた財政健全化実行プランにはすでに「売却」という方向が示されており、その時に町民説明会を設けていれば、ここまでずるずると来ることもなかったであろうし、売却先も時間をかけて探すことが出来ていたに違いない。
議会でも早く取組めとさんざん指摘されていた町長だが、説明会ではむしろ町民の同情を集めていたからすごい。
「財政が厳しいときに町長は本当に一生懸命やっている。温泉廃止も議会の理解を得るのは大変だろうががんばってほしい」。
普段町長がいろいろな会合に呼ばれていったときにどういう風に話をしているんだろうと首をひねりたくなるが、それ以上に、議員や議会が町民との接点を持たなさすぎであることを実感する。
選挙が終わったばかりだというのに、町民の代表だという自覚に欠けている議員もいるように感じる。
本来、自治というのは、温泉存廃のような単純にまち独自の問題は、議員同士が議論して結論を出してもいいものではないだろうか。今の議会の仕組みはそうはなっていないが。
「町長、決断を」を迫るのが自治だろうか。町民を代表して議論できない議会なら、議員の数は少ない方がいいといわれても仕方ない。
町長がやっと定めた方向というのが、19年度いっぱいで直営を終了し、その間売却先を募るが、見つからなければ廃止するというもの。
16年に作られた財政健全化実行プランにはすでに「売却」という方向が示されており、その時に町民説明会を設けていれば、ここまでずるずると来ることもなかったであろうし、売却先も時間をかけて探すことが出来ていたに違いない。
議会でも早く取組めとさんざん指摘されていた町長だが、説明会ではむしろ町民の同情を集めていたからすごい。
「財政が厳しいときに町長は本当に一生懸命やっている。温泉廃止も議会の理解を得るのは大変だろうががんばってほしい」。
普段町長がいろいろな会合に呼ばれていったときにどういう風に話をしているんだろうと首をひねりたくなるが、それ以上に、議員や議会が町民との接点を持たなさすぎであることを実感する。
選挙が終わったばかりだというのに、町民の代表だという自覚に欠けている議員もいるように感じる。
本来、自治というのは、温泉存廃のような単純にまち独自の問題は、議員同士が議論して結論を出してもいいものではないだろうか。今の議会の仕組みはそうはなっていないが。
「町長、決断を」を迫るのが自治だろうか。町民を代表して議論できない議会なら、議員の数は少ない方がいいといわれても仕方ない。
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