2007年7月8日(日)
草の個性
草といってもいろいろあります。私の牧場における主なイネ科草を並べてみました。このほか、種をまいたおぼえがないのにはえているケンタッキーブルーグラスやリードキャナリーーグラス、シバムギや白クローバー(マメ科草)などがあります。
放牧地で牛に食われて再び伸びてきた草の株を見比べてみると、その違いがわかっていただけると思います。
採草用草種であるチモシー、採草・放牧兼用のオーチャードグラス、放牧専用草種のライグラスでは、その草型がまるで違います。
チモシーは直立型。牛に食われた後、根元にある球茎に蓄えた養分を使って新しい芽を出して再生する、けじめ正しいがのんびり型でもあります。
一方ライグラスは開帳型。牛に短く食われてもまだ葉が残り光合成をおこなうことができるので休まず再生します。しかも、牛に踏まれることで放牧向きの草型に磨きがかかるという根っからの放牧草です。
これだけ草種によって性格が違うので、放牧の技術普及では、「進んだ放牧の仕方はこれだ」というような、いわゆるマニュアルものではなくて、原理原則をいかに現場で応用するかという視点が大事な気がします。
放牧地で牛に食われて再び伸びてきた草の株を見比べてみると、その違いがわかっていただけると思います。
採草用草種であるチモシー、採草・放牧兼用のオーチャードグラス、放牧専用草種のライグラスでは、その草型がまるで違います。
チモシーは直立型。牛に食われた後、根元にある球茎に蓄えた養分を使って新しい芽を出して再生する、けじめ正しいがのんびり型でもあります。
一方ライグラスは開帳型。牛に短く食われてもまだ葉が残り光合成をおこなうことができるので休まず再生します。しかも、牛に踏まれることで放牧向きの草型に磨きがかかるという根っからの放牧草です。
これだけ草種によって性格が違うので、放牧の技術普及では、「進んだ放牧の仕方はこれだ」というような、いわゆるマニュアルものではなくて、原理原則をいかに現場で応用するかという視点が大事な気がします。
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