11月10日札幌で、私が米国で酪農実習した際お世話になった、米国側の受け入れ・支援団体の設立55周年記念式典が行われました。この式典、実は50周年を米国でやるはずだったのですが、９．１１テロが起きて中止になっていました。

　数えたわけではありませんが500人ではきかなかったと思われる出席者の中で、一緒に研修した同期は３人だけでしたが、実に懐かしく、式典後のパーティーでは本当に短い時間を過ごしました。

　実習中どれだけ大変な労働をしたかなんてわかりきったことを改めて語ることもなく、お互いが手紙や途中のセミナーで励ましあったことに今更ながら感謝し合い、なにより今日会えたことを素直に喜びあいました。

　たった１年の実習でしたが、あのスリルとハードワークに満ちた日々を思えばたいていの困難は乗り切れるような気がしながら、３人はまた、これまた楽ではない日常へと帰ります。