2008年2月3日(日)
オーストラリア酪農の強さと弱さ
放牧・酪農・農業×84
2月1日札幌で開催された酪総研シンポジウムでの日本大学小林教授の講演は、オーストラリア酪農の強さと弱さについてじっくりと分析したものでした。
低コスト生産で国として圧倒的な国際競争力を持つ一方で、規制緩和により農家の経営は厳しく、干ばつにより生産基盤は危ういという両面についてのお話でした。
その心は、いったんオーストラリアからの自由な輸入を受け入れて国内の酪農を縮小させてしまえば、もろく危うく将来の保証のないオーストラリアの酪農の影響をもろに受けることになるということでしょう。
安く手に入るからといって、外国に食糧を依存してしまうことの怖さは、今後、地球環境変動や為替変動、内外価格差の縮小によって身近なものになってくると思います。
低コスト生産で国として圧倒的な国際競争力を持つ一方で、規制緩和により農家の経営は厳しく、干ばつにより生産基盤は危ういという両面についてのお話でした。
その心は、いったんオーストラリアからの自由な輸入を受け入れて国内の酪農を縮小させてしまえば、もろく危うく将来の保証のないオーストラリアの酪農の影響をもろに受けることになるということでしょう。
安く手に入るからといって、外国に食糧を依存してしまうことの怖さは、今後、地球環境変動や為替変動、内外価格差の縮小によって身近なものになってくると思います。
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