20081117(月)

視察と言い訳


視察と言い訳

 先日、町議会総務文教常任委員会の視察で当別町と恵庭市に行ってきました。

 当別町では、移住促進とまちづくりについて、恵庭市では、市民活動支援制度とまちづくりについて調査をさせていただきました。

 それぞれ素晴らしい取り組みでしたが、わが町に生かせるかというと、「札幌圏の当別とは条件が違いすぎ参考にならない」、「恵庭市のような先進的な取組をしているところと同じことができるはずがない」というのが率直な感想でしょう。

 それで済むなら視察に行く意味なんてないだろー。

 じゃなくて、それってやっぱり言い訳だよね。

 当別町にしても、移住促進策を単なる人口増の切り札ととらえているわけではなく、移住者によるコミュニティの活性化、しいては住民の生活満足度の向上を目指しているわけで、移住・定住対策を誇りの持てるまちづくりの機会にするという考え方は、清水町においても共通のはずです。

 また、恵庭市も、市民の関心が低いのに新たな制度を作っても結果が出ないのではとの懸念を乗り越えて、とにかく一歩を踏み出して市民参加を進めなければコミュニティの元気づくりは始まらないと、あくなきチャレンジを続けているように感じます。この姿勢は清水町においても必要ではないでしょうか。

 視察に行って、一番行った甲斐があったと感じるのは、対応してくださった方の「熱く語る」姿に接したときです。私たちも頑張らなくては。と思います。






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橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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