2009年6月20日(土)
自分に合った草
放牧・酪農・農業×84
6月の放牧地は、よく食われて短くなった草や長く伸びて穂が出てしまった草が混在しています。
短く食われてまた伸びてきた草は栄養価、消化率ともに高く、穂が出てしまった草は栄養価も消化率もかなり低下しています。
当然やわらかく栄養価の高い草が好まれますが、牛たちの採食行動をよく見ていると、分娩後日数の短い牛(写真右)が短い草ばかり選って食べているのに対し、分娩後日数のある程度経ったもの(写真左)は長い草も短い草もかまわずに食べているのがわかります。
分娩後、乳量がすぐにピークを迎えるのに対し、採食量は2カ月近く遅れてピークに達します。このタイムラグによる栄養失調を補うため、採食量がピークになるまでは特に栄養濃度の高いエサを与える必要があります。
牛が自分でそれをやってくれるのが放牧のいいところでもあります。
短く食われてまた伸びてきた草は栄養価、消化率ともに高く、穂が出てしまった草は栄養価も消化率もかなり低下しています。
当然やわらかく栄養価の高い草が好まれますが、牛たちの採食行動をよく見ていると、分娩後日数の短い牛(写真右)が短い草ばかり選って食べているのに対し、分娩後日数のある程度経ったもの(写真左)は長い草も短い草もかまわずに食べているのがわかります。
分娩後、乳量がすぐにピークを迎えるのに対し、採食量は2カ月近く遅れてピークに達します。このタイムラグによる栄養失調を補うため、採食量がピークになるまでは特に栄養濃度の高いエサを与える必要があります。
牛が自分でそれをやってくれるのが放牧のいいところでもあります。
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