2009年11月8日(日)
道の駅って何だろう?
まちづくり・政治×59
「国道が2本も通っているのになぜうちの町には道の駅がないんだろう」という声をよく聞きます。
一方、町としては、「道の駅で採算の取れているところはほとんどない」、「高速道路の週末1000円で管内の道の駅はどこも苦戦している」として、道の駅設置については慎重に検討するとしています。つまりは、当面、取り組むつもりはないとの考えです。
町の考えも一見もっともらしく思えますが、道の駅をほしがる町民の声とは全くかみ合っていません。
採算が合えば取り組むが、赤字になりそうなのにそんなことはできない。まして、財政が厳しいときに。そんなところでしょうか。
ここに2つの問題が見出せます。ひとつは、いまだに町が自ら経営し採算性を気にしなければならないという発想。もうひとつは、もし財政が豊かだったら町民の強い要望にこたえて赤字でも設置するのかということです。
道の駅をひとつの経営ととらえれば、うまくいくかいかないかは、それぞれのやり方次第であって、確実にうまくいきそうだからやるということなら永遠に実現は難しいでしょう。だからこそ、民間の力が必要なのです。
最も大きな問題は、道の駅が果たす役割についての考え方が整理されていないことだと思います。
道の駅がほしいと思っている町民が求めているのは、町の顔、看板としての施設、町のアイデンティティや町民の活動(経済・文化)の表現の場、町の経済への波及効果ではないでしょうか。
ただ施設を作って、どこにでもあるみやげものを並べるだけの道の駅なら、私もいらないと思います。
しかし、道の駅を否定することが、町民のまちづくりへの思い、特産品づくり、経済の活性化まであきらめることにつながれば、町民の町に対する誇りはずたずたです。
一方、町としては、「道の駅で採算の取れているところはほとんどない」、「高速道路の週末1000円で管内の道の駅はどこも苦戦している」として、道の駅設置については慎重に検討するとしています。つまりは、当面、取り組むつもりはないとの考えです。
町の考えも一見もっともらしく思えますが、道の駅をほしがる町民の声とは全くかみ合っていません。
採算が合えば取り組むが、赤字になりそうなのにそんなことはできない。まして、財政が厳しいときに。そんなところでしょうか。
ここに2つの問題が見出せます。ひとつは、いまだに町が自ら経営し採算性を気にしなければならないという発想。もうひとつは、もし財政が豊かだったら町民の強い要望にこたえて赤字でも設置するのかということです。
道の駅をひとつの経営ととらえれば、うまくいくかいかないかは、それぞれのやり方次第であって、確実にうまくいきそうだからやるということなら永遠に実現は難しいでしょう。だからこそ、民間の力が必要なのです。
最も大きな問題は、道の駅が果たす役割についての考え方が整理されていないことだと思います。
道の駅がほしいと思っている町民が求めているのは、町の顔、看板としての施設、町のアイデンティティや町民の活動(経済・文化)の表現の場、町の経済への波及効果ではないでしょうか。
ただ施設を作って、どこにでもあるみやげものを並べるだけの道の駅なら、私もいらないと思います。
しかし、道の駅を否定することが、町民のまちづくりへの思い、特産品づくり、経済の活性化まであきらめることにつながれば、町民の町に対する誇りはずたずたです。
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