2010225(木)

経済活性化として町長直轄の専門員を配置?


 23日に発表された清水町の22年度予算案は一般会計で6.6%増の65億円でした。報道によると、支出の大きなものとしては、町道整備や御影診療所への無利子貸付などがあります。

 ちょっと気になったのは、「経済活性化策として町長直轄の専門員配置費410万円」(道新)、「観光アドバイザーの設置」(勝毎)。

 財政健全化を進める中で、職員給与の独自削減を実施し、臨時職員の採用を最低限にとどめ、8年間新規職員採用を見送ったことによって、清水町の役場は若い職員、女性職員が決定的に少なく、とっても活気がない印象があります。

 経済活性化、観光振興に取り組むうえで、今後必要になってくるのは、困難にぶつかってもくじけない若者の熱さ、お客さんの立場に回ってストレートにものの言える女性の視点だと思うのですが、その両方ともが欠けています。

 管内には、観光協会が職員を公募し、「あこがれの十勝で十勝人になってがんばりたい」と燃える若者を採用した町もあります。

 町内のいろんな人の力を生かすためには専門のファシリテーターと契約すべきとの考え方もあるでしょう。

 職員の中には、庁内の人事異動で間に合うことをアウトソーシングするのは行革方針に反するとの批判もあるようです。そんな中で、どんな人をこのポストに就けるかで、この問題に対する町長の本気度がわかるような気がします。






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橋本てるあき
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