まちづくり・政治(59)
2009年2月14日(土)
行革の厳しさが まちづくりのやさしさに結びついているか
まちづくり・政治×59
財政が悪化して、行政サービスが低下しても、限られた財源が本当に必要とされるところに向けられているのなら、我慢のしがいもあるのだが。
そんな声なき声を聞く毎日です。
徹底した行革とは、厳しい削減によって生みだされた財源を、財政難を弱者に背負わせないために使うことをいうのではないでしょうか。
しかし、行革の負担を町民に負わせることへのためらいから、取り組みが遅れ、結局、先送りされた負担が、弱者も含めて重く町民にのしかかっているのが現実です。
行革の取り組みの甘さが、やさしくないまちづくりにつながってしまっていると感じます。
そんな声なき声を聞く毎日です。
徹底した行革とは、厳しい削減によって生みだされた財源を、財政難を弱者に背負わせないために使うことをいうのではないでしょうか。
しかし、行革の負担を町民に負わせることへのためらいから、取り組みが遅れ、結局、先送りされた負担が、弱者も含めて重く町民にのしかかっているのが現実です。
行革の取り組みの甘さが、やさしくないまちづくりにつながってしまっていると感じます。
2009年2月14日(土)
農業政策は農家のためならず
まちづくり・政治×59
農業政策を語ると商工業者から「農業ばかり」との声が上がる。このことは、農家に補助金を出せば商店にもとバラマキを行ってきたことの名残のように思えます。
かつてのように財政に余裕があった時は、補助金を出したり、基盤整備事業に大金をはたくのが農政だったかもしれませんが、お金がなくなった今、同じことはできませんし、それは本来の姿ではありません。
農業が基幹産業の町において、真の農業政策は商工業や観光の発展に結びついて、地場経済の活性化を実現するための第一歩であるべきだと考えています。
農業のことは農協に任せるべきだという考え方には賛成できません。
クリーン農業の推進、地産地消、食育、地元での農畜産物加工、清水ブランドの確立、グリーンツーリズムの推進、教育ファームの推進、直売所から道の駅への発展など、農業には無限の可能性があります。
農業者と商工業者が協力することが、清水町が発展していくための必須条件であり、それを進めるのが行政の責任であると考えます。
かつてのように財政に余裕があった時は、補助金を出したり、基盤整備事業に大金をはたくのが農政だったかもしれませんが、お金がなくなった今、同じことはできませんし、それは本来の姿ではありません。
農業が基幹産業の町において、真の農業政策は商工業や観光の発展に結びついて、地場経済の活性化を実現するための第一歩であるべきだと考えています。
農業のことは農協に任せるべきだという考え方には賛成できません。
クリーン農業の推進、地産地消、食育、地元での農畜産物加工、清水ブランドの確立、グリーンツーリズムの推進、教育ファームの推進、直売所から道の駅への発展など、農業には無限の可能性があります。
農業者と商工業者が協力することが、清水町が発展していくための必須条件であり、それを進めるのが行政の責任であると考えます。
2009年2月14日(土)
子育て安心宣言
まちづくり・政治×59
>にゃんだにやんさま
現在待機児童ゼロ、延長保育など、すでに実現している事をマニフェストに掲げているのはなぜかという質問をいただきました。
問題は、個々の施策があるかないかではなく、それが何を目指しているかです。
ここでは、それは「子育て安心宣言」です。
政策的に子育て支援が重要だとの位置づけをしっかりして、今後(最低でも4年間)もそれがゆるぎないことを約束するのがマニフェストです。
共働き世帯が増えて保育所に子供を預ける子どもが増えようとも、施設の統合や民営化の議論が出てこようとも、待機児童は作らないという意味です。
延長保育については、通常5時半のところ、6時まで預かるというのが現状ですが、マニフェストに書いてある延長は意味が違います。
「役場と保育所が同じ時間に終わったのでは、遅れずに迎えに行くのは無理だ」というようなものではなく、どうしたって遅くまでかかってしまう職場あることを理解し、対応することが、清水に引っ越してでも住みたいと思ってもらうためのメッセージであると考えます。
現在待機児童ゼロ、延長保育など、すでに実現している事をマニフェストに掲げているのはなぜかという質問をいただきました。
問題は、個々の施策があるかないかではなく、それが何を目指しているかです。
ここでは、それは「子育て安心宣言」です。
政策的に子育て支援が重要だとの位置づけをしっかりして、今後(最低でも4年間)もそれがゆるぎないことを約束するのがマニフェストです。
共働き世帯が増えて保育所に子供を預ける子どもが増えようとも、施設の統合や民営化の議論が出てこようとも、待機児童は作らないという意味です。
延長保育については、通常5時半のところ、6時まで預かるというのが現状ですが、マニフェストに書いてある延長は意味が違います。
「役場と保育所が同じ時間に終わったのでは、遅れずに迎えに行くのは無理だ」というようなものではなく、どうしたって遅くまでかかってしまう職場あることを理解し、対応することが、清水に引っ越してでも住みたいと思ってもらうためのメッセージであると考えます。
2009年2月13日(金)
まだまだ修行が足りない
まちづくり・政治×59
公開討論会が終わりました。
十分に思いを伝えきれなかった・・というのが率直な気持ちです。やっぱり、緊張しました。
「まぁ、話の中身より、その場をどう乗り切るかということが大事という場面もある」という友人の感想に、いつもなら「でも、それじゃ、肝心のまちづくりはどうなるんだ?」と反論するところですが、今日は「まだまだ修行が足りない」と認めざるを得ませんでした。
一番訴えたかったのは、清水町の将来像(理想)が描けていなければ、施策はばらばらになって機能しないということです。
だから、お金さえあればこんなことがしたいということではなく、お金がなくても、今ここに力をいれていかなければ、持続可能なまちづくりはできないということを、マニフェストには書いています。
本当に魂の入った、長期的な計画を作ることができて、その計画が町民と共有できていれば、ずいぶんと無駄が省けたはずです。
小学校の統廃合も、もっと早くに将来ビジョンを持つことができれば、校舎や、体育館を新築してすぐに閉校などということはなかったでしょう。
スキー場もリフトのワイヤを交換して、すぐに閉鎖です。
限られた予算を、いかに個々の施策が連関して、相乗効果を持って、まちの理想とする方向へ動き出すために使えるか。
それが、今、清水町に求められている真の行革の成果ともいうべきものなのだと思います。
十分に思いを伝えきれなかった・・というのが率直な気持ちです。やっぱり、緊張しました。
「まぁ、話の中身より、その場をどう乗り切るかということが大事という場面もある」という友人の感想に、いつもなら「でも、それじゃ、肝心のまちづくりはどうなるんだ?」と反論するところですが、今日は「まだまだ修行が足りない」と認めざるを得ませんでした。
一番訴えたかったのは、清水町の将来像(理想)が描けていなければ、施策はばらばらになって機能しないということです。
だから、お金さえあればこんなことがしたいということではなく、お金がなくても、今ここに力をいれていかなければ、持続可能なまちづくりはできないということを、マニフェストには書いています。
本当に魂の入った、長期的な計画を作ることができて、その計画が町民と共有できていれば、ずいぶんと無駄が省けたはずです。
小学校の統廃合も、もっと早くに将来ビジョンを持つことができれば、校舎や、体育館を新築してすぐに閉校などということはなかったでしょう。
スキー場もリフトのワイヤを交換して、すぐに閉鎖です。
限られた予算を、いかに個々の施策が連関して、相乗効果を持って、まちの理想とする方向へ動き出すために使えるか。
それが、今、清水町に求められている真の行革の成果ともいうべきものなのだと思います。