放牧・酪農・農業(84)


2007926(水)

秋の空、秋の草


秋の空、秋の草

 食欲の秋です。
 抜けるような青空のもと、さわやかな微風を受けながら、いくらでも食べられそうな感じです。
 夏の草は茎が多く繊維も硬めですが、秋の草は葉が多くなり、うまそうです。





2007919(水)

こんなところに小麦が


こんなところに小麦が

 小麦収穫後の稈(から)は十勝におけるもっともポピュラーな牛舎での敷きわらです。貯蔵してあるそのロールのうち、入りきらずに軒から30センチほどはみ出たものからびっしりと小麦が発芽しました。

 自然の生命力のたくましさにはかないません。収穫機の性能がいくら向上しても一粒残らず取るなんてことはしょせん不可能です。

 農業に関して、人間が自然をすべて管理するとか管理できるとかいう前提で取り組んだら、思いもよらぬしっぺ返しを受けることになるかもしれません。



 



2007912(水)

力ずくはダメよ


力ずくはダメよ

 搾乳というのはミルカー(搾乳機)で乳を搾り取るように思っている人が多いようです。
 しかし、実際には、射乳ホルモンの力で押し出される乳をミルカーが受け止めていると考えなくてはいけません。
 その射乳ホルモンはアドレナリンによって止められてしまうものです。つまり、穏やか~な気持ちの中で分泌されるものです。
 いかに牛たちをその気にさせて乳を搾るかがポイントです。私が牛たちを「彼女たち」と呼んでいるのはそのためです。


 何に対してもこういう気持ちで臨まないといけないとは思っているのですが、思い通りにならないとよけいに力が入ってしまいます。
 紙にでも書いて目につくところに張っておかなきゃ・・・。





2007912(水)

夜の放牧やめました


夜の放牧やめました

 5月15日から続いていた昼夜通しての放牧を11日で終了し、昼間だけの放牧に切り替えました。
 理由は二つ。

1)秋になり草の伸びが鈍化してきている。昼夜通して食べるだけの草量が放牧地だけでは供給できない。

2)日が短くなり、暗い中での放牧で牛たちの採食時間が短くなっている。




<<
>>




 ABOUT
橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

性別
年齢50代
エリア清水町
属性個人
 カウンター
2005-11-29から
261,721hit
今日:176
昨日:133


戻る