町の話題・その他いろいろ(74)


201112(日)

くまでより熊のような母の手


 十勝毎日新聞の元旦号「新年文芸」の短歌(選者時田則雄氏)に、母の歌が載りました。

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くまでよりなお熊手らしき両の手をかざして七十年反芻しおり

                   (清水)橋本佳代子

<評>農一筋の人生。曲がった太い「熊手」のような指は勲章だ。「七十年」には厳しい農作の日々が凝縮されている。

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 冷害に苦しみ、酪農で規模拡大を図った父とともに朝から晩まで働き、一線を退いた後も毎日5畝ほどの家庭菜園で土にまみれ、我が家の食卓を支えてくれている母。生きるということは働くということであり、食べるということは収穫するということであると身をもって教えてくれています。

 農業の競争力強化、農商工連携、企業の農業参入など、ビジネスとして農業が成立するために様々な取り組みがされていますが、忘れてならないのは、勤労に対する敬意であると思います。



2010126(月)

爆発と調和が両立した完全燃焼の第九


爆発と調和が両立した完全燃焼の第九

 12月5日、5年に一度の清水町の第九演奏会が行われました。

 久々に感動しました。札響の演奏が素晴らしかった。ソリストもすごかった。合唱団は爆発していた。そして、それが一体になっていた。すごいエネルギーが感じられました。

 演奏会後の解団式では、みなさん、やりきった表情で心地よい疲労感を共有していたように思います。

 「第九は5年に一度やる曲なのかもしれない。5年間ためたエネルギーが一挙に発散されたように感じた。オケががんばり、合唱団ががんばり、ソリストががんばった。がんばりの連鎖で素晴らしい演奏会になった」(指揮者の円光寺氏)

 「この演奏会には、地の底から湧きあがるような力強いものを期待していた。無理かなと思いながら。でも、それを聴くことができた。本当に良かった」(副実行委員長の山名さん)

 「最後に清水の第九になりましたね。うれしいです。練習ではなかなかできなかったことも、札響の演奏、3楽章を聴いて気持ちが乗ったのかなと思います」(合唱指導の竹中さん)   

 などなど、あいさつされたみなさんのコメント、どれもうなづけるものばかりでした。多くの人が、同じ感想を共有できるということが、また素晴らしいことです。



20101123(火)

あー、あの茶色い牛の親子像?!


あー、あの茶色い牛の親子像?!

 橋本牧場の生乳を使ってアイスクリームを作っている(株)ディームファクトリーの工場&事務所です。

 国道に面して、茶色い牛の親子のモニュメントが設置されています。牛飼いの目から見ると微妙な違和感もありますが、ブラウンスイス種です。白黒のホルスタインのものはよく見かけますが、ブラウンスイスはなかなか見られないと思います。

 実物はこちら。
    
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 ブラウンスイスはホルスタインよりも乳量は少ないですが、脂肪、タンパクともに高く、乳製品の加工に向いています。

 この工場で作られる「北海道十勝橋本牧場プレミアムアイスクリーム」に使われている生乳は、ブラウンスイスから搾られたものです。



20101024(日)

ぎゅうぎゅう詰め「秋を満喫!清水町グリーンツーリズム日帰りバスツアー」


ぎゅうぎゅう詰め「秋を満喫!清水町グリーンツーリズム日帰りバスツアー」

 10月17日、清水町観光協会主催の秋を満喫!!清水町グリーンツーリズム日帰りバスツアー!が開催されました。

 今年は口蹄疫の影響で例年どおりの開催が中止になっていましたが、このたび町民向けの体験観光ツアーとして実施されました。

 朝9時、役場を出発した30名は、まず、ミニチュアホースのムーミン牧場で、30年かけて作り出したという「だっこできる馬」を見学しました。

     
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 次に360度の視界が広がる円山展望台に上りました。

    
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 そして、今シーズン終了まであとわずかになった十勝千年の森を訪れました。

     
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 昼食は、日勝峠の清水ドライブインで牛玉ステーキ丼です、やっぱり。

     
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 午後は、牛玉ステーキ丼の卵を生産している太平原ファームに寄った後、串田牧場に向かいました。仔牛の哺乳と搾乳を体験しました。子どもはもちろん、大人も真剣になっていました。

     
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 その後、あわただしく、美蔓めん羊牧場に移動し、羊の毛刈りを体験しました。模範演技の後、みんな羊にたかるようにして夢中ではさみを動かしました。

     
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 役場に帰ったのは夕方6時半過ぎ。実に盛りだくさんな町内めぐりツアーでした。



20101016(土)

明日が本番でも大丈夫そう と感じた第九の練習


明日が本番でも大丈夫そう と感じた第九の練習

 先週(9日)の練習からテレビカメラも入り、いよいよ12月5日の本番に向けて力が入ってきました。

 実行委員も交代で練習日に出ています。ちょっと練習を聞かせてもらった感想は、「明日が本番でも大丈夫そう」。

   
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 チラシとチケットもできました。チラシ、ポスターのデザインは、熊牛に校舎を持つ通信制の北海道芸術高校の生徒さんの手によるものです。

 チケットは前売り3,000円です。



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 ABOUT
橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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年齢50代
エリア清水町
属性個人
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