町の話題・その他いろいろ(74)


2010430(金)

ゴールデンウィーク休んじゃっていいの?


ゴールデンウィーク休んじゃっていいの?

 ゴールデンウィークといえば、渋滞してまで行楽地に出かける大休暇ですが、私たち北海道の農家にとっては一年で一番忙しい時期のひとつです。

 土が乾いたら一斉に農作業が始まり、種まきが終わるまでノンストップです。

 ところが今年は・・・。

 おとといの晩から降った雪がまだ解けません。

 農作業は中断し、冬に戻ったようです。

 休むしかないのですが、全開農作業モードに入った体が休みを取ることに対して不安を訴え、すごく中途半端な状態です。



2010330(火)

いきいきとした教頭先生になってほしい


いきいきとした教頭先生になってほしい

 清水中学校陸上部の顧問として6年間ご指導いただいた都鳥先生が仙美里中学校へ教頭として転勤されることになり、3月29日、OBを含めた陸上部後援会の送別会を行いました。

 お世話になった先生を送る会のはずだったのですが、いつものように先生によるスライドショーがメインイベントになってしまいました。

 生徒一人一人の個性を良く引き出して、陸上の成績はもちろん、人間としてもずいぶんと成長させてくださったと思います。

 とにかく、陸上が好きで好きで、その情熱と勉強熱心さには本当に頭が下がります。「先生から陸上を取ったら何が残るのか」と失礼なことを言った人がいましたが、それもわからないではありません。

 教頭になれば今までのように部活を持つことはできないでしょう。校長を補佐し、校内を取りまとめる大番頭として多忙を極めることになると思います。

 しかし、こどもたちに陸上の魅力を伝え、指導者を育てるなど、まだまだやることはたくさんあるはずです。十勝全体の指導者としても活躍していただきたいと思います。

 いずれにしても、先生自身がいつもいきいきとして、子どもたちを明るく導いていくためには、形はどんなでも陸上とのかかわりを持ち続けることが一番ではないかと思います。

 と、勝手に思い、応援しています。同世代として。

      
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2010322(月)

いっぽんの樹の気概でやってるものが集まって朝まで飲んだ日


いっぽんの樹の気概でやってるものが集まって朝まで飲んだ日

 3月20日、帯広畜産大学草地畜産専修(別科)の50周年記念式典があり、私も22期生として出席してきました。

 黎明寮歌演奏、式辞に続いて記念講演があり、無農薬・無肥料リンゴ栽培農家木村秋則氏が「リンゴが教えてくれたこと」、6期の大先輩、帯広市の畑作専業農家にして歌人の時田則雄氏が「樹はいっぽんでなければなければならぬ」と題してお話してくださいました。

 木村さんが日本農業の現状に警鐘を鳴らし、めざすべき農業の在り方について思いっきり熱弁をふるったため、時田さんの持ち時間がほとんどなくなってしまいましたが、15分の短い時間の中にお話の要点を凝縮されていました。さすが、短歌を詠む人は違います。

      
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 時田さんは、ご自身の短歌の中から3首紹介されました。


ぴろぴろのぴろらのぷらのぴろぷらにぴろららぷららぷらららぷらら

トレーラーに千個の南瓜と妻を積み霧に濡れつつ野をもどりきぬ

離農せしおまへの家をくべながら冬越す窓に花咲かせおり


 1首目、馬場あき子氏が評価してくれた歌だそうです。短歌は作曲でもあるとの観点からけっこう苦労して作られたそうです。

 2首目、畑作専業農家が本業の時田則雄氏の代表作でしょうか。

 3首目、教科書にも載った歌だだそうですが、農家を経験したことのない先生がこの複雑な心境をどう教えるのかと、ふと思いました。


 また、時田さんは、日本全国同じ歌を東京の季節感で教えても地方に人には伝わらないと言います。北海道が地吹雪の時、千葉県ではもう椿の花が咲いていると。

 地域に根差した文化を大事にすることを訴えられていました。

 最後に講演のタイトルでもある「樹は一本でなければならぬ」理由について話されました。

 猛烈な地吹雪を真っぷたつに切り裂くように立っている一本の樹のように強い気概を持って生きるのだ ということがその意味するところだそうです。

 最近は森もいいと思うようになったとのことですが・・。


 さて、ふだん各地でいっぽんの樹の気概で頑張っている(?)わが22期の仲間は、久しぶりの再会に時間を忘れ、朝の4時過ぎまで語ってしまいました。

 妻「修学旅行の子どもじゃあるまいし、いいかげんにしなさい」。



201015(火)

荒れるトラ年?


 雪がよく降り、よく吹きます。昨年末から2日に一度は除雪しているような気がします。

 トラ年は降水量が多く、台風も多いという統計があるそうですが、この調子で一年過ぎるとそれを実証することになります。

 しかし、猛獣としての虎のイメージでいわれるだけで、一年をトータルしてみれば、どんな年も最終的には帳尻が合って、わずかな差しかないのではないかと思います。

 だいたい、「トラ年生まれはきかない」なんて決めつけられてはかないません。

 急に飛び出してきて噛みつきそうに思われているようですが、トラ年生まれは温厚な人が多いんですよ。

 有名人では、前原国交大臣、松田聖子、麻木久仁子などが同い年だそうです。
 



201014(月)

良い一年にしたい


良い一年にしたい

 4日目にしてやっときれいな日の出を見ることができました。元旦は吹雪で明け、除雪から一年が始まりました。

 2日、3日はどっぷりと箱根駅伝に浸かりました。5区に柏原を使うのは反則じゃないかと思えるほどの走りっぷりに酔いました。決してビールを飲みながら観ていたわけではありません。

 去年の今ごろは、選挙に向けた活動の真っただ中。ただ走っていました。結果は負けでしたが、たくさんの方々にご支援いただきました。私は幸せ者です。

 昨年一年、おかげさまで、なんだかんだと忙しく過ごさせていただきました。どんな立場でもやることはたくさんあります。前進です。ですから、昨年を良くない年だったとは感じていません。

 今年も一所懸命やって、良い一年にしたいと思います。

 



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橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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