201057(金)

果樹同好会熱いスタート


果樹同好会熱いスタート

 5月5日、十勝清水果樹同好会の現地講習会を開催しました。

 4月11日の会員募集講習会には57人の参加があり、5月2日の設立総会時の会員数は37人。その後2人増えて現在会員数は39人。

 そして、この日スコップと弁当を持って参加した会員は30人。

 当初、発起人5人で話した時は、15人も会員を集められれば大したもんだと思っていたのですから、果樹に対する関心の高さに驚かされます。

      
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      午前は植え付け講習

      
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      午後は剪定・接ぎ木講習

 町内には、リンゴ作り名人やブドウ作り名人などがたくさんいることがわかりましたが、みなさん共通しているのは、「我流でやっています」、「勉強したい」とおっしゃること。

 上を目指すほどに基礎の大切さを感じるのだということでしょうか。専門性とはそういうことかもしれません。

 ただ、名人も初心者も目指すのは、おいしい実をならすこと。この日植えられた木々が実をつけ、集まった人々がよろこびを共有できる日が楽しみです。



201054(火)

やることがいっぱいの5月


やることがいっぱいの5月

 昨年より10日以上遅れましたが、放牧初日を迎えました。

 やっぱり牛は草の上にいるべき存在ですね。来るべき季節が来たという感じがします。

 季節といえば、5月になって、WWOOFerの受け入れを再開しました。

 WWOOFのホストとして農村生活の楽しみを伝えていきたいと思います。

 ホストといえば、今年から旅館業法の許可を取って簡易宿所(農家民宿)を始めます。

      
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 酪農体験したいという方、牧場を五感で感じたいという方、調査研究で牧場に来てビールを飲んでしまったという方などに利用していただきたいと思います。

 また、草地協会の放牧実践牧場の認証を受ける予定です。

 放牧している牧場としていない牧場を線引きすることの是非については賛否あるところですが、反芻動物である牛の生理にかなった飼養管理の方法として放牧を生かしていきたいという考え方を発信していきたいと思っています。

 なんだかやることがいっぱいです。



2010430(金)

ゴールデンウィーク休んじゃっていいの?


ゴールデンウィーク休んじゃっていいの?

 ゴールデンウィークといえば、渋滞してまで行楽地に出かける大休暇ですが、私たち北海道の農家にとっては一年で一番忙しい時期のひとつです。

 土が乾いたら一斉に農作業が始まり、種まきが終わるまでノンストップです。

 ところが今年は・・・。

 おとといの晩から降った雪がまだ解けません。

 農作業は中断し、冬に戻ったようです。

 休むしかないのですが、全開農作業モードに入った体が休みを取ることに対して不安を訴え、すごく中途半端な状態です。



201041(木)

「おかしい」と首をひねりながら作ったチーズが届きました


「おかしい」と首をひねりながら作ったチーズが届きました

 昨年12月に妻が参加した「酪農家のための乳製品製造技術研修会」の実習で作ったチーズの熟成が終了し、昨日届きました。

 妻は「来た、来た」と声を弾ませながら開封していましたが、やがて無言になり、「やっぱり・・・」と一言。

 包みの中には、2切れのゴーダチーズと一緒に手紙が入っていて、「残念ながら今回は熟成中に異常発酵(酪酸発酵)し、製品としては失敗事例となってしまいました」(抜粋)と書かれていました。

 pHが気持ちよく下がらなかったり、ホエーが妙に白かったり、妻も変だなぁと感じながら作業していたようです。講師の方が一番困っていたのではないかと思います。

 失敗事例だというので恐る恐る食べてみると、特にいやな味がするというわけではないのですが、ゴムを食ってるようなかみごたえとコクもしょっぱみもない味でした。

 pHが下がらなかったのに、ホエーの抜けが悪く塩分濃度が低くなったのが重なれば、酪酸発酵したというのは何となく理解できます。

 ただし、製品から酪酸菌は検出されなかったとのことで、原因はよくわからないそうです。

 ちゃんとした施設でプロの方の指導で作ってもこんなこともあるんだなぁというのが正直な感想です。

 同時に、自家製チーズをおいしく作れている妻をもう少し評価してもいいかなぁと思いました。



2010330(火)

いきいきとした教頭先生になってほしい


いきいきとした教頭先生になってほしい

 清水中学校陸上部の顧問として6年間ご指導いただいた都鳥先生が仙美里中学校へ教頭として転勤されることになり、3月29日、OBを含めた陸上部後援会の送別会を行いました。

 お世話になった先生を送る会のはずだったのですが、いつものように先生によるスライドショーがメインイベントになってしまいました。

 生徒一人一人の個性を良く引き出して、陸上の成績はもちろん、人間としてもずいぶんと成長させてくださったと思います。

 とにかく、陸上が好きで好きで、その情熱と勉強熱心さには本当に頭が下がります。「先生から陸上を取ったら何が残るのか」と失礼なことを言った人がいましたが、それもわからないではありません。

 教頭になれば今までのように部活を持つことはできないでしょう。校長を補佐し、校内を取りまとめる大番頭として多忙を極めることになると思います。

 しかし、こどもたちに陸上の魅力を伝え、指導者を育てるなど、まだまだやることはたくさんあるはずです。十勝全体の指導者としても活躍していただきたいと思います。

 いずれにしても、先生自身がいつもいきいきとして、子どもたちを明るく導いていくためには、形はどんなでも陸上とのかかわりを持ち続けることが一番ではないかと思います。

 と、勝手に思い、応援しています。同世代として。

      
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橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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