2009年10月4日(日)
芦別アルプス~理想的な放牧酪農の秘境
放牧・酪農・農業×84
先日、芦別市で北海道草地協会の放牧研修会が開催され、私は北海道放牧酪農ネットワークからの派遣という形でお手伝いさせていただく機会を得ました。
放牧というと根釧や天北がまずイメージされ、最近では足寄の認知度が高くなっていると思います。
旧産炭地芦別の農業は稲作主体で、酪農は数的には盛んとはいえない状況のため、「芦別の放牧」といってもピンとこないかもしれません。
しかし、温暖多雪でライグラスを冬枯れの心配なく使えることや、丘陵地ながらまとまった面積を確保できているなどのことから、数は少ないですが酪農家は全戸放牧を実施しています。
訪問した2戸の牧場では、草地をスコップで掘ってみると、団粒構造がよくできていて、ミミズも多数見つけることができました。
気候条件に土壌の良さも加わり、年数を経たライグラス草地が実に生き生きとしていました。
傾斜のある地形のためか、小牧区輪換放牧ではなく、一牧区方式で採草地も一部、秋以降放牧地に追加する形態がとられていました。
地域の立地条件から普通に放牧に取り組み、ニュージーランド型の小牧区輪換による高利用放牧を取り入れなかったことも、芦別の放牧がこれまであまり注目されてこなかった一つの原因だろうと思います。
しかし、芦別の酪農は、小牧区輪換だけが利用効率の良い先進的な放牧ではないことを証明できる、非常にすばらしいインパクトの強い事例になりうると思います。
ただ、一牧区方式の実践で気をつけなければならない、季節による草の伸び方の変化への対応は、現状では、草が余ってきたら掃除刈りする、ということにとどまっています。
草地における草の生産性の季節変化を数値化する意識を高めれば、草地管理、飼料飼養管理において、もっと楽しく、より自然に放牧で乳を搾ることができるのではないかと思います。
景観の良い丘陵地でライグラスの草地に思いっきり放牧できる。夢のような酪農経営は、札幌から1時間圏にあり、観光資源としても相当な価値があると思います。
放牧というと根釧や天北がまずイメージされ、最近では足寄の認知度が高くなっていると思います。
旧産炭地芦別の農業は稲作主体で、酪農は数的には盛んとはいえない状況のため、「芦別の放牧」といってもピンとこないかもしれません。
しかし、温暖多雪でライグラスを冬枯れの心配なく使えることや、丘陵地ながらまとまった面積を確保できているなどのことから、数は少ないですが酪農家は全戸放牧を実施しています。
訪問した2戸の牧場では、草地をスコップで掘ってみると、団粒構造がよくできていて、ミミズも多数見つけることができました。
気候条件に土壌の良さも加わり、年数を経たライグラス草地が実に生き生きとしていました。
傾斜のある地形のためか、小牧区輪換放牧ではなく、一牧区方式で採草地も一部、秋以降放牧地に追加する形態がとられていました。
地域の立地条件から普通に放牧に取り組み、ニュージーランド型の小牧区輪換による高利用放牧を取り入れなかったことも、芦別の放牧がこれまであまり注目されてこなかった一つの原因だろうと思います。
しかし、芦別の酪農は、小牧区輪換だけが利用効率の良い先進的な放牧ではないことを証明できる、非常にすばらしいインパクトの強い事例になりうると思います。
ただ、一牧区方式の実践で気をつけなければならない、季節による草の伸び方の変化への対応は、現状では、草が余ってきたら掃除刈りする、ということにとどまっています。
草地における草の生産性の季節変化を数値化する意識を高めれば、草地管理、飼料飼養管理において、もっと楽しく、より自然に放牧で乳を搾ることができるのではないかと思います。
景観の良い丘陵地でライグラスの草地に思いっきり放牧できる。夢のような酪農経営は、札幌から1時間圏にあり、観光資源としても相当な価値があると思います。
2009年9月28日(月)
2年生の自転車置場もピッカピカ
町の話題・その他いろいろ×74
昨日、清水中学校おやじの会が自転車置き場のペンキ塗りをしました。
私は参加できなかったのですが、先月の作業で3年生用がきれいになり、今回は1、2年生用もやろうということになりました。
昨日は小学校のPTA環境整備奉仕作業や新得そばまつりと重なったこともあり、参加者は15人と若干少なめでしたが、4時間ほどかけて、なんとか2年生用を終わらせることができました。
「すっかりきれいになったなぁ」と自画自賛するおやじたち。
しかし、満足度が高い分、1年生用を残してしまったことが気になります。
来月か? 寒くなるし、おやじたちは仕事が追い込みの時期に入って忙しいし・・・。
来年か? いや、来年は何人ものメンバーが中学校とはお別れです。
2回仕事をこなして、おやじたちの段取り、技術もせっかく向上してきているので、とりあえず、来月やるという方針は確認しました。
みんな、好きだなぁ。
私は参加できなかったのですが、先月の作業で3年生用がきれいになり、今回は1、2年生用もやろうということになりました。
昨日は小学校のPTA環境整備奉仕作業や新得そばまつりと重なったこともあり、参加者は15人と若干少なめでしたが、4時間ほどかけて、なんとか2年生用を終わらせることができました。
「すっかりきれいになったなぁ」と自画自賛するおやじたち。
しかし、満足度が高い分、1年生用を残してしまったことが気になります。
来月か? 寒くなるし、おやじたちは仕事が追い込みの時期に入って忙しいし・・・。
来年か? いや、来年は何人ものメンバーが中学校とはお別れです。
2回仕事をこなして、おやじたちの段取り、技術もせっかく向上してきているので、とりあえず、来月やるという方針は確認しました。
みんな、好きだなぁ。
2009年9月24日(木)
剣山の森でムックリにはまった
町の話題・その他いろいろ×74
剣山のふもとの森の中でアイヌ民族の画家による野外ギャラリーが開かれていると聞き、妻と次女を連れて出かけました。
絵は理屈で見るものではないので、私にとって、戌年生まれの嗅覚鋭い妻や「子どもは正直」そのものの次女を連れていくことは、それなりに意味があります。
小笠原小夜さんらの絵画は自然の中に飾るのがぴったりで、雰囲気がありました。
が、娘が食いついたのは、そのあと寄ったショップにあったムックリです。
アイヌのシンガー・ダンサーである恵原詩乃さんに直接指導を受けて、なんとか時々音が出るようになった次女は、帰りの車の中でもずっと練習を続け、すっかりはまってしまいました。
息を吸ったり吐いたり、喉をしめたり開いたりすることでいろいろな音や変化を出せるということを、実際に恵原さんに演じていただきました。
そこまでできるようになるかどうかは疑問ですが、次女が一所懸命に楽しく練習しているのを見ると、今日の外出はまさに体験型観光であったと感じます。
絵は理屈で見るものではないので、私にとって、戌年生まれの嗅覚鋭い妻や「子どもは正直」そのものの次女を連れていくことは、それなりに意味があります。
小笠原小夜さんらの絵画は自然の中に飾るのがぴったりで、雰囲気がありました。
が、娘が食いついたのは、そのあと寄ったショップにあったムックリです。
アイヌのシンガー・ダンサーである恵原詩乃さんに直接指導を受けて、なんとか時々音が出るようになった次女は、帰りの車の中でもずっと練習を続け、すっかりはまってしまいました。
息を吸ったり吐いたり、喉をしめたり開いたりすることでいろいろな音や変化を出せるということを、実際に恵原さんに演じていただきました。
そこまでできるようになるかどうかは疑問ですが、次女が一所懸命に楽しく練習しているのを見ると、今日の外出はまさに体験型観光であったと感じます。
2009年9月22日(火)
秋のピクニック09のご案内
放牧・酪農・農業×84
西十勝放牧研究会9月例会のご案内
・日時 9月26日(土)(AM10:30~)
・集合場所 芽室町 桜井牧場
・視察先 芽室町 桜井牧場
・タイムスケジュール
AM10:30~AM12:00 桜井牧場(放牧地の追播 他)
AM12:00~PM2:00 昼食(桜井牧場放牧地)
昼食取ながらそれぞれの牧場の近況報告などしたいと思います。
会員以外の参加も大歓迎です。子ども連れでお越しください。
9月24日(木)までに連絡下さい。
昼食は持参いただくか、弁当(800円程度)をお申し込みください。
住所・牧場地図は後日ご案内いたします。
お問い合わせ、お申し込みは右上の「MENU」→「お問い合わせ」からどうぞ。
(昨年の「秋のピクニック」の昼食風景)
・日時 9月26日(土)(AM10:30~)
・集合場所 芽室町 桜井牧場
・視察先 芽室町 桜井牧場
・タイムスケジュール
AM10:30~AM12:00 桜井牧場(放牧地の追播 他)
AM12:00~PM2:00 昼食(桜井牧場放牧地)
昼食取ながらそれぞれの牧場の近況報告などしたいと思います。
会員以外の参加も大歓迎です。子ども連れでお越しください。
9月24日(木)までに連絡下さい。
昼食は持参いただくか、弁当(800円程度)をお申し込みください。
住所・牧場地図は後日ご案内いたします。
お問い合わせ、お申し込みは右上の「MENU」→「お問い合わせ」からどうぞ。
(昨年の「秋のピクニック」の昼食風景)
2009年9月21日(月)
ほくろ大福が売れた秋まつり
町の話題・その他いろいろ×74
清水秋まつり、たくさんの人が訪れてにぎやかだったですね。
町民手作りの出店がずらっと並んでいて、その中に野菜直売所「ぷらあっとっほーむ」も出店していました。
「ぷらあっとっほーむ」には、生産者のほか、清水町の特産物を扱っている事業者も参加しています。
「ほくろ大福、すごい人気ですよ。野菜より売れるんです」と売り子さん。
それは「ぷらあっとっほーむ」を応援しようという人がたくさんいるってことじゃないですか。
鳥せいのから揚げも買いたい、辻屋さんの豚串も買いたい、番家のおでんも買いたい、グレースのクレープも買いたい、あれもこれもいいなあ、ヤマメの串焼きはどこだ?とだんだんに手元が重くなっていく中で、目方のある野菜は買いにくいものです。
にっこり微笑んでいる、ほくろ大福につい手が伸びてしまいます。
おまつりでほくろ大福を買ってくれた人が、次は店舗に野菜を買いに来てくれますよ。
もちろん、ほくろ大福のリピーターになってもらうのありでしょう。
町民手作りの出店がずらっと並んでいて、その中に野菜直売所「ぷらあっとっほーむ」も出店していました。
「ぷらあっとっほーむ」には、生産者のほか、清水町の特産物を扱っている事業者も参加しています。
「ほくろ大福、すごい人気ですよ。野菜より売れるんです」と売り子さん。
それは「ぷらあっとっほーむ」を応援しようという人がたくさんいるってことじゃないですか。
鳥せいのから揚げも買いたい、辻屋さんの豚串も買いたい、番家のおでんも買いたい、グレースのクレープも買いたい、あれもこれもいいなあ、ヤマメの串焼きはどこだ?とだんだんに手元が重くなっていく中で、目方のある野菜は買いにくいものです。
にっこり微笑んでいる、ほくろ大福につい手が伸びてしまいます。
おまつりでほくろ大福を買ってくれた人が、次は店舗に野菜を買いに来てくれますよ。
もちろん、ほくろ大福のリピーターになってもらうのありでしょう。