200957(木)

短い丈にご用心


短い丈にご用心

 こんな短い草食わしても大した量にはならないから飼料設計に影響ないなんて思っていると大変なことになるのが、春、伸び始めの放牧草。

 短く見えても密度があるので、写真の草地でも600kg(乾物)/haの草が生えています。搾乳毎に1haの牧区を転牧して2ha/日の草地に牛を出すと、1.2t(乾物)の草を与えることになります。利用率50%、頭数50頭とすると、すでに12kg(乾物)/頭の放牧草を摂取していることになります。

 さらに短い草はタンパクが高く、繊維が低いので、タンパクの高い配合飼料をやり続けているとタンパク過剰になってしまいます。

 



200957(木)

眠くないデントコーンの種まき


眠くないデントコーンの種まき

 今年は桜が咲くのが早かったので、つい、つられてデントコーンの播種を始めてしまいました。

 今年は久しぶりに自分としてはまっすぐに畝切りができています。

 暖かい長日の日の低速作業の最大の敵は寝不足です。



2009430(木)

つい寝てしまいました


つい寝てしまいました

 今年初の夏日となった今日の北海道。

 彼女もあまりの気持ちよさに立ったまま眠ってしまったようです。

 雪が降ったかと思ったら夏日ですから、ついていくのは大変です。きっと牛も。



2009427(月)

バイオエタノール工場は観光資源になりうるか?


バイオエタノール工場は観光資源になりうるか?

 バイオエタノール工場見学を町の経済活性化に結び付けられないかという視点から、有志グループでもって見学させていただきました。

     
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     小麦(原料)サイロ、粉砕設備

     
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     液化設備、発酵設備

     
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     蒸留設備

     
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     エタノール製品タンク

 巨大な箱や筒が立ち並ぶ姿は圧巻です。

 しかし、現状では関係者などはともかく、一般の人々を対象にするような施設ではないように感じました。

 工場内部を見ることはできませんし、説明のパワーポイントも動画ではなく文字が中心です。また、隣接する製糖工場のトラックが事務所前を常に往来しています。

 さらに、説明を聞けば聞くほど、ガソリンへの直接添加を主張する農水省とETBEしか認めない経産省の、縦割り行政の弊害ばかりが明らかになったとの印象です。

 食料とエネルギーはやっぱり地産地消・地域内循環が基本でしょう。

 おっと、つい、事業のそもそも論に入ってしまいました。

 でも、やっぱりなぜこの施設が必要なのか、その存在意義について熱く語られるプレゼンなしに、見学誘致はないでしょうし、宣伝のしようもないような気がします。

 ただ、地元として見学の方々に食事や宿泊を提供しようという、本来普段からあるべきホスピタリティはもっともっと発揮されていいと思います。

 いずれにしてもこれからですね。本格操業は11月からだそうです。

 






2009427(月)

続 御影地域医療


 不安視されていた御影診療所の老健施設転換は、町が資金を無利子で融資することで解決の方向に向かっているようです。

 しかし、町としての責任は、あくまでも地域医療を守ることであって、単に民間診療所の経営を支援することではありません。

 献身的な医療を行う荒井院長の個人的人気に、御影の地域医療を任せっきりにしてきた、これまでの姿勢の延長線上ではいけないと思います。

 融資するに当たっては、御影地域の住民はもとより町民全員の合意・賛成が得られるようなしっかりとした説明・議論が必要です。

 融資すれば返済してもらわねばならないことはもちろん、高齢の院長の引退後も診療所が存続しなければ、この融資の意義は半減します。

 院長の後継者の問題も含めて、町は診療所と緊密な連絡を取り合い信頼関係を築き、解決に当たるとともに、町民に対する責任を果たさなければなりません。





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 ABOUT
橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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