2009129(木)

訂正とお詫び


 後援会の資料であるリーフレットに、今頃になって印刷の誤りがあることに気が付きました。

 経歴に関するものなので、正しく訂正させていただきますとともに、深くお詫び申し上げます。

 清水町立清水小学校のPTA会長を務めた年を、「平成12~16年」としておりますが、正しくは「平成12~14年」です。

 あってはならない校正ミスであり、今後はこのようなことのないように気をつけてまいりたいと思います。

 また、少ないスタッフが、時間に追われて、殺気立った雰囲気の中で仕事をすることの危うさを、身をもって感じたところです。

 反省し、重ねてお詫び申し上げます。

 
 PTA会長は、正確には平成12年の4月~平成14年の12月まで務めさせていただきました。

 平成15年の町議選に出るため、3期目の途中で辞職させていただきましたが、通常は2期で交代するのが慣例でした。

 3期目を務めたのは、清水小学校開校100周年事業を行う関係で、ほとんどの役員が留任したことによるものでした。

 記念事業では、清水小学校がはじめて建てられたあたりに記念碑を建てたり、校舎裏に大がかりな記念植樹を行いました。

 記念碑に関しては、石にお金を使うよりも、もっと直接子どもたちのために使うべきだとの意見もありました。

 が、先人達が開拓で食うや食わずの状況の中にあっても、子どもたちの教育を後回しにせず、わらぶき板張りの校舎を手作りし、町の歴史と学校の歴史が同じ長さであることを、私たちも忘れることがあってはならないとの思いから、「学びの礎」として建立しました。


 話が横にそれました。

 いずれにいたしましても、皆様のご指導をいただきながら、がんばっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 



2009128(水)

行政経験


 私が役場職員でないことで、行政のトップとしてやっていけるのかどうか不安に感じている方は多数いらっしゃると思います。

 しかし、私に求められているのは政治をすることであって、役場職員になることではないはずです。

 むしろ、従来の行政独特の体質から抜け出して、時代の変化に対応できるようにチェンジすることが求められていると思います。

 また、町民も行政依存を改め、一人ひとりがまちづくりを考える、「熱い町」に変えることが大事だと思います。

 そもそも、今の困難な財政状況を招いたのは、財政規律をないがしろにして、その年その年をやりくりできればいいという行政独特の発想で予算を組んできたからではなかったのか。

 そういう状況を作っておいて、大きく膨らんだ借金を返すために、今度は削減、削減、削減・・・というのは、あまりに計画性がないのではないか。

 そんな行政経験ならいらない。トップには役場以外の人がなってほしいという声もたくさんいただきます。

 一方で「誰がなっても同じ」という言葉も聞きます。一律削減・節約を行革と思わせる風潮が、町民のまちづくりへの意欲を大きく削いでいます。

 まちづくりをあきらめたり、役場に任せたままでは、これから到来する少子超高齢化社会を乗り切ることは不可能です。

 我慢して、何もしないで、息をひそめてあと数年やり過ごせば、また元のように戻れるなどという考えは捨てて、未来が見えてくる方向にチェンジしなければなりません。

 それが今、私に課せられた役割だと考えています。

 

 



2009121(水)

ボランティアを使って安上がりな行政?


 昨日の議会で、12月議会で否決になった、緑のおばさんを廃止する条例が、見直しの上再提案されて可決になりました。

 その議論の中で、かみ合っていなかったのは、反対した原議員が特に妙覚寺前の交差点について、その危険性を訴えていたのに対し、賛成した議員は、行革と協働の観点からとして、ボランティアの活用を促進すべきだとしていたことです。

 ボランティア活動の活性化は、地域コミュニティの元気づくりのために不可欠であることはいうまでもありません。

 しかし、行政が担うべき事業は何か、住民活動で行うべき事業は何か、一本一本の事業について、ていねいに議論していくこと抜きに、行革だ、協働だと何でも切っていくのは、思考停止といわれても、住民不在といわれても仕方ないことだと思います。

 ひとつひとつの事業について、厳しく、かつ、ていねいに検討していくことが、国や道とは違う、生活現場である町の議会の責任であり、それが自治の基本だと思います。

 ボランティアを安上がりな行政の下請けとして使おうとする発想には違和感があります。

 また、協働の押し付けは、すでに協働ではないと指摘しなくてはいけないと思います。



2009113(火)

ごめんください


1月11日、平成21年の清水町成人式が行われました。

自戒をこめて一言とことわった上で

「最近は使わなくなった言葉に

『ごめんください』というのがあります。

かつては、必要なものを買いにお店に行き

『ごめんください』と戸をあけると

『いらっしゃいませ』とお店の方が出てきたものでした。

そこでは、買い物のルールやいろいろなことを学びました。

今は、自動でドアが開き、何も一言も言葉を発しなくても

買い物ができるようになりました。

便利にはなりましたが、それと引きかえに、そこから広がる会話など

大切なことを忘れてしまっていないでしょうか。

人と接して痛みに触れ合うことが大事ではないでしょう

か。」

と新成人に祝辞を贈った三澤教育委員長。

彼女は過去2回の祝辞でも

一貫してコミュニケーションの大事さを訴えていたように思

います。

人とのふれあい、人のために力を尽くすことのよろこびに

気付いてほしい

との思いは、きっと、若者だけではなく、

すべての人々に向けられたメッセージだったのだと

思います。



2009113(火)

一日一行でも更新せねば と思いつつ


   行革は一律削減・節約とは違う(2)

 限られた予算の中で、何をやって何をやめるかを判断するためには、しっかりと情報を示した上で議論しなければならないことは既に述べましたが、それにもまして重要なのが、まちづくりのビジョンを示すこと、町の課題が何であるかを明らかにすることです。

 どんな町にするか、何をしなければならないかについての方針がなければ、事業に優先順位をつけることはできません。

 単に一部の町民の反対が強かったために、廃止しようとしていた事業を存続することに転換したというのではなく、なぜ廃止なのか、存続なのかについて、目指すまちづくりの方向との整合性が問われるべきだと思います。

 また、施設の存廃の議論では、今ある施設が使えるうちは使うのが有効利用だとするのか、建て替えてでも維持しなければならない施設なのかという判断も必要になってきます。

 行革は政策ではなく、行革をした上で何に取り組むか、理想のまちづくりと財政が厳しい現実のギャップをどう埋めるかが政治なのだと思います。



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橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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