2008713(日)

ミミズ耕


ミミズ耕

 ミミズの重要性をいくら説いても「ふ~ん」くらいにしか思っていない人も、実際に草地でミミズのフンを見れば考え方が変わるのではないだろうか。




200876(日)

多様性のある草地


多様性のある草地

 6月下旬以降の草地は、すべての草種が出穂済みで、短い草から長い草、柔らかい草から硬い草、タンパクの高い草から低い草までさまざまな草が存在します。
 牛は短くてやわらかく栄養価の高い草が好きだ というのは一面的な見方で、よく見ていると牛によって時によっていろいろな草を食べているのがわかります。
 彼女たちの採食行動を見ていると、牛舎の中で1種類のエサで1群管理するというのはやはり無理があるように感じます。




200876(日)

草の根の国際交流


草の根の国際交流

 6月26~7月1日の7日間、米国ミシガン州チェルシー市の中高生ら12人が、本町にホームステイしながら、こちらの生徒たちや家族と交流し、日本の文化に触れてさまざまな体験をしました。
 チェルシー市出身だったAETの家族が来日したことが縁で始った相互訪問は、清水町国際交流協会の事業として16年間続いています。
 言葉が十分にわからない中でも、子ども同士一所懸命理解し合おうとした1週間はかなり濃密なものであり、別れのときには涙涙でなかなかバスに乗り込まないという状況でした。


 



200876(日)

清水産やきもの


清水産やきもの

 6月28、29日、全十勝清水やきもの市が開催されました。
 道内各地からの窯元に混じって、清水町産業クラスター研究会も参加しました。
 町内美蔓で掘られた粘土と、釉薬にこれまた町内産の麦飯石を用いて、微妙な色合いを出しています。




2008621(土)

草地は変わる


草地は変わる

 クローバが一面に白いきれいな花を咲かせているこの放牧地も、15年前はいくらクローバの種をまいても芽が出ないシバムギ主体の草地でした。
 
 チモシー主体と思っていた草地が実はシバムギ主体になっていたというケースは少なくありません。そのような草地は地面が分厚いルートマットに覆われ、種をまいても土と接触することができず発芽しないで終わってしまいます。いわば窒息状態です。肥料も効きません。

 そんな草地が変わったのは、放牧利用への転換と北海道SRU(ソイル・リサーチ・ユニオン)コンサルタントのエリック川辺氏との出会いによるところが大きかったと思います。

 彼の「がんこなルートマットを分解するためには、微生物、小動物の活動を活性化しなければならず、それを促す施肥が重要である」との考え方が正しかったことは草地によって証明されました。

 微生物の活動が始まると、空気や水の通る穴ができて加速度的に土壌はよくなっていきます。





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 ABOUT
橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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年齢50代
エリア清水町
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