2008年2月11日(月)
カプチーノで一息
食の楽しみ×31
直火にかけて一発でカプチーノを作ってしまうイタリア、ビアレッティ社のかんたんカプチーノメーカー、ムッカ・エクスプレスです。
器具がシンプルであるがゆえに多少の習熟が必要ですが、使い込むほどうまくできるようになっていくところがミソです。
人のほうが慣れていくだけではなく、器具のほうもパッキンが馴染んできて漏れがなくなったり、コーヒーが染み込んで味がよくなっていったり、相互作用が働いているかのようです。毎日いれることが大事なのでしょう。
わが家の場合、使用する牛乳も毎日同じ牛からとは限らないので、乳成分の違いからなのでしょうか、泡の立ち方に違いが出るような気がします。
器具がシンプルであるがゆえに多少の習熟が必要ですが、使い込むほどうまくできるようになっていくところがミソです。
人のほうが慣れていくだけではなく、器具のほうもパッキンが馴染んできて漏れがなくなったり、コーヒーが染み込んで味がよくなっていったり、相互作用が働いているかのようです。毎日いれることが大事なのでしょう。
わが家の場合、使用する牛乳も毎日同じ牛からとは限らないので、乳成分の違いからなのでしょうか、泡の立ち方に違いが出るような気がします。
2008年2月3日(日)
オーストラリア酪農の強さと弱さ
放牧・酪農・農業×84
2月1日札幌で開催された酪総研シンポジウムでの日本大学小林教授の講演は、オーストラリア酪農の強さと弱さについてじっくりと分析したものでした。
低コスト生産で国として圧倒的な国際競争力を持つ一方で、規制緩和により農家の経営は厳しく、干ばつにより生産基盤は危ういという両面についてのお話でした。
その心は、いったんオーストラリアからの自由な輸入を受け入れて国内の酪農を縮小させてしまえば、もろく危うく将来の保証のないオーストラリアの酪農の影響をもろに受けることになるということでしょう。
安く手に入るからといって、外国に食糧を依存してしまうことの怖さは、今後、地球環境変動や為替変動、内外価格差の縮小によって身近なものになってくると思います。
低コスト生産で国として圧倒的な国際競争力を持つ一方で、規制緩和により農家の経営は厳しく、干ばつにより生産基盤は危ういという両面についてのお話でした。
その心は、いったんオーストラリアからの自由な輸入を受け入れて国内の酪農を縮小させてしまえば、もろく危うく将来の保証のないオーストラリアの酪農の影響をもろに受けることになるということでしょう。
安く手に入るからといって、外国に食糧を依存してしまうことの怖さは、今後、地球環境変動や為替変動、内外価格差の縮小によって身近なものになってくると思います。
2008年1月30日(水)
はじめてのおつかい
町の話題・その他いろいろ×74
先日、車いす生活の長男が自らいいだして、初めて一人で札幌の病院を受診しに行きました。
高校生ではじめてのおつかいかよ という感じがしないでもありませんが、2つの点で非常にうれしい気がしました。
障害者が一人で旅するということは、逆に周りの人達の助けを借りないといけないということ。それができるコミュニケーション能力と心の余裕を身につけてくれたのかなというのが一点。
もう一点はJRの対応の劇的な改善。10年前、妻が付き添ってJRで行った時は、「これならもう汽車に乗りたいなんて面倒なことは言わないだろう」といわんばかりの駅員の対応だったと、泣きながら帰ってきました。今は本当によくなりました。
妻に言わせれば、「親と一緒じゃ行きにくいところもあるんじゃないの」ということになってしまいますが、そういう動機こそ時には大事なのかもしれません。
高校生ではじめてのおつかいかよ という感じがしないでもありませんが、2つの点で非常にうれしい気がしました。
障害者が一人で旅するということは、逆に周りの人達の助けを借りないといけないということ。それができるコミュニケーション能力と心の余裕を身につけてくれたのかなというのが一点。
もう一点はJRの対応の劇的な改善。10年前、妻が付き添ってJRで行った時は、「これならもう汽車に乗りたいなんて面倒なことは言わないだろう」といわんばかりの駅員の対応だったと、泣きながら帰ってきました。今は本当によくなりました。
妻に言わせれば、「親と一緒じゃ行きにくいところもあるんじゃないの」ということになってしまいますが、そういう動機こそ時には大事なのかもしれません。
2008年1月14日(月)
がんばれ新成人若夫婦
町の話題・その他いろいろ×74
1月13日、第59回清水町成人式が行われました。
新成人の代表として宣誓したのは、有働哲也さん、麻代さん。昨年結婚したばかりの新婚さんです(哲也さんのお父さんは私と同世代です)。お祝続きである意味大変だったでしょうが、それで責任の重さを実感できれば、これからの長い人生を生きていく上では必要なコストといえるかもしれません。
文化センターロビーには今までの成人式の写真が張り出されていました。1983年の成人式の写真には、ちゃんと私も映っていました。
私の長男もあと3年ほどで成人です。世代交代という言葉がありますが、今日はちょっと身近に感じてしまいました。
新成人の代表として宣誓したのは、有働哲也さん、麻代さん。昨年結婚したばかりの新婚さんです(哲也さんのお父さんは私と同世代です)。お祝続きである意味大変だったでしょうが、それで責任の重さを実感できれば、これからの長い人生を生きていく上では必要なコストといえるかもしれません。
文化センターロビーには今までの成人式の写真が張り出されていました。1983年の成人式の写真には、ちゃんと私も映っていました。
私の長男もあと3年ほどで成人です。世代交代という言葉がありますが、今日はちょっと身近に感じてしまいました。
2008年1月13日(日)
地球のステージ
町の話題・その他いろいろ×74
町PTA連合会の事業として、世界の紛争・災害地で救済活動をしてこられた医師、桑山紀彦氏の映像と音楽と語りを組み合わせたコンサート「地球のステージ」が上演されました。
美しい世界中の、というか地球の映像と、桑山氏の
「日本人とみるや金を巻き上げようとしているのではないかと恐れながら旅したアジアの地で、逆に何人もの人が金を受け取らずに泊めてくれた」
「たった600円の目薬で命の恩人のように感謝された。生まれて初めての体験だった」
「ボランティアは人のためではなく自分のためにするものだ」
「貧しい人々や被災地の人々を助けに行っているのではなく、逆に人間の尊厳や笑顔など多くのものを財産としてもらっている」
などの言葉が印象的でした。
美しい世界中の、というか地球の映像と、桑山氏の
「日本人とみるや金を巻き上げようとしているのではないかと恐れながら旅したアジアの地で、逆に何人もの人が金を受け取らずに泊めてくれた」
「たった600円の目薬で命の恩人のように感謝された。生まれて初めての体験だった」
「ボランティアは人のためではなく自分のためにするものだ」
「貧しい人々や被災地の人々を助けに行っているのではなく、逆に人間の尊厳や笑顔など多くのものを財産としてもらっている」
などの言葉が印象的でした。