例年になく暖かい11月で、水槽の水も凍ることなく、牛たちはまだ快適に日中放牧地で過ごしています。
　とはいいつつも、朝晩の寒さと、伸びなくなった草の上での生活で、彼女たちは越冬モードに入って来たように感じます。

　残り少なくなった草をなめるように食べながら、実はひそかに体に脂肪を蓄積しているようです。体が丸くなって来たように見えます。
　
　
　

　NHK朝ドラ「すずらん」のロケに使われた、明日萌駅と中村旅館。

　雪中米で知られる北空知の沼田町は、この明日萌ロケ施設の保存を含む５つの事業のため、条例を制定して寄付金を募っています。

　５つの事業
　　①北海道唯一のゲンジボタル生息地の保護
　　②北海道３大あんどん祭りの一つ夜高あんどん祭りの保存
　　③新種も発掘されている化石河床群の保存
　　④明日萌ロケ施設の保存
　　⑤雪エネルギーの利活用・研究

　人口４千人の町の積極的なまちづくり。そのエネルギーはどこから？

　かうかう祭２日目の特別企画、えびすやの特製巨大プリン披露＆試食。
　ただ大きいだけでなく、原料にあすなろ牛乳や太平原ハーモーニーエッグを使ったぜいたくなものです。

　清水町インターネット商店街が１周年を記念して「かうかう祭」を開催中です。
　参加店をめぐって買い物し５つスタンプをためると、ダーツで景品をゲットすることができます。景品はごぼう１本から鳥せいのお食事券１万円分まで。
　「ダーツなんてしたことないわ」なんて言うおばさまたちが、けっこう真剣にお食事券の小さな的をねらっていたりします。

　１０月２１日、寒風が吹きすさぶ中、トマムICで道東道清水・トマム間開通式のテープカットがありました。そのあと、十勝清水ICまで通り初めのパレードを行い、清水町文化センターで式典・祝賀会となりました。

　テープカット会場には私の長女も清水高校吹奏楽部員として参加していました。演奏で通り初めの車列を送り出していたのですが、おそらくは寒さに震えながら(生足だし）だったと思います。
　家に帰ってから、
「みんな寒くて窓閉め切ってるから演奏してもよく聞こえなかったんじゃないのかなあ」と話しかけると、
「ムネオが窓開けて手振ってくれたさ」。
「他にも窓開けてた人いた？」
「いなかったんじゃない」。
　鈴木宗男の政治スタイルには賛否あると思いますが、他人の気持ちや痛みを機敏に察知する才能はさすがというほかありません。見習うべきことは多いと思います。