2006年11月25日(土)
今年の放牧は終わり

日高の山は真っ白になり、草の伸びもなくなりました。今年の放牧はもう終わりです。
放し飼いのことを放牧と呼んで、冬も放牧をしているという酪農家もいますが、うちでは、牛舎と放牧地が道路に隔てられていることもあって、放牧地に牛を出すのは放牧草を食べさせるのが主目的です。
よって、放牧地(に限りませんが)の草の伸びが少なくなるのにあわせて、牛舎で与える貯蔵飼料(乾草とかサイレージ)の量を増やしていき、最後はすべて置き換えます。
放牧への依存が高まるほど、乳中のβ-カロチンやCLA(共役リノール酸)が多くなるという調査結果があり、発ガン抑制に高い効果があるとされています。
放し飼いのことを放牧と呼んで、冬も放牧をしているという酪農家もいますが、うちでは、牛舎と放牧地が道路に隔てられていることもあって、放牧地に牛を出すのは放牧草を食べさせるのが主目的です。
よって、放牧地(に限りませんが)の草の伸びが少なくなるのにあわせて、牛舎で与える貯蔵飼料(乾草とかサイレージ)の量を増やしていき、最後はすべて置き換えます。
放牧への依存が高まるほど、乳中のβ-カロチンやCLA(共役リノール酸)が多くなるという調査結果があり、発ガン抑制に高い効果があるとされています。
2006年11月21日(火)
自立支援廃プラ工場
2006年11月18日(土)
ゴジュウカラに呼び止められて
2006年11月12日(日)
11月11日といえば
世界平和記念日 私の44歳の誕生日 チーズの日
ということで、妻がチーズを作りました。

季節の移り変わりとともに、出来上がるチーズも変わります。
秋になってくると、乳成分が高くなり(固形分が多くなる)、同じ量の牛乳を使っても出来るチーズの量が増えてきます。
一方、放牧地に豊富に草があったころに比べると、牛乳やチーズの色の黄みが薄くなってきているように感じます。
下の写真は、前々回うちで作ったチーズ(左)とスーパーで買ってきた輸入もの(オランダ)のゴーダチーズ(右)です。

明らかに自家製チーズの方が市販のものより黄色いのがわかると思います。
牛が放牧地で食べた青草のカロチンが牛乳に移行して黄みを強くしているのだと思います。
同時に、土作りにかけたお金と労力が、バランスの取れたミネラルというかたちで牛乳に移行してくれていることを期待します。
ということで、妻がチーズを作りました。

季節の移り変わりとともに、出来上がるチーズも変わります。
秋になってくると、乳成分が高くなり(固形分が多くなる)、同じ量の牛乳を使っても出来るチーズの量が増えてきます。
一方、放牧地に豊富に草があったころに比べると、牛乳やチーズの色の黄みが薄くなってきているように感じます。
下の写真は、前々回うちで作ったチーズ(左)とスーパーで買ってきた輸入もの(オランダ)のゴーダチーズ(右)です。

明らかに自家製チーズの方が市販のものより黄色いのがわかると思います。
牛が放牧地で食べた青草のカロチンが牛乳に移行して黄みを強くしているのだと思います。
同時に、土作りにかけたお金と労力が、バランスの取れたミネラルというかたちで牛乳に移行してくれていることを期待します。
2006年11月10日(金)
牛の保育所

上士幌哺育組合(7戸)の哺育育成専業(受託)農家を見学しました。
上士幌の酪農は管内でも大規模化が進んでいて、79戸の酪農家で年間8万トンの生乳生産量があります(清水町は160戸で9万トン)。
一方で戸数減少は、高齢化や後継者不足の表れであり、規模拡大はさらなる労働過重を生み出しています。
仔牛のほ育作業の外部委託、搾乳作業への特化はその流れの中から生まれました。
受託農家は委託酪農家(6戸)から生まれたばかりの仔牛を預かり、6ヶ月まで育てます。
一年目は死亡・淘汰牛が預託牛の18%にものぼり、大変苦労されたが、2年目以降、良質な初乳の給与、へその消毒、ワクチンプログラムの見直しなどにより、事故率は1%程度に激減したとのことでした。
別々の農家から牛が集まってくるということは、体力・免疫力の違う子牛たちが一緒になるということであり、また、感染症が持ち込まれるリスクが高くなります。
子牛が弱ってから治療したのでは遅くなるため、早め早めに抗生物質なども使用しなければならないという問題点があります。
上士幌の酪農は管内でも大規模化が進んでいて、79戸の酪農家で年間8万トンの生乳生産量があります(清水町は160戸で9万トン)。
一方で戸数減少は、高齢化や後継者不足の表れであり、規模拡大はさらなる労働過重を生み出しています。
仔牛のほ育作業の外部委託、搾乳作業への特化はその流れの中から生まれました。
受託農家は委託酪農家(6戸)から生まれたばかりの仔牛を預かり、6ヶ月まで育てます。
一年目は死亡・淘汰牛が預託牛の18%にものぼり、大変苦労されたが、2年目以降、良質な初乳の給与、へその消毒、ワクチンプログラムの見直しなどにより、事故率は1%程度に激減したとのことでした。
別々の農家から牛が集まってくるということは、体力・免疫力の違う子牛たちが一緒になるということであり、また、感染症が持ち込まれるリスクが高くなります。
子牛が弱ってから治療したのでは遅くなるため、早め早めに抗生物質なども使用しなければならないという問題点があります。