2006820(日)

すきっ腹に配合はだめ

すきっ腹に配合はだめ

 放牧地から帰った牛は、搾乳室に入る前に飼槽で少しの乾草とミネラルの混ざった飼料を食べます。

 放牧地の草が不足しているからではなく、エサのバランスをとるためと、搾乳室で配合飼料(穀類など)を食べる前に胃の中にモノを入れておくためです。

 反芻動物は、一度に大量の穀類を食べると第一胃のpHが急激に下がって病気の原因になります。穀類の量がさほど多くなくても胃の中が十分な繊維(草)で満たされていなければ、やはりpHは下がってしまいます。

 よく、すきっ腹にビールはきく といいますが、牛では、すきっ腹に配合はダメというところでしょうか。

 



2006818(金)

戦没者追悼式

戦没者追悼式

 今日、清水町戦没者追悼式が行われました。

 遺族会の会長など複数の方から、戦死した英霊に対する尊敬と感謝が、最近ややもすると忘れられているのではないかとの指摘がありました。

 いのちの重さ、縁あって今を生きている自分があることを忘れて、今日の繁栄を有り難いものではなく当たり前のものとしてとらえてしまっているところは、若い人に限らずあるのではないでしょうか。

 「二度と戦争を起こさないと誓うことが私たちにできる唯一のこと」。この言葉をいかにかみしめるか、戦争を体験した人にしかわからない ではいけないと思います。




2006815(火)

梅の実がたわわ

梅の実がたわわ

 春から天候不順だったにもかかわらず、たわわに実った梅の実。

 



2006814(月)

今年の実習はきついぞ

今年の実習はきついぞ

 夏と言えば大学生の実習受入の季節です。畜産系の大学は牧場実習で単位を取らなければならないところが多いようです。畜大、酪大は20日間、北大は2週間、麻布は10日間と日数はまちまちです。

 今年は、北大獣医学部の2年生ががんばっています。

 今年は30度を越える日が続き、かなりつらいはずですが、泣き言を言うどころか笑顔で実習に励んでいます。偉いものです。



 そういえば、平成11年の猛暑の年の実習生のことは今でも思い出します。

 外の作業に出る時に持たせた水筒を1時間で空にしてしまった子とか。作業中に缶コーヒーを差し入れたら4秒で飲んだ子とか。

 作業の説明をしようとメモを書こうとしたら、インクの切れた万年筆しかない、くそっ。ペン先を腕の汗でうるかしたら、お~書ける!なんてことも。サバイバル(?)の知恵を学んだはずなのに、学生は「きゃー」なんて嫌がっていました。






200688(火)

暑さもなんの ブラウンスイスは行く気満々

暑さもなんの ブラウンスイスは行く気満々

 立秋だというのに連日の30℃超えでぐったり。

 朝の搾乳後、いったん牛舎で休憩し、さあ放牧地へというときに、ゲートの前に集まって準備万端はりきっているのはいずれもブラウンスイス(写真右)。ホルスタインはというと、牛舎の中に引っ込んだきり動きたくないのが見え見え。

 放牧地でも、暑さに負けず草を食べているのはやっぱりブラ。ホルは木陰に入って休んでいる時間のほうがはるかに長い。



 ※ 元のタイトルは「元気いっぱい 夏のブラ」でしたが、下着を検索される方からのアクセスが多いようなので変更いたしました。

 



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橋本てるあき
橋本牧場(酪農)場主

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