昨日は一気に雪解けが進みました。休みぼけしていた体に気合を入れて春作業モードに切り替えなければなりません。

　今年は、３月半ばにほとんど雪がなくなり、例年になく早く畑に入れると誰もが感じたはずです。そしてエンジンをかけはじめたところで大雪と寒さ。すっかり冬に戻ってしまいました。

　野球が雨で中断して再開後に試合の流れが大きく変わってしまったり、ウインブルドンでコートにシートを掛けたりはぐったりしている間に選手の緊張が切れてしまったりするのと同じで（同じじゃないか？）、一回その気になった体を休ませてしまうと、もとの状態に戻すのはパソコンのように「Enter」を押せば済むというものではありません。

　この間のオリンピックでも、スケート男子５００メートルの加藤選手が、コース補修の間に靴ひもをほどくべきか否か迷って結局メダルを逃したように、中断している間の過ごし方や、何が起こっても対処できる精神力が大事です。

　異常気象にもあたふたせずに、「平成４年も４月半ばに雪が降って肥料まきは５月に入ってからだった」とひょうひょうと言える農家のおっさんになりたいと思います。


　

　清水公園の向かい側にある放牧地に現れた若鹿。まだ伸び始めてもいない草を夢中でつまんでいる。

　こちらに気付くと白い尻を見せながらピヨンピヨンとふざけているかのように軽やかにはねていく。

　こんなのが群れでやってきて草を食べたら、一晩で放牧地はツルツルになってしまう。農家にとっては害獣だ。

　オオカミを導入したらいいという考え方もあるようだが、鹿より牛を獲るほうがはるかに簡単だろうから、かえってやっかいになりそうだ。

　シチューをご飯にかけて食べる息子に「やめなさい」と言いながら思いついたのがこれ。
　従業員いわく「めんに味がからんで本当に美味しいっす」。

　牛乳の消費を低迷させている原因は、ペットボトル入り緑茶の定着だというのが定説になっていますが、こんなのがありました、抹茶牛乳！

　ライバルを取り込んでしまうという発想には恐れ入りますが、もう少し甘さ控えめだといいような気もします。まあ、好みの問題ですが。

　あ、そうそう、カップホルダーに入るってことも結構重要なポイントだと思います。


　

　春の大雪で融雪剤の散布時期に迷った人が多かったのではないかと思いますが、道路を走っていくと小麦畑だけ雪がちゃんときれいに解けているので感心します。