2006年3月2日(木)
クーポンなんか持って買物にいけるか

妻はクーポンを切り取って買物に行くのを楽しみにしている。
私にはできない。大の男がはさみで券を切り取って買物に持参するなんて。だいたい、クーポンなんかなくたって地元で買物しなくちゃいけない。
だが、それを口にすると妻は、
「なーに言ってんの、ハーモニーポイント2倍よ、2倍。えびすやさんなんか3倍だし、静月は1,500円ごとにワッフル1個つけてくれるんだから。」
と言って怒り出す。
クーポンを出すことの効果について、商工会の中でも議論があるようですが、私のようなものが集まって会議をすれば「効果なし」との結論になり、妻のようなものが集まって会議をすれば「効果あり」と結論が出ることになるのでしょう。
私にはできない。大の男がはさみで券を切り取って買物に持参するなんて。だいたい、クーポンなんかなくたって地元で買物しなくちゃいけない。
だが、それを口にすると妻は、
「なーに言ってんの、ハーモニーポイント2倍よ、2倍。えびすやさんなんか3倍だし、静月は1,500円ごとにワッフル1個つけてくれるんだから。」
と言って怒り出す。
クーポンを出すことの効果について、商工会の中でも議論があるようですが、私のようなものが集まって会議をすれば「効果なし」との結論になり、妻のようなものが集まって会議をすれば「効果あり」と結論が出ることになるのでしょう。
2006年2月28日(火)
パニックのうちに2月が逃げる
2006年2月22日(水)
議員報酬は議員年金を払うためのものか
財政難や市町村合併による町村議員の定数削減が急激に進んだことにより、年金共済の運営がピンチになっています。
対応策として議員の掛け金率を1~3%、通常の公費負担金率を1~1.5%引き上げる一方、年金給付額は12.5%削減するという総務省の方針が報道されています。
ところで、私の報酬は基本的に以下のとおりです。このほかに費用弁償、期末手当が出ます。
月額報酬 189,000円
税額 10,900円
各種控除 28,500円
差引き支給額 149,600円
議員会費 6,000円
口座預金額 143,600円
上から3段目の各種控除が年金掛金です。月額約19万円のうち、3万円近くが年金掛金に回ります。15%です。
町村の自立や自治を考える中で、町村の意思決定の仕組みや議員のあり方そのものが問われている時に、年金を維持するために掛金や負担金を増やすなんていう発想はどうかしてるんではないでしょうか。
このままでは、年金を払うためにはこれ以上の定数削減は望ましくないとか、議員報酬は下げられない、なんていう議論も出てくるのではないかと心配します。
対応策として議員の掛け金率を1~3%、通常の公費負担金率を1~1.5%引き上げる一方、年金給付額は12.5%削減するという総務省の方針が報道されています。
ところで、私の報酬は基本的に以下のとおりです。このほかに費用弁償、期末手当が出ます。
月額報酬 189,000円
税額 10,900円
各種控除 28,500円
差引き支給額 149,600円
議員会費 6,000円
口座預金額 143,600円
上から3段目の各種控除が年金掛金です。月額約19万円のうち、3万円近くが年金掛金に回ります。15%です。
町村の自立や自治を考える中で、町村の意思決定の仕組みや議員のあり方そのものが問われている時に、年金を維持するために掛金や負担金を増やすなんていう発想はどうかしてるんではないでしょうか。
このままでは、年金を払うためにはこれ以上の定数削減は望ましくないとか、議員報酬は下げられない、なんていう議論も出てくるのではないかと心配します。
2006年2月19日(日)
「動物が好き」とは
酪農を目指す、あるいは牧場で働きたいという人に、その理由を聞いてみると
「動物が好きだから」と答える人が多い。
しかし、私のような酪農家に生れたものが言う「動物が好き」と彼らのそれが同じとは限らない。
私たちは、動物が好きだと聞くと、動物の世話をするのも好きだと勝手に思ってしまいがちだが、動物にいやされたいという受身の動物好きのほうがはるかに多いと思ったほうがいい。
動物の世話をするどころか、牧場に求めるものがのどかさや動物のいやしだったりすると、酪農の現場では、まわりから取り残され、ただ、ぼ~っと突っ立って一日過ごすことになる。
ぼ~っと突っ立ってるだけなら害はないかというとそうでもない。牛は、従業員がかぶっている帽子が野球帽から毛糸の帽子になっただけで、気になってしまうほど、繊細である。
まわりから取り残されているということは、牛の行動や仕事の流れに沿っていないということである。せっせと動いている人より、よほど目に入ってしまう存在である。
自分の「動物好き」が酪農に向いているのかどうかは、牧場での短期体験実習によって簡単に判断がつくだろう。居場所があって楽しければ、明日もがんばればいい。
「動物が好きだから」と答える人が多い。
しかし、私のような酪農家に生れたものが言う「動物が好き」と彼らのそれが同じとは限らない。
私たちは、動物が好きだと聞くと、動物の世話をするのも好きだと勝手に思ってしまいがちだが、動物にいやされたいという受身の動物好きのほうがはるかに多いと思ったほうがいい。
動物の世話をするどころか、牧場に求めるものがのどかさや動物のいやしだったりすると、酪農の現場では、まわりから取り残され、ただ、ぼ~っと突っ立って一日過ごすことになる。
ぼ~っと突っ立ってるだけなら害はないかというとそうでもない。牛は、従業員がかぶっている帽子が野球帽から毛糸の帽子になっただけで、気になってしまうほど、繊細である。
まわりから取り残されているということは、牛の行動や仕事の流れに沿っていないということである。せっせと動いている人より、よほど目に入ってしまう存在である。
自分の「動物好き」が酪農に向いているのかどうかは、牧場での短期体験実習によって簡単に判断がつくだろう。居場所があって楽しければ、明日もがんばればいい。