2011年7月17日(日)
オオウバユリを食す(特別講座)
オーガニック家庭菜園×59
アイヌの食から学ぶ
「オーガニック家庭菜園プロジェクト特別講座」
蝦夷梅雨などと言われそうなここ数日続いている雨の昨日
この地で自然と共に暮らしてきたアイヌの人達が食していたオオウバユリの加工を学ぶワークショップを帯広百年記念館さんの指導のもと
先週の日曜日に採取からスタートして一週間の工程で行いました。
採取地:植村直己・帯広野外学校(7月10日)
加工場所:帯広百年記念館
【ワークショップの概要】
7月10日(日)
◎午前中にオオウバユリの鱗茎(りんけい)を約15kg採取・・・大人3人で約1時間
※大きな鱗茎に小さな姫鱗茎が付いていたら掘り出した場所に埋める
◎午後から百年記念館で、オオウバユリ加工キット(?)にて、洗浄→潰しまでの作業を約3時間
◎水にさらしたデンプン分の樽と濾した後の繊維質部分を発酵に回す樽の二つに分ける
月曜日よりデンプンの樽は1日3回の水替えをする
7月13日(水)
◎夕方にデンプンの樽、発酵している繊維の樽をチェック。
連日気温の高い日が続き発酵の進みが早いようなので日曜に予定していた加工日を1日早めて土曜に行うことにした。
7月16日(土)
◎デンプンの樽を日本手ぬぐいの袋で濾して「一番粉」と「二番粉」に分ける
◎発酵した繊維部分をドーナツ状に形成し、魚干し網に入れて屋根下に吊るし一週間の乾燥に入る
◎最後に帯広百年記念館のアイヌ資料室「リウカ」にて、見本を用いて調理の仕方などの説明を受ける
10時~12時30分で終了
今回のワークショップで作成したデンプンは
今月22日の7月講座「夏野菜の収穫祭」で皆さまと一緒に調理してみましょう!
概観 | |
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分類タグ | 博物館 |
住所 | 帯広市緑ヶ丘2 |
TEL | 0155-24-5352 |
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