2012年7月31日(火)
暑かったぁ~「第40回釧路湿原マラソン」
ランニング、スポーツ×86
走ってきましたよ。
7月29日(日)に行われた「第40回釧路湿原マラソン」。
何がどうしたって、暑かったぁ~
こんなはずじゃなかったはずなんです…。
事前の天気予報では他の地域では30℃を示している中、釧路は22℃。
さすが釧路は涼しいなぁ。快適に走れそうだ。などと安心していました。
それが、朝8時過ぎに会場に着いてみると、すでに蒸し暑い。
スタート時間の午前9時30分までには、日差しも強く、タイムどころか完走すら危ぶまれるような気温でした。
気温が高いことが恒例な「北海道マラソン」に匹敵する、悪条件です。いやそれ以上かもしれません。
30キロと少し距離が短いことが幸いでした。
スタートして5キロしか過ぎていないのに、練習の疲れが抜けきっていない足がだるくなってきて、その上高い気温。
私の心は早くも折れかかっていました。
太陽が高くなるにしたがってさらに気温が上がり、最終的にはおそらく30℃近くまでいったと思います。
幸いにも、風が吹いてくれていて、かすかに涼しかったのが完走への希望となりました。
湿原のなかを走っていると折り返してきたランナーとすれ違うようになります。
トップのランナーは昨年に引き続いて参加されていた、市民ランナーの星、あの川内選手です。
もう、ぶっちぎり、他のランナーに大差をつけての走りでした。
オリンピックで川内さんの走りを見たかったです。
ぜひ、次のオリンピックで実現してほしいです。
20キロを過ぎると歩くランナーも見え始め、リタイヤされた方も多くいたと聞いています。
初めて30キロという距離に挑戦した私の友人も、20キロ地点で棄権してしまいました。
初めての30キロが、スタート前から走るのをやめたくなるような気象状況なんて、棄権もしかたないと思います。
25キロ地点ぐらいから釧路市街の中に戻ってきます。
一番辛い場所なのですが、応援に助けられました。
沿道の市民の皆さんの応援が素晴らしい。
どこの誰かも知らない私に、力一杯応援してくれます。
「がんばって~」「もう少しだよ~」
表情で分かります。おじさん、おばさん、小さなお子さん…などなど、本気で心から応援してくれるのです。
走ることに何の意味があるのでしょうか?
その答えもはっきりしない中、ランナーに一生懸命応援してくれる子どもたち。
これは素晴らしい教育ではないでしょうか。
人の気持ちを感じられる素晴らしい人に成長してくれることだと思います。
走り始めたすぐそばからやめたくなるようなコンディションでしたが、何とかゴール。
足の状態が良くなく全体的にスピードは遅かったのですが、最後まで粘って走り通し、2時間44分21秒というタイムでゴールすることができました。
会場ですぐに発行してくれる「完走証」
帰りはお楽しみのスーパー銭湯に寄って、汗の塩分でジャリジャリの体をきれいサッパリ。
もちろん天然温泉にこだわります。
温泉に入る前に体重を量ると67.5キロ。
いつもは69キロほどですので、だいぶん体重が減っています。
走っているときも給水所では意識して必ず水分を補給していましたし、ゴール後も配られた500mlのスポーツドリンクをがぶ飲みしたのにもかかわらずです。
いかに体の水分が失われたかが分かります。
温泉のあとに食事をしようと思ったのですが、過酷な条件でのランニングで内蔵も弱ってしまって、食欲がありません。
さらに入浴後ということで眠気も襲ってきて、ショッピングセンターの駐車場で、1時間ほど車内で睡眠をとりました。
午後3時ごろになると、外はあの暑さが嘘だったように涼しく気持ちのいい風が吹き、快適に。
食欲も戻って、毎年この大会で走ったあとに食べている「泉屋」さんの「スパカツ」をいただきました。
釧路のソウルフード、泉屋の「スパカツ」
釧路に来て、走って、温泉に入り、美味しいものをいただいて、やり残したことはない満足感と共に、帰宅の途についたのでした。
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