2016628(火)

走ってきました「第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン」


走ってきました「第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン」

先日6月26日(日)に「第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン」を走ってきました。

前日にスタート地点の湧別町で受付をしたあと車中泊。
当日は朝5時スタートです。

天気予報は雨。しかしスタートの時点では降っていませんでした。
しかし、まもなく雨が降り始め、小雨、霧雨と強さを変えながらもゴールまで終始降り続いていたように思います。

しかし、走っていると、さほど気にならない雨でした。

昨年は80km過ぎのワッカで歩いてしまったので、今年はスタートからペースを抑え、終盤に力を温存する作戦でいきました。

54.5kmの大レストステーションに到着。しかし、ペースを落とした分、制限時間との余裕が少なくなり、バナナ、アンパン、黒砂糖、ゼリーサプリ飲料や水分を補給したほかはほとんど休むことなく再出発。

というよりも、休んでしまうと走り出せなくなりそうだったこともあります。

75kmのホテルでのお汁粉を味わい再度出発。昨年よりも少しだけ足の痛みは軽いようでした。

80kmのワッカの入り口では、だいぶん足に疲労がきていました。

昨年なら歩いてしまっていたでしょうが、ペースを抑えてきた分歩くだけの時間の余裕はなかったのです。

動かなくなる脚、でも歩いては制限時間に間に合わない。
そんな恐怖を感じながら、自分との戦いです。

1キロごとの距離表示もなかなか見えてきません。
早足で歩く人に追い越されるようなスピードでしか走れなくなっていました。

とにかく苦しかった。
でも「苦しみはいつか終わる。しかし後悔は一生続く」、こんな誰かの言葉を思い出しながら必死に徐々に前へ。

98kmのワッカの出口を過ぎ、あとは道路沿いをただひたすらにゴールの常呂町スポーツセンターに向かうだけです。

気が付けば、今回は途中で給水などをする以外は、一切歩くことはなく走り続けています。昨年とは違いました。

この苦しみもやがて終わり、喜びに変わります。

ゴールに近づく頃には小雨が強い雨に変わってきました。
みんなびしょ濡れのゴールです。

私も走っている途中ずっと頭で思い巡らし、待ちに待っていたゴールをくぐることができました。

12時間以上かかり、結局は昨年とほぼ変わらない時間でした。
通算5回目の完走です。
10回完走の「サロマンブルー」まで、ようやく半分のところに来ました。

私よりも年配の方や女性が、ずっと早くにゴールしています。
どう練習を工夫すれば走る力が向上するのか、来年はペース配分をどうしようかなど、すぐに来年のサロマのことを考えている自分がいました。

これは今までとは違っていたことです。

1回の途中リタイアを入れると計6回の出場。
コースの変化も覚え、ここにきてサロマ湖100kmマラソンの面白みを実感できるようになったと思います。

完走するコツを掴んできたのかもしれません。
気温が高くなることだけが心配ですが。

少し体を休ませたあと、また来年に向けての取り組みが始まります。
一年後は今より進化していられるよう頑張っていこうと思います。






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ひらっち
ランニング、食べ歩き、映画などが趣味。各地のマラソン大会に出場しては、ご当地グルメを味わい、帰りは温泉につかるのを楽しみとしています。

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