2012年1月5日(木)
映画レビュー「シャッター アイランド 」
映画×6
またまた映画のご紹介です。
正月休みに、数カ月ぶりに何本か映画を見ることができましたのでご紹介させていただきます。
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによる「シャッター アイランド」です。
正月休みの最後の日にDVDで鑑賞。
テレビで見ようかと思いましたが、子どもがいて最後まで落ち着いて見られないと思ったため、パソコンにヘッドホンを付けて鑑賞しました。
ヘッドホンならではの音響が楽しめました。
精神を患った犯罪者を収容する病院が建つ島「シャッター アイランド」。
そこに、女性患者失踪事件を捜査するため連邦保安官が派遣されるというお話です。
その保安官役がデカプリオです。
以前は童顔の俳優さんで、将来どういう風にイメージチェンジを図るのかと心配していましたが、最近は見事に実力派俳優として飛躍していますね。
映画では、次々と直面する謎や職員たちの不審な言動に振り回され、暗く重苦しい演出も手伝って、見事に混乱と恐怖に主人公が呑み込まれていくさまが表現されています。
病院の院長を映画「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが演じていて、脇を固めるそのほかの俳優にも隙はありません。
デカプリオ演じる保安官テディは、患者失踪事件と無関係な「アンドルー・レディス」という人物についての質問を繰り返すのですが、その人物はアパートに火をつけ最愛の妻ドロレスを殺した放火魔なのです。
テディはレディスがこの病院に収容されていると知り、同時にその行方を探っていたのでした。
そして、レディスへ復讐することを目的に動き出すのですが、島の人間はなかなか協力的ではなく、断崖絶壁の島にもかかわらず、失踪していた女性患者も突然、けが一つなく戻ってくるのでした…。
この種の映画の例に漏れず、ストーリーが進んで行くほど、何が真実なのか分からなくなってきます。
主人公テディも妻を失った悲劇と向かい合いながらも、真実の追求のため、妻を殺した犯人への復讐を目的に、捜査を続けていきます。
そして、映画の最後約30分間を使って、その真実が語られていくのです…。
保安官テディと相棒の2人で捜査を続けていくのですが、緻密な捜査によって一つ一つ真実が証明されていくというよりは、事実が明らかになっていくという印象です。
また、この映画は一度最後まで見たあと、もう一度映画を見直したくなります。
2回目の鑑賞が、全く違った感覚で楽しめます。
2回目のほうが結末を知っているぶん、結末につながる細かな演出を、あーそうだったのか…と、ある意味、より楽しめるかもしれません。
私も2回見ました。
2回目は日本語吹き替えにして、ゆったりした気持ちで鑑賞しました。
あと、詳しくは書きませんが、別の有名な複数の映画の結末と比較することもできます。
それは見てのお楽しみです。
十分にお勧めできる映画です。
星の数は
★★★★☆(4つ)
です。
正月休みに、数カ月ぶりに何本か映画を見ることができましたのでご紹介させていただきます。
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによる「シャッター アイランド」です。
正月休みの最後の日にDVDで鑑賞。
テレビで見ようかと思いましたが、子どもがいて最後まで落ち着いて見られないと思ったため、パソコンにヘッドホンを付けて鑑賞しました。
ヘッドホンならではの音響が楽しめました。
精神を患った犯罪者を収容する病院が建つ島「シャッター アイランド」。
そこに、女性患者失踪事件を捜査するため連邦保安官が派遣されるというお話です。
その保安官役がデカプリオです。
以前は童顔の俳優さんで、将来どういう風にイメージチェンジを図るのかと心配していましたが、最近は見事に実力派俳優として飛躍していますね。
映画では、次々と直面する謎や職員たちの不審な言動に振り回され、暗く重苦しい演出も手伝って、見事に混乱と恐怖に主人公が呑み込まれていくさまが表現されています。
病院の院長を映画「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが演じていて、脇を固めるそのほかの俳優にも隙はありません。
デカプリオ演じる保安官テディは、患者失踪事件と無関係な「アンドルー・レディス」という人物についての質問を繰り返すのですが、その人物はアパートに火をつけ最愛の妻ドロレスを殺した放火魔なのです。
テディはレディスがこの病院に収容されていると知り、同時にその行方を探っていたのでした。
そして、レディスへ復讐することを目的に動き出すのですが、島の人間はなかなか協力的ではなく、断崖絶壁の島にもかかわらず、失踪していた女性患者も突然、けが一つなく戻ってくるのでした…。
この種の映画の例に漏れず、ストーリーが進んで行くほど、何が真実なのか分からなくなってきます。
主人公テディも妻を失った悲劇と向かい合いながらも、真実の追求のため、妻を殺した犯人への復讐を目的に、捜査を続けていきます。
そして、映画の最後約30分間を使って、その真実が語られていくのです…。
保安官テディと相棒の2人で捜査を続けていくのですが、緻密な捜査によって一つ一つ真実が証明されていくというよりは、事実が明らかになっていくという印象です。
また、この映画は一度最後まで見たあと、もう一度映画を見直したくなります。
2回目の鑑賞が、全く違った感覚で楽しめます。
2回目のほうが結末を知っているぶん、結末につながる細かな演出を、あーそうだったのか…と、ある意味、より楽しめるかもしれません。
私も2回見ました。
2回目は日本語吹き替えにして、ゆったりした気持ちで鑑賞しました。
あと、詳しくは書きませんが、別の有名な複数の映画の結末と比較することもできます。
それは見てのお楽しみです。
十分にお勧めできる映画です。
星の数は
★★★★☆(4つ)
です。
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