2012119(木)

煮込みジンギスカン 鹿追町「大阪屋」


煮込みジンギスカン  鹿追町「大阪屋」

今日はちょっとした会合があり、鹿追町「大阪屋」に行ってきました。

鹿追町栄町1丁目9番地にあるお店で、郵便局のすぐ隣。
創業が昭和32年ですから、約55年の歴史があります。

前にもブログで紹介させていただきましたが、西部十勝地域は「ホルジン」と呼ばれる、ホルモンとジンギスカンを一緒に煮込むジンギスカン鍋の文化があります。

西部十勝独特?ホルジン文化 清水町「有楽町食堂」(2011年12月16日)

この地域では、芽室町は「駿河屋」、清水町は「有楽町」、新得町は「たこや」などのホルジンのおいしいお店があります。

こちらに赴任された転勤族の方に聞いたのですが、道内でもホルジンの文化があるのは、この地方の特色のようです。

こちらに住んでいると当たり前のように感じていたのですがね。

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まさに郵便局の位置にこの看板が。

「大阪屋」のジンギスカンも、焼くのではなく、煮込みジンギスカンです。

山のようになっているジンギスカン鍋ではなく、浅い器状の鍋で、厚めに切られたジンギスカンとホルモンを一つの鍋で煮込みます。

鹿追町では「ホルジン」とは余り呼びません。
いわゆるホルジンを頼むときには「ミックスちょうだい」と言います。

この店に来られた人で、煮込み鍋をほしがる方がけっこういて、いろいろなお店に行っても品物が見あたらないと言われます。

それは当たり前です。
この鍋は、地元鉄工所の特製なのです。

町民の中には、その鉄工所にお願いして同じ鍋を作ってもらい、家に備えてある家もあります。
「大阪屋」さんから肉をテイクアウトし、家でゆっくり味わおうということです。

この店秘伝のタレが、ジンギスカンとホルモンに染みこみ、タマネギの甘さも合わさると、それはもう何と言えないおいしさです。

ジンギスカン肉は臭みがなくて柔らかく、ホルモンはかんでもかみ切れない弾力性があります。
ジンギスカンからしみ出るうまみ、そしてホルモンのクリーミーと表現したくなるようなまろやかな味がたまりません。

肉厚の上ホルモンもありますが、私は並の薄いホルモンでなければ満足できません。それが一番おいしいのです。

お肉をある程度食べ終えたら、たっぷりの汁の中にうどんを投入して煮込みます。

うま味を含んだ汁をたっぷりと吸ったうどんが、また最高です。

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煮込むとこんな感じに。肉を食べるとうどんを入れます。

留意することをひとつ。
食べている間は、タレや肉の食欲をそそる香りが、部屋中を充満します。
服に少々においが付きますので、そのことを考慮したラフな服装で来ていただき、あとは思う存分おいしい煮込みジンギスカンを堪能してください。

先ほど、酔っぱらいながら走って家に帰ってきたので、今日はこの程度とさせていただきます。

実は、ジンギスカン鍋の発祥の地が鹿追町であるという話もあります。

この話は、明日以降にご紹介します。

では、また。






概観
分類タグ焼肉・ジンギスカン
住所鹿追町栄町1丁目9
TEL0156-66-2115
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営業時間11:00 - 22:00
定休日月曜・祝日
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 ABOUT
ひらっち
ランニング、食べ歩き、映画などが趣味。各地のマラソン大会に出場しては、ご当地グルメを味わい、帰りは温泉につかるのを楽しみとしています。

性別
年齢50代
エリア十勝
属性個人
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