ランニング、スポーツ(86)
2015年7月8日(水)
完走記「第30回サロマ湖100kmウルトラマラソン」
ランニング、スポーツ×86
「第30回サロマ湖100kmウルトラマラソン」に参加してきました。
昨年は54.5km地点で無念のリタイア。
4回目の完走に向けての再チャレンジです。
結果は完走。
リベンジを果たすことができました。
余韻に浸っているうちに、もう10日もたってしまい、慌てて自分のための記録を兼ねて完走記を書いています。
平成27年6月28日 日曜日。
100kmの部は朝5時に湧別町をスタート。サロマ湖の周囲を佐呂間町を経由して走り、北見市常呂町がゴールです。
今回が5回目の参加となりますが、昨年は30度近い暑さのため途中で体調を崩し、54.5㎞のレストステーションで自らリタイアを決断。
すっかり自信をなくしてしまいましたが、リベンジを果たすべく1年間トレーニングを積んできました。
天気予報では、最高気温が15度ほど。しかも曇りと、走るには絶好のコンディションが予想され、走りに集中できる条件が整いました。
それぞれのランナーが実力どおりの結果が出やすい条件ともいえます。
当日は予報の通りの絶好の天候。あとは昨年の反省であった「過信」をせず、慎重に計画を立てながらゴールを目指すのみとなりました。
昨年は、過去3回完走できたという経験から「少し速く走ってみようか」「どうせ最後は完走できる」と気のゆるみがあったのです。
今回は参加において改善できた点があります。
それは寝床である、車です。
前日はスタート地点近くで車内泊をしますが、これまでは普通乗用車のシートを倒して寝ていました。
これが、寝心地が悪くて、なかなか眠れないのです。
寝たような… 寝てないような… 何か居心地が悪い思いをしているうちに、空が明るくなってくる。
これまではそのまま起床時間になってしまっていたのです。
今回は違います。
我が家のメインカーのワンボックスの後部座席を上げるなどして、広い寝床を作りました。
布団も持っていきました。
下に敷くマットに、掛け布団2枚。
効果てきめんでした。
気温は寒くても布団の中でぬくぬく。
しっかり睡眠をとり、寝不足でない状態で初めてスタートを迎えられたのです。
スタート後は、5kmを32分ほどのペースを維持。
力を温存しながらも、計画の35分を上回るペースでリズムも気持ちよく刻んでいました。
このペースがフルマラソン地点まで続き、予想していたよりも疲労度が低い状態で通過。
去年リタイアした54.5kmのレストステーションも余力を残したまま到着できました。
「これはいいかも。完走はまちがいないかな?」
悪い癖の「過信」が少し顔を出し始めました。
レストステーションに預けてあった荷物を受け取らないまま、ドリンクとアンパンなどを口にして、軽く足のストレッチをすると、間もなく再出発。
すぐに始まる長い坂も、こんなに緩やかだったのかと思うほど快調に走破。
前のランナーを徐々に追い抜いていきました。
そんな調子で走っていたところ、60kmを過ぎたあたりから足に異変が。
筋肉が硬直し、走りが遅くなってきたのです。
思ったよりも楽に走れたことからペースを乱してしまったのかもしれません。
まだ60km。こんなところで歩いてしまっては完走ができなくなります。
言うことを聞かない脚をなんとか動かしながら、通称「魔女の森」と呼ばれるコース内で唯一道路脇に木が立ち並ぶ場所へ。
去年はたどり着けなかった場所を感慨深く、一歩一歩走って行きました。
70km過ぎのホテルに設けられている給水所に到着した時には、もはや脚は走り続けるには限界に近づいていました。
しかし、ワッカ原生花園の入り口の80km地点までは、忍耐を振り絞って走り続けました。
ここで“ポキッ”と心が折れる音が聞こえたのです。
時計を見ると、ゴールの制限時間13時間まで3時間30分以上も時間があり、歩いても完走できるという思いが自分を甘やかしてしまったのです。
一度歩いてしまうと、再び走るのがつらくなります。
90kmまでは歩きと走りを交互に進みましたが、それ以降はほとんど歩く状態でした。
気を振り絞って走り出すのですが、続かない。
すぐに歩きに戻ります。
ワッカを出て、あと2~3km。
やはり、走れません。
そんな状態を続け、ゴール会場近くに。
歩いたままでゴールはしたくない。
あと500mほどのところから、何とか走り始めました。
道路からゴールの常呂町スポーツセンターに入っていくと、ゴールゲートは目の前。
驚くほど脚が動きます。
これなら、何とか辛抱すればもっと走れたのではないか。微妙な気持ちです。
しかし、朝日が夕日に変わるまで走り続けて、やっとゴールゲートにたどり着けた喜びと安堵感でいっぱいでした。
不本意なレース展開でありましたが、完走できました。
タイムは、貯金した時間の多くを費やし、12時間30分を過ぎていました。
全体的には、涼しい気候も味方し多くの方々が完走を果たされたようで、制限時間近くにゴールされた方々にはメダルの数が間に合わなかったとのことです。
今回は、前半においては完走するためのペースやリズムを感じ取ることが収穫となりましたが、結果としてはそれでもまだ自分の実力には速すぎたのだと思います。
来年は、後半も脚が動くように練習を重ねることと、前半のペースをさらに遅くして臨もうかと考えています。
それらを改善し、最後まで走りきる力を保てれば、11時間台も十分実現可能だという思いを持ちました。
今から、もう来年が楽しみな気持ち。
これから一年、練習を積んでいこうと思います。
昨年は54.5km地点で無念のリタイア。
4回目の完走に向けての再チャレンジです。
結果は完走。
リベンジを果たすことができました。
余韻に浸っているうちに、もう10日もたってしまい、慌てて自分のための記録を兼ねて完走記を書いています。
平成27年6月28日 日曜日。
100kmの部は朝5時に湧別町をスタート。サロマ湖の周囲を佐呂間町を経由して走り、北見市常呂町がゴールです。
今回が5回目の参加となりますが、昨年は30度近い暑さのため途中で体調を崩し、54.5㎞のレストステーションで自らリタイアを決断。
すっかり自信をなくしてしまいましたが、リベンジを果たすべく1年間トレーニングを積んできました。
天気予報では、最高気温が15度ほど。しかも曇りと、走るには絶好のコンディションが予想され、走りに集中できる条件が整いました。
それぞれのランナーが実力どおりの結果が出やすい条件ともいえます。
当日は予報の通りの絶好の天候。あとは昨年の反省であった「過信」をせず、慎重に計画を立てながらゴールを目指すのみとなりました。
昨年は、過去3回完走できたという経験から「少し速く走ってみようか」「どうせ最後は完走できる」と気のゆるみがあったのです。
今回は参加において改善できた点があります。
それは寝床である、車です。
前日はスタート地点近くで車内泊をしますが、これまでは普通乗用車のシートを倒して寝ていました。
これが、寝心地が悪くて、なかなか眠れないのです。
寝たような… 寝てないような… 何か居心地が悪い思いをしているうちに、空が明るくなってくる。
これまではそのまま起床時間になってしまっていたのです。
今回は違います。
我が家のメインカーのワンボックスの後部座席を上げるなどして、広い寝床を作りました。
布団も持っていきました。
下に敷くマットに、掛け布団2枚。
効果てきめんでした。
気温は寒くても布団の中でぬくぬく。
しっかり睡眠をとり、寝不足でない状態で初めてスタートを迎えられたのです。
スタート後は、5kmを32分ほどのペースを維持。
力を温存しながらも、計画の35分を上回るペースでリズムも気持ちよく刻んでいました。
このペースがフルマラソン地点まで続き、予想していたよりも疲労度が低い状態で通過。
去年リタイアした54.5kmのレストステーションも余力を残したまま到着できました。
「これはいいかも。完走はまちがいないかな?」
悪い癖の「過信」が少し顔を出し始めました。
レストステーションに預けてあった荷物を受け取らないまま、ドリンクとアンパンなどを口にして、軽く足のストレッチをすると、間もなく再出発。
すぐに始まる長い坂も、こんなに緩やかだったのかと思うほど快調に走破。
前のランナーを徐々に追い抜いていきました。
そんな調子で走っていたところ、60kmを過ぎたあたりから足に異変が。
筋肉が硬直し、走りが遅くなってきたのです。
思ったよりも楽に走れたことからペースを乱してしまったのかもしれません。
まだ60km。こんなところで歩いてしまっては完走ができなくなります。
言うことを聞かない脚をなんとか動かしながら、通称「魔女の森」と呼ばれるコース内で唯一道路脇に木が立ち並ぶ場所へ。
去年はたどり着けなかった場所を感慨深く、一歩一歩走って行きました。
70km過ぎのホテルに設けられている給水所に到着した時には、もはや脚は走り続けるには限界に近づいていました。
しかし、ワッカ原生花園の入り口の80km地点までは、忍耐を振り絞って走り続けました。
ここで“ポキッ”と心が折れる音が聞こえたのです。
時計を見ると、ゴールの制限時間13時間まで3時間30分以上も時間があり、歩いても完走できるという思いが自分を甘やかしてしまったのです。
一度歩いてしまうと、再び走るのがつらくなります。
90kmまでは歩きと走りを交互に進みましたが、それ以降はほとんど歩く状態でした。
気を振り絞って走り出すのですが、続かない。
すぐに歩きに戻ります。
ワッカを出て、あと2~3km。
やはり、走れません。
そんな状態を続け、ゴール会場近くに。
歩いたままでゴールはしたくない。
あと500mほどのところから、何とか走り始めました。
道路からゴールの常呂町スポーツセンターに入っていくと、ゴールゲートは目の前。
驚くほど脚が動きます。
これなら、何とか辛抱すればもっと走れたのではないか。微妙な気持ちです。
しかし、朝日が夕日に変わるまで走り続けて、やっとゴールゲートにたどり着けた喜びと安堵感でいっぱいでした。
不本意なレース展開でありましたが、完走できました。
タイムは、貯金した時間の多くを費やし、12時間30分を過ぎていました。
全体的には、涼しい気候も味方し多くの方々が完走を果たされたようで、制限時間近くにゴールされた方々にはメダルの数が間に合わなかったとのことです。
今回は、前半においては完走するためのペースやリズムを感じ取ることが収穫となりましたが、結果としてはそれでもまだ自分の実力には速すぎたのだと思います。
来年は、後半も脚が動くように練習を重ねることと、前半のペースをさらに遅くして臨もうかと考えています。
それらを改善し、最後まで走りきる力を保てれば、11時間台も十分実現可能だという思いを持ちました。
今から、もう来年が楽しみな気持ち。
これから一年、練習を積んでいこうと思います。
2014年9月2日(火)
「2014北海道マラソン」完走記
ランニング、スポーツ×86
↑朝のスタート地点
8月31日に札幌市で開催された「2014北海道マラソン」に参加してきました。
今年は、首のヘルニアに始まり、ろくに練習ができない日が続きました。
5月の洞爺湖マラソン、6月の千歳マラソンは共に成績がパッとせず、サロマ湖100キロウルトラマラソンに至っては生涯初めての途中リタイアという始末。
でも、病院に通いヘルニアが改善してからは走ることにも支障はなくなり、練習が思う存分できるようになりました。
北海道マラソンの数カ月前からは、月に300キロは走ることができ、やれることはやったという気持ちで当日を迎えることができました。
ですから、今回の北海道マラソンは、不安の中にも少し記録への期待はありました。
しかし、結果的には、悪くもなく、良くもなく、無難な記録に終わりました。
大会当日は涼しく気持ちのよい朝を迎え、記録への期待を持たせるものでした。でも、スタートしてからはぐんぐんと気温が上がり始め最終的には28度近くになったと思います。
雲一つなく、終始日差しが照りつける中、体力を奪われて失速し、関門で惜しくも止められる方も多かったようです。
それでも完走率が78.9パーセントと、過去10番目の高さだったとのことでした。
私は、スタートから中間地点までは5キロを25分台で走り続けることができましたが、その後は足が弱り始め、28分台、30分台とペースダウン。
しかし、35キロ地点からさらに失速するかと思われましたが、粘りの走りを維持することができ30分台をキープ。
北海道大学構内、赤レンガ庁舎を通り、大通公園のゴール地点には、3時間53分で到着できました。
欲を言うと、10分ぐらい早くゴールしたかったのですが、去年より5分ほど記録を縮めることができたので、満足するべきでしょう。
友人の中には、数人途中で収容バスに拾われて、ゴールまで走ることができなかった人が数人いました。
夏のフルマラソン、北海道マラソン。
今年も過酷な大会となったようです。
でも、これだから挑戦したくなる、魅力ある大会でもあります。
昨日は一日足を休め、今晩からまた走り始めました。
今度は、9月23日の美瑛ハーフマラソンです。
初めて参加するので楽しみです。
そうそう、ゴールの大通公園から車の駐車場まで歩いていると、札幌三越前でマリオに遭遇しました。
マラソン疲れも吹っ飛んでしまうほど、興奮してしまいました。
8月31日に札幌市で開催された「2014北海道マラソン」に参加してきました。
今年は、首のヘルニアに始まり、ろくに練習ができない日が続きました。
5月の洞爺湖マラソン、6月の千歳マラソンは共に成績がパッとせず、サロマ湖100キロウルトラマラソンに至っては生涯初めての途中リタイアという始末。
でも、病院に通いヘルニアが改善してからは走ることにも支障はなくなり、練習が思う存分できるようになりました。
北海道マラソンの数カ月前からは、月に300キロは走ることができ、やれることはやったという気持ちで当日を迎えることができました。
ですから、今回の北海道マラソンは、不安の中にも少し記録への期待はありました。
しかし、結果的には、悪くもなく、良くもなく、無難な記録に終わりました。
大会当日は涼しく気持ちのよい朝を迎え、記録への期待を持たせるものでした。でも、スタートしてからはぐんぐんと気温が上がり始め最終的には28度近くになったと思います。
雲一つなく、終始日差しが照りつける中、体力を奪われて失速し、関門で惜しくも止められる方も多かったようです。
それでも完走率が78.9パーセントと、過去10番目の高さだったとのことでした。
私は、スタートから中間地点までは5キロを25分台で走り続けることができましたが、その後は足が弱り始め、28分台、30分台とペースダウン。
しかし、35キロ地点からさらに失速するかと思われましたが、粘りの走りを維持することができ30分台をキープ。
北海道大学構内、赤レンガ庁舎を通り、大通公園のゴール地点には、3時間53分で到着できました。
欲を言うと、10分ぐらい早くゴールしたかったのですが、去年より5分ほど記録を縮めることができたので、満足するべきでしょう。
友人の中には、数人途中で収容バスに拾われて、ゴールまで走ることができなかった人が数人いました。
夏のフルマラソン、北海道マラソン。
今年も過酷な大会となったようです。
でも、これだから挑戦したくなる、魅力ある大会でもあります。
昨日は一日足を休め、今晩からまた走り始めました。
今度は、9月23日の美瑛ハーフマラソンです。
初めて参加するので楽しみです。
そうそう、ゴールの大通公園から車の駐車場まで歩いていると、札幌三越前でマリオに遭遇しました。
マラソン疲れも吹っ飛んでしまうほど、興奮してしまいました。
2014年7月2日(水)
“不”完走記「第29回サロマ湖100kmウルトラマラソン」
ランニング、スポーツ×86
↑大会前日の受付会場前
平成26年6月29日に湧別町・佐呂間町・北見市で行われた「第29回サロマ湖100kmウルトラマラソン」に参加してきました。
4回目の完走を目指して参加した今回は、無念のリタイアという結果になってしまいました。
大会前一週間ほど前には22度との気温予想も、大会当日のアナウンスでは25度に。
そして、実際には29度と30度近くにも上がりました。
今年は、年の初めから首のヘルニアに悩まされ、特に3月・4月は思うように練習ができませんでした。
しかし、5月からは練習も通常どおりできるようになり、月間330キロの練習を積んできましたが、やはり練習不足もあったと感じています。
大会当日は、曇り時々晴れの予想が、日差しが絶えることのないほどの快晴となりました。
夕方からの気温もさほど低くならず、前日の車中泊で寒い思いをしなかったのも過去の経験からは初めてのことでした。
スタートしてからは、あまり走る速度に自らブレーキを掛けることなく自然に走ろうと心掛けました。
調子も悪くなかったですし、あとに時間の余裕を作ろうとの考えです。
5キロを約30分、10キロでも1時間5分ペースで走っていきました。
10キロ、20キロと快調に進み25キロも通過。
しかし、30キロあたりから足が止まり始めました。
その後も、足に疲労を感じるようになり、フルマラソン地点では過去で一番疲れがきていたと思います。
「おかしいな」と思いながらも走り続けましたが、45キロ過ぎからペースが急激に落ち始めました。のどが急激に渇き出します。
それでも54.5キロ地点のレストステーションまでは歩かずに到着しようと頑張りましたが、52キロからはついに歩いてしまいました。
頭はフラフラ、ボーッとしてもうろうとしてきています。
のどはさらにカラカラ、給水地点で水分を補給しても一向にその感覚は治りません。
そうです、脱水症状がで始めたようです。
頭のフラフラと吐き気は熱中症になりかけているようでした。
レストステーションには、歩いて何とかたどり着く状態でした。
その先、体調を取り戻し走り続ける見通しは感じられず、無念のリタイアを選択しました。
折れないはずの心が、見事に折れてしまいました。
収容バスの中、周りを見渡すと10回以上完走されているサロマンプルー方も多くリタイアされていました。
やはり、気温の高さは過酷な状況だったようです。
ゴールへ向かうバスの中、ふと外を眺めていると、NHKーBS1「ランスマ」の収録で100キロマラソンチャレンジをしていた中村優さんが58キロ地点を走られているのを見かけました。
残り時間やこれからの体力の衰退を考えると、完走は難しいのではないかと感じていましたが、なんと完走されたようです。
時間は、12時間55分。制限時間ギリギリです。
最後のワッカは自分との闘いだったと思います。
完走できないかもと弱気になったこともあったと思います。
とにかく、優ちゃんは凄いです。
サロマの模様は8月2日(土)・9日(土)の午後6時からの「ランスマ」で放送されるようです。
今回のサロマはリタイアという結果となり、悔しく情けない思い出となりました。
これからすぐに自分を鍛え直し、来年のサロマは必ず完走してみせます。
そう自分に言い聞かせました。
平成26年6月29日に湧別町・佐呂間町・北見市で行われた「第29回サロマ湖100kmウルトラマラソン」に参加してきました。
4回目の完走を目指して参加した今回は、無念のリタイアという結果になってしまいました。
大会前一週間ほど前には22度との気温予想も、大会当日のアナウンスでは25度に。
そして、実際には29度と30度近くにも上がりました。
今年は、年の初めから首のヘルニアに悩まされ、特に3月・4月は思うように練習ができませんでした。
しかし、5月からは練習も通常どおりできるようになり、月間330キロの練習を積んできましたが、やはり練習不足もあったと感じています。
大会当日は、曇り時々晴れの予想が、日差しが絶えることのないほどの快晴となりました。
夕方からの気温もさほど低くならず、前日の車中泊で寒い思いをしなかったのも過去の経験からは初めてのことでした。
スタートしてからは、あまり走る速度に自らブレーキを掛けることなく自然に走ろうと心掛けました。
調子も悪くなかったですし、あとに時間の余裕を作ろうとの考えです。
5キロを約30分、10キロでも1時間5分ペースで走っていきました。
10キロ、20キロと快調に進み25キロも通過。
しかし、30キロあたりから足が止まり始めました。
その後も、足に疲労を感じるようになり、フルマラソン地点では過去で一番疲れがきていたと思います。
「おかしいな」と思いながらも走り続けましたが、45キロ過ぎからペースが急激に落ち始めました。のどが急激に渇き出します。
それでも54.5キロ地点のレストステーションまでは歩かずに到着しようと頑張りましたが、52キロからはついに歩いてしまいました。
頭はフラフラ、ボーッとしてもうろうとしてきています。
のどはさらにカラカラ、給水地点で水分を補給しても一向にその感覚は治りません。
そうです、脱水症状がで始めたようです。
頭のフラフラと吐き気は熱中症になりかけているようでした。
レストステーションには、歩いて何とかたどり着く状態でした。
その先、体調を取り戻し走り続ける見通しは感じられず、無念のリタイアを選択しました。
折れないはずの心が、見事に折れてしまいました。
収容バスの中、周りを見渡すと10回以上完走されているサロマンプルー方も多くリタイアされていました。
やはり、気温の高さは過酷な状況だったようです。
ゴールへ向かうバスの中、ふと外を眺めていると、NHKーBS1「ランスマ」の収録で100キロマラソンチャレンジをしていた中村優さんが58キロ地点を走られているのを見かけました。
残り時間やこれからの体力の衰退を考えると、完走は難しいのではないかと感じていましたが、なんと完走されたようです。
時間は、12時間55分。制限時間ギリギリです。
最後のワッカは自分との闘いだったと思います。
完走できないかもと弱気になったこともあったと思います。
とにかく、優ちゃんは凄いです。
サロマの模様は8月2日(土)・9日(土)の午後6時からの「ランスマ」で放送されるようです。
今回のサロマはリタイアという結果となり、悔しく情けない思い出となりました。
これからすぐに自分を鍛え直し、来年のサロマは必ず完走してみせます。
そう自分に言い聞かせました。
2014年6月10日(火)
走りました。第35回鹿追高校完歩大会
ランニング、スポーツ×86
先日の6月7日(土曜日)に「第35回鹿追高校完歩大会」に参加しました。
鹿追高校から然別湖までの26km。
標高差600mの道のりです。
生徒のための学校行事ですが、一般参加も受け入れているのです。
運動部の生徒を除いて、ほとんどは歩きます。
私は6月下旬にあるサロマ湖100kmウルトラマラソンのトレーニングを兼ねて、毎年参加させていただいています。
もちろん走りです。
今シーズンは、首のヘルニアに始まりいいことがありません。
ヘルニアが治りかけて走れるようになってから、一生懸命練習して5月の月間走行距離が330kmを超え、少なくとも練習不足の状態ではないはず。
しかし、大会で成果が出ません。
6月1日の千歳マラソンも散々の結果でした。
少しでも練習しようと、大会前の体の調整はほとんどしなかったこともありますが、スタートするとまもなく足に疲労を感じるのです。
鹿追高校完歩大会の前は、体を十分休ませることを心掛け、大会前2日はほとんど走りませんでした。
そのことが功を奏したか、順調に走り続けることができ、然別湖への長い登り道も足が粘り強く動いてくれたと思います。
昨年より3分ほど早くゴールできました。
晴れ続きの天候も、今日も小雨です。
気を抜かないで、室内ランに出掛けようと思います。
それから、完歩大会にテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」の密着取材が来ていまいました。
先頭で走る生徒なども、自転車に付けたカメラで撮影するなど大会全体を取材していました。
私もちらっと映っているかもしれません。
楽しみです。
鹿追高校から然別湖までの26km。
標高差600mの道のりです。
生徒のための学校行事ですが、一般参加も受け入れているのです。
運動部の生徒を除いて、ほとんどは歩きます。
私は6月下旬にあるサロマ湖100kmウルトラマラソンのトレーニングを兼ねて、毎年参加させていただいています。
もちろん走りです。
今シーズンは、首のヘルニアに始まりいいことがありません。
ヘルニアが治りかけて走れるようになってから、一生懸命練習して5月の月間走行距離が330kmを超え、少なくとも練習不足の状態ではないはず。
しかし、大会で成果が出ません。
6月1日の千歳マラソンも散々の結果でした。
少しでも練習しようと、大会前の体の調整はほとんどしなかったこともありますが、スタートするとまもなく足に疲労を感じるのです。
鹿追高校完歩大会の前は、体を十分休ませることを心掛け、大会前2日はほとんど走りませんでした。
そのことが功を奏したか、順調に走り続けることができ、然別湖への長い登り道も足が粘り強く動いてくれたと思います。
昨年より3分ほど早くゴールできました。
晴れ続きの天候も、今日も小雨です。
気を抜かないで、室内ランに出掛けようと思います。
それから、完歩大会にテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」の密着取材が来ていまいました。
先頭で走る生徒なども、自転車に付けたカメラで撮影するなど大会全体を取材していました。
私もちらっと映っているかもしれません。
楽しみです。
2014年5月20日(火)
完走記「第40回洞爺湖マラソン」
ランニング、スポーツ×86
写真は壮瞥町・壮瞥公園からの洞爺湖の眺めです。
洞爺湖に向かう途中に寄ってみましたが、公園には梅の花が満開でした。
この湖の周りを、ぐるっと一周走ってきました。
さて、5月18日に開催された「第40回洞爺湖マラソン」に参加してきました。
首のヘルニアで左肩と腕が痛くて、4月下旬までまともに走れない日が続いていました。
病院に通って痛みも弱まり、練習再開。
6月29日の「サロマ湖100キロウルトラマラソン」までの日にちを考えると気持ちは焦り、5月中の集中した走り込みを決意しました。
洞爺湖マラソンまでの5月半ばまでで約180キロの距離を走れたので、練習量としてはまあまあ満足していました。
でも、今回の洞爺湖のフルマラソンは無理をせず、ゆっくり走って練習成果を確かめよう…なんて考えていたのですが、結果は良くありませんでした。
当日は、前日の強風がうそのように収まり、青空が広がっていました。
実に気持ちのようランニング日和でした。
そんな絶好の環境の下、予定通りスタートからゆっくり走りだした。
しかし、20キロ地点ぐらいから足が動かなくなりはじめ、終盤は走り続けるのがつらい状態でした。
事前は体力に余裕を残して4時間のゴールを見込んでいましたが、結果は4時間9分。
しかも、足や体力は消耗しての状態でです。
サロマへの練習の一部として参加したので、大会前の体の調整は特にしませんでしたが、それにしてはこれまで体調が良くないとは想像していませんでした。
いつもは、フルマラソンを走ったあとは数日練習を休みにしていましたが、今回は翌日に5キロ、今日は10キロを走りました。
明日は15キロに戻そうかと思います。
2週間後の「千歳国際マラソン」では練習の成果は現れるのでしょうか。
今年のサロマ湖100キロは完走できるのでしょうか。
不安の残る洞爺湖マラソンとなりました。
でも、走ったあとの温泉は、超気持ちよかった。
これだから、ランニングはやめられません。
洞爺湖に向かう途中に寄ってみましたが、公園には梅の花が満開でした。
この湖の周りを、ぐるっと一周走ってきました。
さて、5月18日に開催された「第40回洞爺湖マラソン」に参加してきました。
首のヘルニアで左肩と腕が痛くて、4月下旬までまともに走れない日が続いていました。
病院に通って痛みも弱まり、練習再開。
6月29日の「サロマ湖100キロウルトラマラソン」までの日にちを考えると気持ちは焦り、5月中の集中した走り込みを決意しました。
洞爺湖マラソンまでの5月半ばまでで約180キロの距離を走れたので、練習量としてはまあまあ満足していました。
でも、今回の洞爺湖のフルマラソンは無理をせず、ゆっくり走って練習成果を確かめよう…なんて考えていたのですが、結果は良くありませんでした。
当日は、前日の強風がうそのように収まり、青空が広がっていました。
実に気持ちのようランニング日和でした。
そんな絶好の環境の下、予定通りスタートからゆっくり走りだした。
しかし、20キロ地点ぐらいから足が動かなくなりはじめ、終盤は走り続けるのがつらい状態でした。
事前は体力に余裕を残して4時間のゴールを見込んでいましたが、結果は4時間9分。
しかも、足や体力は消耗しての状態でです。
サロマへの練習の一部として参加したので、大会前の体の調整は特にしませんでしたが、それにしてはこれまで体調が良くないとは想像していませんでした。
いつもは、フルマラソンを走ったあとは数日練習を休みにしていましたが、今回は翌日に5キロ、今日は10キロを走りました。
明日は15キロに戻そうかと思います。
2週間後の「千歳国際マラソン」では練習の成果は現れるのでしょうか。
今年のサロマ湖100キロは完走できるのでしょうか。
不安の残る洞爺湖マラソンとなりました。
でも、走ったあとの温泉は、超気持ちよかった。
これだから、ランニングはやめられません。