文化(22)
2011年11月6日(日)
世界をつなぐ アートとインターネット
文化×22
今日うれしい出来事がありました。
高校の先輩が経営している東京のデザイン事務所に、突然アメリカ・フロリダから仕事のオファーがあったそうです。
このデザイン事務所は、企業やお店の製品パッケージや容器、パンフレット、メニューのデザインなど、ありとあらゆる分野を担当しています。
(掲載している写真はすべて、この事務所の作品です)
商品そのものに、デザインという手段で、一層その商品の魅力を増し、イメージアップや売り上げ向上につなげるということです。
お仕事の様子や作品の数々はネットを通じて知らせていただいていました。
時には自ら撮影カメラマンを担当するなど、仕事へのこだわりと作品の素晴らしさに日々感心するばかりでした。
で、なぜフロリダから仕事が来たかですが、
世界のデザイナーが集うSNSサイトを通じて、作品の写真を共有したり情報交換をしていたらしいのですが、そのサイトの作品を見たフロリダの会社が、先輩の仕事に目を付けたのです。
そのフロリダの会社は、コーヒーなどを扱っているグルメショップらしく、ギフトボックスのデザインを依頼してきたのです。
先輩は「英語と注射はもっとも苦手」と自ら公言されており、「まずはgoogle翻訳でがんばってみるか」と話されています。
料金とか、印刷用語とか、アメリカのことは分からないことだらけだそうですが、デザインの世界に国境はないのですね。
それに、今回の出来事で人をつなぐネットの可能性についても再認識しました。
そのデザイン会社は、阿部岳さん率いる、東京新宿区にあるGAKU DESIGN INC.(ガク・デザイン) です。
GAKU DESIGN INC.
海外デザイナーのSNSサイトで公表されていた作品写真を今回はご紹介させていただきました。
この写真を見て、フロリダの人は仕事を依頼されたのです。
私にはとうてい達成できない夢、先輩にはぜひ叶えていただきたいです。
高校の先輩が経営している東京のデザイン事務所に、突然アメリカ・フロリダから仕事のオファーがあったそうです。
このデザイン事務所は、企業やお店の製品パッケージや容器、パンフレット、メニューのデザインなど、ありとあらゆる分野を担当しています。
(掲載している写真はすべて、この事務所の作品です)
商品そのものに、デザインという手段で、一層その商品の魅力を増し、イメージアップや売り上げ向上につなげるということです。
お仕事の様子や作品の数々はネットを通じて知らせていただいていました。
時には自ら撮影カメラマンを担当するなど、仕事へのこだわりと作品の素晴らしさに日々感心するばかりでした。
で、なぜフロリダから仕事が来たかですが、
世界のデザイナーが集うSNSサイトを通じて、作品の写真を共有したり情報交換をしていたらしいのですが、そのサイトの作品を見たフロリダの会社が、先輩の仕事に目を付けたのです。
そのフロリダの会社は、コーヒーなどを扱っているグルメショップらしく、ギフトボックスのデザインを依頼してきたのです。
先輩は「英語と注射はもっとも苦手」と自ら公言されており、「まずはgoogle翻訳でがんばってみるか」と話されています。
料金とか、印刷用語とか、アメリカのことは分からないことだらけだそうですが、デザインの世界に国境はないのですね。
それに、今回の出来事で人をつなぐネットの可能性についても再認識しました。
そのデザイン会社は、阿部岳さん率いる、東京新宿区にあるGAKU DESIGN INC.(ガク・デザイン) です。
GAKU DESIGN INC.
海外デザイナーのSNSサイトで公表されていた作品写真を今回はご紹介させていただきました。
この写真を見て、フロリダの人は仕事を依頼されたのです。
私にはとうてい達成できない夢、先輩にはぜひ叶えていただきたいです。
2011年11月4日(金)
「おまえ うまそうだな」
文化×22
「むかし むかし おおむかし。
ある はれたひのこと。
やまが、ドドド‥‥ と ふんかして
じしんが グラグラグラ‥‥
そのとき!
アンキロサウルスの あかちゃんが
うまれました。
でも、‥‥」
以前から、妻が子どもたちに読み聞かせをしているのを聞いていて、思わずホロリとする心温まる絵本だなと気になっていました。
その絵本の題名は「おまえ うまそうだな」。
凶暴なティラノサウルスが「うまそうだな」と、生まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんを食べようとしますが、赤ちゃんは「ウマソウ」が自分の名前だと勘違いし、ティラノサウルスのことを「お父さん」だと思い込んでしまいます。
ティラノサウルスは、自分を慕ってくれる「ウマソウ」を食べることができなくなり、徐々に愛情が芽生えるのです。しかし‥‥
この物語に登場するものは、食べるもの、食べられるもの、立場は違えど、みんな一生懸命に生きています。
それが、人の心に感動と切ない思いを呼び起こすのだと思います。
親から子へ、伝えたいこと。
それはとてもたくさんありますが、伝えられる時間には限りがあります。
だから必死で、なにかを人生の蓄えにして欲しくて、親は子に話しかけるのではないでしょうか。
いつかは誰しも、自分だけの力で生きて行かなければならない時を迎えます。
自分だけの足で、地面に立つことを求められます。
その時、我が子が途方に暮れないように、我が子がしっかり前を向いて歩み続けられるように、親は子に伝えようとします。
たとえ肌の色が違っても、時代が違っても、その気持ちは変わりません。
「おまえ うまそうだな」の作・絵は、絵本作家の宮西達也さんです。
その宮西さんが、11月14日(月)と15日(火)に鹿追町に来られ、「図書フェスティバル IN しかおい」の関連事業として「講演会」と「おはなし会と映画鑑賞会(おまえうまそうだな)」を行います。
お母さんとの一緒に「おまえ うまそうだな」を見るひととき、その後の親子の会話‥‥
きっと、子どもたちにとって忘れられない、すてきな思い出になることでしょう。
「読書フェスティバルINしかおい」
ある はれたひのこと。
やまが、ドドド‥‥ と ふんかして
じしんが グラグラグラ‥‥
そのとき!
アンキロサウルスの あかちゃんが
うまれました。
でも、‥‥」
以前から、妻が子どもたちに読み聞かせをしているのを聞いていて、思わずホロリとする心温まる絵本だなと気になっていました。
その絵本の題名は「おまえ うまそうだな」。
凶暴なティラノサウルスが「うまそうだな」と、生まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんを食べようとしますが、赤ちゃんは「ウマソウ」が自分の名前だと勘違いし、ティラノサウルスのことを「お父さん」だと思い込んでしまいます。
ティラノサウルスは、自分を慕ってくれる「ウマソウ」を食べることができなくなり、徐々に愛情が芽生えるのです。しかし‥‥
この物語に登場するものは、食べるもの、食べられるもの、立場は違えど、みんな一生懸命に生きています。
それが、人の心に感動と切ない思いを呼び起こすのだと思います。
親から子へ、伝えたいこと。
それはとてもたくさんありますが、伝えられる時間には限りがあります。
だから必死で、なにかを人生の蓄えにして欲しくて、親は子に話しかけるのではないでしょうか。
いつかは誰しも、自分だけの力で生きて行かなければならない時を迎えます。
自分だけの足で、地面に立つことを求められます。
その時、我が子が途方に暮れないように、我が子がしっかり前を向いて歩み続けられるように、親は子に伝えようとします。
たとえ肌の色が違っても、時代が違っても、その気持ちは変わりません。
「おまえ うまそうだな」の作・絵は、絵本作家の宮西達也さんです。
その宮西さんが、11月14日(月)と15日(火)に鹿追町に来られ、「図書フェスティバル IN しかおい」の関連事業として「講演会」と「おはなし会と映画鑑賞会(おまえうまそうだな)」を行います。
お母さんとの一緒に「おまえ うまそうだな」を見るひととき、その後の親子の会話‥‥
きっと、子どもたちにとって忘れられない、すてきな思い出になることでしょう。
「読書フェスティバルINしかおい」
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