映画(6)
2012年9月22日(土)
壮大すぎる… 映画「クラウド・アトラス」
映画×6
なんじゃこれは…
時空を超えまくり…
予告編を見て、まず感じました。
原作小説は知らないのですが、壮大すぎて笑えてきます。
『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟監督と『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督。
そして、アカデミー賞俳優のトム・ハンクスとハル・ベリーが主演です。
共演陣も豪華。
原作の作者 デイヴィッド・ミッチェル さんは、イングランドのサウスポートに生まれ。
日本の広島市で英語講師として8年間暮らし、その後沖縄県でも暮らした経験を持つ方のようです。
日本を舞台にした作品が多く、日本人の妻と2人の子供と共にアイルランドで暮らしている、日本ととても縁の深い方です。
2013年春の公開
『クラウド・アトラス』期待しちゃいますね。
allcinema「クラウド・アトラス」
2012年1月21日(土)
映画レビュー「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
映画×6
冒頭、時代を説明するため、流行した歌やギャグなどが少々押しつけがましく登場してくるため「三作目のなると、さすがに面白さも下がってきたのかな? 見に来たの間違ったか?」と思っていましたが… ところがどっこい…。
今日は、双子の息子たちの6歳の誕生日でした。
ということで、3人で映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を鑑賞してきました。
冒頭の時代背景の説明部分が終わり、鈴木オートに働く六子が青年医師の菊池と仲良しになっていく辺りから、他のいくつかの物語も同時に進んできます。
これからは、それはもう、どっぷりストーリーに引き込まれてしまいました。
この作品の見どころの一つであるCG技術では、今回も高度成長期の東京の街並みを再現していますが、町並みや乗り物などそれは見事なもので見入ってしまいました。
3D映画なのですが、見た劇場では2Dでの上映でした。
しかし、3Dを意識した演出を感じたのは数カ所ほどで、2Dでは面白みが感じないかと聞かれれば、そうではありません。面白みを欠くことはありません。
「アバター」を札幌で見たのですが、その劇場の3Dシステムは高度な設備であったにもかかわらず、めがねのフィルターの関係で画面が暗くなり、違和感を感じたのを思い出します。
2Dで見直したいと思ったほどです。
今の3D技術では、2Dは2Dの良さがあると思います。
そういえば、近々テレビで「アバター」が放映されるようです。映像本来の鮮明さで鑑賞できることが楽しみです。
今回は前作から5年後、東京オリンピックが開催される昭和39年を舞台に話が進んでいきます。
東京ではオリンピック開催を控え、ビルや高速道路の建設ラッシュで熱気にあふれています。
そんな中、小説家の茶川竜之介は結婚したヒロミと高校生になった淳之介と楽しい毎日を送っています。
ヒロミのお腹には、新しい命も宿っていました。
しかし茶川が連載中の小説が連載中止に追い込まれ、小説家生命が窮地に。
鈴木オートでは、いまやすっかり頼もしい技術者となった六子に青年医師・菊池孝太郎との恋が芽生え始めていたのですが…。
私なりの解釈では、今回の見どころは「父と子の絆」だと感じました。
また、全体を通して、大震災を経験した日本人への応援メッセージでもあったように受け取れました。
本当に、今回も感動させていただきました。
俳優さんの中では、出版社社員の「龍馬伝」で武市半平太を演じた大森南朋さん、ちょい役でしたが茶川の父親の米倉斉加年さんの演技が印象に残りました。
子どもの誕生日に一緒に映画を鑑賞する、このこと自体はいいことだと思います。
しかし、この映画を子どもと見るにはつらすぎます。
だって、子どもの隣では泣けませんから。
だけど、流れるものは止められませんよ…。
いい映画でした。
そして、やはり映画館で見てください。
星の数は、最初に不安にさせた分一つ減らして
★★★★☆
です。
今回も一騒動。
最後の茶川と淳之介の一番いい場面で、息子が「おしっこに行きたい」。
何でなの~。
トイレでは息子に「手洗わないでいいから!」と言い、即行で席に戻りましたが、一番のクライマックスの一部をトイレで過ごすことになってしまいました。
もう一度、見た~い。
上映室に再び入ったときに、他のお客さんの迷惑にならないように、普段は座らない前側の空席に座って残りを見ました。
子どもには、見上げるような大きな画面で見る経験をさせることができ、これはこれでよかったと思いました。
今日は、双子の息子たちの6歳の誕生日でした。
ということで、3人で映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を鑑賞してきました。
冒頭の時代背景の説明部分が終わり、鈴木オートに働く六子が青年医師の菊池と仲良しになっていく辺りから、他のいくつかの物語も同時に進んできます。
これからは、それはもう、どっぷりストーリーに引き込まれてしまいました。
この作品の見どころの一つであるCG技術では、今回も高度成長期の東京の街並みを再現していますが、町並みや乗り物などそれは見事なもので見入ってしまいました。
3D映画なのですが、見た劇場では2Dでの上映でした。
しかし、3Dを意識した演出を感じたのは数カ所ほどで、2Dでは面白みが感じないかと聞かれれば、そうではありません。面白みを欠くことはありません。
「アバター」を札幌で見たのですが、その劇場の3Dシステムは高度な設備であったにもかかわらず、めがねのフィルターの関係で画面が暗くなり、違和感を感じたのを思い出します。
2Dで見直したいと思ったほどです。
今の3D技術では、2Dは2Dの良さがあると思います。
そういえば、近々テレビで「アバター」が放映されるようです。映像本来の鮮明さで鑑賞できることが楽しみです。
今回は前作から5年後、東京オリンピックが開催される昭和39年を舞台に話が進んでいきます。
東京ではオリンピック開催を控え、ビルや高速道路の建設ラッシュで熱気にあふれています。
そんな中、小説家の茶川竜之介は結婚したヒロミと高校生になった淳之介と楽しい毎日を送っています。
ヒロミのお腹には、新しい命も宿っていました。
しかし茶川が連載中の小説が連載中止に追い込まれ、小説家生命が窮地に。
鈴木オートでは、いまやすっかり頼もしい技術者となった六子に青年医師・菊池孝太郎との恋が芽生え始めていたのですが…。
私なりの解釈では、今回の見どころは「父と子の絆」だと感じました。
また、全体を通して、大震災を経験した日本人への応援メッセージでもあったように受け取れました。
本当に、今回も感動させていただきました。
俳優さんの中では、出版社社員の「龍馬伝」で武市半平太を演じた大森南朋さん、ちょい役でしたが茶川の父親の米倉斉加年さんの演技が印象に残りました。
子どもの誕生日に一緒に映画を鑑賞する、このこと自体はいいことだと思います。
しかし、この映画を子どもと見るにはつらすぎます。
だって、子どもの隣では泣けませんから。
だけど、流れるものは止められませんよ…。
いい映画でした。
そして、やはり映画館で見てください。
星の数は、最初に不安にさせた分一つ減らして
★★★★☆
です。
今回も一騒動。
最後の茶川と淳之介の一番いい場面で、息子が「おしっこに行きたい」。
何でなの~。
トイレでは息子に「手洗わないでいいから!」と言い、即行で席に戻りましたが、一番のクライマックスの一部をトイレで過ごすことになってしまいました。
もう一度、見た~い。
上映室に再び入ったときに、他のお客さんの迷惑にならないように、普段は座らない前側の空席に座って残りを見ました。
子どもには、見上げるような大きな画面で見る経験をさせることができ、これはこれでよかったと思いました。
2012年1月6日(金)
映画レビュー「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
映画×6
正月休みに見た映画の紹介も、これで出し切ります。
トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」です。
私が一番興味持ったのは、監督が「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」などアニメ作品を手がけてきたブラッド・バードであることです。
これが実写映画、初挑戦となるそうです。
最初に言いますが、本作品は、映画の魅力を存分に体験できる、上出来のものです。
アニメ映画の監督であっても、才能のある人は実写をとっても素晴らしいのですね。
簡単に本作品の紹介をします。
人気TVシリーズを映画化して大ヒットした、映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾です。
核を使ってテロをもくろむ「コバルト」という人物の情報を入手するため、ロシア・モスクワのクレムリンに侵入するのですが、突然爆発事件が起きクレムリンは粉々に…。
普通なら「そんなバカな」と笑い飛ばすところですが、アメリカ同時多発テロや日本での未曽有の大震災、それに伴う原発事故など、あり得ない、いやあってはならないことを目の当たりにしてしまっている私には、高水準の特殊映像と相まって笑うことはできませんでした。
爆弾テロの犯人としての濡れ衣を着せられイーサン・ハント(トム・クルーズ)とそのチームは、アメリカ国家からも絶縁され、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるという筋書きです。
スパイ映画には小道具や秘密兵器がつきものですが、本作品にはスマートフォンが最大限活用されています。
iphoneは確かに確認できました。
スマートフォンは場面によっては、画面の大きなアンドロイド系も使い分けされていたように思います。
あと、iPadらしき物も登場。
これは、ふちが黒くて、コードを差し込む穴が付いていたので、iPadとは別物かと思います。
いずれにしても、科学技術の進歩や流行など、特にスパイ映画には、今の世の中の状況が即座に反映されるものであることを再認識しました。
さらに、米ソ冷戦時代の両極をなす変わりやすい時代から、今はさまざまな国々による利害が複雑に絡み合う世の中です。
そういう状況の中、主役イーサン・ハントの活躍の舞台も、ロシア、ドバイ、インドと、新興国が登場するようになりました。
ドバイでは世界一の高さを誇るビルなどで、インドでは富豪のパーティー会場やコンピュータ施設など、それぞれでやり過ぎと言えるほどのアクションを見せてくれます。
やり過ぎと書きましたが、あくまでも最大限の賛辞です。
映画はあり得ないこと、経験できないことを体験する場でもあります。
映画の素晴らしさや、映画館で作品を楽しむ醍醐味を、思いっきり実感させてくれます。
星の数は
★★★★★
です。
文句なし。
見なきゃ損する映画です。
できれば、映画館で上映されているうちに観賞してください。
トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」です。
私が一番興味持ったのは、監督が「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」などアニメ作品を手がけてきたブラッド・バードであることです。
これが実写映画、初挑戦となるそうです。
最初に言いますが、本作品は、映画の魅力を存分に体験できる、上出来のものです。
アニメ映画の監督であっても、才能のある人は実写をとっても素晴らしいのですね。
簡単に本作品の紹介をします。
人気TVシリーズを映画化して大ヒットした、映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾です。
核を使ってテロをもくろむ「コバルト」という人物の情報を入手するため、ロシア・モスクワのクレムリンに侵入するのですが、突然爆発事件が起きクレムリンは粉々に…。
普通なら「そんなバカな」と笑い飛ばすところですが、アメリカ同時多発テロや日本での未曽有の大震災、それに伴う原発事故など、あり得ない、いやあってはならないことを目の当たりにしてしまっている私には、高水準の特殊映像と相まって笑うことはできませんでした。
爆弾テロの犯人としての濡れ衣を着せられイーサン・ハント(トム・クルーズ)とそのチームは、アメリカ国家からも絶縁され、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるという筋書きです。
スパイ映画には小道具や秘密兵器がつきものですが、本作品にはスマートフォンが最大限活用されています。
iphoneは確かに確認できました。
スマートフォンは場面によっては、画面の大きなアンドロイド系も使い分けされていたように思います。
あと、iPadらしき物も登場。
これは、ふちが黒くて、コードを差し込む穴が付いていたので、iPadとは別物かと思います。
いずれにしても、科学技術の進歩や流行など、特にスパイ映画には、今の世の中の状況が即座に反映されるものであることを再認識しました。
さらに、米ソ冷戦時代の両極をなす変わりやすい時代から、今はさまざまな国々による利害が複雑に絡み合う世の中です。
そういう状況の中、主役イーサン・ハントの活躍の舞台も、ロシア、ドバイ、インドと、新興国が登場するようになりました。
ドバイでは世界一の高さを誇るビルなどで、インドでは富豪のパーティー会場やコンピュータ施設など、それぞれでやり過ぎと言えるほどのアクションを見せてくれます。
やり過ぎと書きましたが、あくまでも最大限の賛辞です。
映画はあり得ないこと、経験できないことを体験する場でもあります。
映画の素晴らしさや、映画館で作品を楽しむ醍醐味を、思いっきり実感させてくれます。
星の数は
★★★★★
です。
文句なし。
見なきゃ損する映画です。
できれば、映画館で上映されているうちに観賞してください。
2012年1月5日(木)
映画レビュー「シャッター アイランド 」
映画×6
またまた映画のご紹介です。
正月休みに、数カ月ぶりに何本か映画を見ることができましたのでご紹介させていただきます。
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによる「シャッター アイランド」です。
正月休みの最後の日にDVDで鑑賞。
テレビで見ようかと思いましたが、子どもがいて最後まで落ち着いて見られないと思ったため、パソコンにヘッドホンを付けて鑑賞しました。
ヘッドホンならではの音響が楽しめました。
精神を患った犯罪者を収容する病院が建つ島「シャッター アイランド」。
そこに、女性患者失踪事件を捜査するため連邦保安官が派遣されるというお話です。
その保安官役がデカプリオです。
以前は童顔の俳優さんで、将来どういう風にイメージチェンジを図るのかと心配していましたが、最近は見事に実力派俳優として飛躍していますね。
映画では、次々と直面する謎や職員たちの不審な言動に振り回され、暗く重苦しい演出も手伝って、見事に混乱と恐怖に主人公が呑み込まれていくさまが表現されています。
病院の院長を映画「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが演じていて、脇を固めるそのほかの俳優にも隙はありません。
デカプリオ演じる保安官テディは、患者失踪事件と無関係な「アンドルー・レディス」という人物についての質問を繰り返すのですが、その人物はアパートに火をつけ最愛の妻ドロレスを殺した放火魔なのです。
テディはレディスがこの病院に収容されていると知り、同時にその行方を探っていたのでした。
そして、レディスへ復讐することを目的に動き出すのですが、島の人間はなかなか協力的ではなく、断崖絶壁の島にもかかわらず、失踪していた女性患者も突然、けが一つなく戻ってくるのでした…。
この種の映画の例に漏れず、ストーリーが進んで行くほど、何が真実なのか分からなくなってきます。
主人公テディも妻を失った悲劇と向かい合いながらも、真実の追求のため、妻を殺した犯人への復讐を目的に、捜査を続けていきます。
そして、映画の最後約30分間を使って、その真実が語られていくのです…。
保安官テディと相棒の2人で捜査を続けていくのですが、緻密な捜査によって一つ一つ真実が証明されていくというよりは、事実が明らかになっていくという印象です。
また、この映画は一度最後まで見たあと、もう一度映画を見直したくなります。
2回目の鑑賞が、全く違った感覚で楽しめます。
2回目のほうが結末を知っているぶん、結末につながる細かな演出を、あーそうだったのか…と、ある意味、より楽しめるかもしれません。
私も2回見ました。
2回目は日本語吹き替えにして、ゆったりした気持ちで鑑賞しました。
あと、詳しくは書きませんが、別の有名な複数の映画の結末と比較することもできます。
それは見てのお楽しみです。
十分にお勧めできる映画です。
星の数は
★★★★☆(4つ)
です。
正月休みに、数カ月ぶりに何本か映画を見ることができましたのでご紹介させていただきます。
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによる「シャッター アイランド」です。
正月休みの最後の日にDVDで鑑賞。
テレビで見ようかと思いましたが、子どもがいて最後まで落ち着いて見られないと思ったため、パソコンにヘッドホンを付けて鑑賞しました。
ヘッドホンならではの音響が楽しめました。
精神を患った犯罪者を収容する病院が建つ島「シャッター アイランド」。
そこに、女性患者失踪事件を捜査するため連邦保安官が派遣されるというお話です。
その保安官役がデカプリオです。
以前は童顔の俳優さんで、将来どういう風にイメージチェンジを図るのかと心配していましたが、最近は見事に実力派俳優として飛躍していますね。
映画では、次々と直面する謎や職員たちの不審な言動に振り回され、暗く重苦しい演出も手伝って、見事に混乱と恐怖に主人公が呑み込まれていくさまが表現されています。
病院の院長を映画「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが演じていて、脇を固めるそのほかの俳優にも隙はありません。
デカプリオ演じる保安官テディは、患者失踪事件と無関係な「アンドルー・レディス」という人物についての質問を繰り返すのですが、その人物はアパートに火をつけ最愛の妻ドロレスを殺した放火魔なのです。
テディはレディスがこの病院に収容されていると知り、同時にその行方を探っていたのでした。
そして、レディスへ復讐することを目的に動き出すのですが、島の人間はなかなか協力的ではなく、断崖絶壁の島にもかかわらず、失踪していた女性患者も突然、けが一つなく戻ってくるのでした…。
この種の映画の例に漏れず、ストーリーが進んで行くほど、何が真実なのか分からなくなってきます。
主人公テディも妻を失った悲劇と向かい合いながらも、真実の追求のため、妻を殺した犯人への復讐を目的に、捜査を続けていきます。
そして、映画の最後約30分間を使って、その真実が語られていくのです…。
保安官テディと相棒の2人で捜査を続けていくのですが、緻密な捜査によって一つ一つ真実が証明されていくというよりは、事実が明らかになっていくという印象です。
また、この映画は一度最後まで見たあと、もう一度映画を見直したくなります。
2回目の鑑賞が、全く違った感覚で楽しめます。
2回目のほうが結末を知っているぶん、結末につながる細かな演出を、あーそうだったのか…と、ある意味、より楽しめるかもしれません。
私も2回見ました。
2回目は日本語吹き替えにして、ゆったりした気持ちで鑑賞しました。
あと、詳しくは書きませんが、別の有名な複数の映画の結末と比較することもできます。
それは見てのお楽しみです。
十分にお勧めできる映画です。
星の数は
★★★★☆(4つ)
です。
2012年1月4日(水)
映画レビュー「リアル・スティール」
映画×6
「父さん、僕のために戦って」
人間に代わり、高性能のロボットが死闘を繰り広げる時代…
夢に破れた元ボクサーと、愛を知らない少年の親子が出会ったのは、ゴミ置き場に捨てられた旧式ロボットだった…。
映画「リアル・スティール」を簡単説明すれば、「ロッキー」と「ロッキー3」と「ロッキー4」を合わせたような映画です。
映画の時代は、少し未来。人間同士の格闘技が飽きられ、その代わり人間型ロボット同士の格闘技が人気を博しているという設定。
夢破れた元ボクサー「チャーリー」(ヒュー・ジャックマン)は、11年ほど前に子どもが生まれたと同時に、妻に子を預けたまま二人を捨てるように生きています。
彼は、格闘ロボットをトラックに積み、巡業しながらアンダーグラウンドの大会などで日銭を稼いで何とか暮らしていますが、昔の勇姿と比べ落ちぶれた人生を送っています。
そこに巡業先で妻の死を知らされ、子どもの親権者である妻の妹夫婦との約束で、夏の間だけ息子「マックス」と暮らすことに。
息子を邪魔者扱いするチャーリー、互いに愛情などない二人。
巡業先では、せっかく大金を出して買った高級ロボットもチャーリーの短気な性格による無鉄砲な戦い方でスクラップにしてしまいます。
困りに困って廃品置き場から二人で見つけた旧式のロボットが、利口なマックスの直感や活躍で、戦いで勝利を続けていきます。
人を信頼するマックスの純粋さがチャーリーの心も変えていき、そして、全てを失ったひとりの男が最愛の息子との絆を取り戻していくのです。
この映画の中には、日本に関することがたくさん出てきます。
また、その描き方も、どこか日本にリスペクトを抱いていることが感じられます。
まずは、強いロボットは日本製。相手の強いロボットのデザイナーも日本人。
大活躍するゴム置き場で拾ったロボットの名は「アトム」です。
この映画にはロボットが出てきますが、言うなれば娯楽、ゲームの延長線上の世界。
アメリカなどの外国では、ロボットなどの先端技術は真っ先に軍事に使われ、人を殺す道具に使われることが考えられますが、この映画ではそれが全くありません。
ゲームの世界でも戦いなどはありますが、実際に殺し合うよりはまし。
そして、そういう先端技術を戦争ではなく娯楽、楽しみに発展させてきた日本だからこそ、リスペクトされるのではないかと私は勝手に思いつつ、また誇らしくも思いました。
映画の特撮はまったく違和感なし、素晴らしいものです。
監督が「ナイト ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィのせいもあるのでしょうか。ストーリーを見る上で、邪魔にならない自然さです。
私は映画の終盤に近づくにつれ、何が意地悪な結末が待ち受けているのでは…と不安な気持ちでいましたが、ご安心ください。
製作がスティーヴン・スピルバーグ率いる「ドリームワークス」で、提供が「ディズニー」です。
最後はパッピー、感動です。
ちなみに、私は涙がこぼれてしまいました。
星は文句なし
★★★★★
です。
主演のヒュー・ジャックマンですが「Xメン」シリーズで有名ですね。
私は数年前のアカデミー賞授賞式で、彼が進行をしているのを見て感激しました。
歌って踊れるエンターテイナーなんです。
それはそうです。彼はミュージカルの人気俳優だったのです。
トニー賞やエミー賞も受賞する、実力もトップなのです。
もちろん「Xメン」では踊って歌うシーンなどありません。
しかし、ハリウッドで主役を演じるには、その陰に想像以上の努力と才能があってのことなのだと思ったしだいです。
私にはハリウッド俳優は務まりません w
おまけです。
今日は私の誕生日でした。
「あさひや」さんのケーキをいただきながら、家族が誕生日を祝ってくれました。
年は、4のぞろ目です…。
人間に代わり、高性能のロボットが死闘を繰り広げる時代…
夢に破れた元ボクサーと、愛を知らない少年の親子が出会ったのは、ゴミ置き場に捨てられた旧式ロボットだった…。
映画「リアル・スティール」を簡単説明すれば、「ロッキー」と「ロッキー3」と「ロッキー4」を合わせたような映画です。
映画の時代は、少し未来。人間同士の格闘技が飽きられ、その代わり人間型ロボット同士の格闘技が人気を博しているという設定。
夢破れた元ボクサー「チャーリー」(ヒュー・ジャックマン)は、11年ほど前に子どもが生まれたと同時に、妻に子を預けたまま二人を捨てるように生きています。
彼は、格闘ロボットをトラックに積み、巡業しながらアンダーグラウンドの大会などで日銭を稼いで何とか暮らしていますが、昔の勇姿と比べ落ちぶれた人生を送っています。
そこに巡業先で妻の死を知らされ、子どもの親権者である妻の妹夫婦との約束で、夏の間だけ息子「マックス」と暮らすことに。
息子を邪魔者扱いするチャーリー、互いに愛情などない二人。
巡業先では、せっかく大金を出して買った高級ロボットもチャーリーの短気な性格による無鉄砲な戦い方でスクラップにしてしまいます。
困りに困って廃品置き場から二人で見つけた旧式のロボットが、利口なマックスの直感や活躍で、戦いで勝利を続けていきます。
人を信頼するマックスの純粋さがチャーリーの心も変えていき、そして、全てを失ったひとりの男が最愛の息子との絆を取り戻していくのです。
この映画の中には、日本に関することがたくさん出てきます。
また、その描き方も、どこか日本にリスペクトを抱いていることが感じられます。
まずは、強いロボットは日本製。相手の強いロボットのデザイナーも日本人。
大活躍するゴム置き場で拾ったロボットの名は「アトム」です。
この映画にはロボットが出てきますが、言うなれば娯楽、ゲームの延長線上の世界。
アメリカなどの外国では、ロボットなどの先端技術は真っ先に軍事に使われ、人を殺す道具に使われることが考えられますが、この映画ではそれが全くありません。
ゲームの世界でも戦いなどはありますが、実際に殺し合うよりはまし。
そして、そういう先端技術を戦争ではなく娯楽、楽しみに発展させてきた日本だからこそ、リスペクトされるのではないかと私は勝手に思いつつ、また誇らしくも思いました。
映画の特撮はまったく違和感なし、素晴らしいものです。
監督が「ナイト ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィのせいもあるのでしょうか。ストーリーを見る上で、邪魔にならない自然さです。
私は映画の終盤に近づくにつれ、何が意地悪な結末が待ち受けているのでは…と不安な気持ちでいましたが、ご安心ください。
製作がスティーヴン・スピルバーグ率いる「ドリームワークス」で、提供が「ディズニー」です。
最後はパッピー、感動です。
ちなみに、私は涙がこぼれてしまいました。
星は文句なし
★★★★★
です。
主演のヒュー・ジャックマンですが「Xメン」シリーズで有名ですね。
私は数年前のアカデミー賞授賞式で、彼が進行をしているのを見て感激しました。
歌って踊れるエンターテイナーなんです。
それはそうです。彼はミュージカルの人気俳優だったのです。
トニー賞やエミー賞も受賞する、実力もトップなのです。
もちろん「Xメン」では踊って歌うシーンなどありません。
しかし、ハリウッドで主役を演じるには、その陰に想像以上の努力と才能があってのことなのだと思ったしだいです。
私にはハリウッド俳優は務まりません w
おまけです。
今日は私の誕生日でした。
「あさひや」さんのケーキをいただきながら、家族が誕生日を祝ってくれました。
年は、4のぞろ目です…。
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