昨晩、おきがるの大好きな婆ちゃまが
空の星になりました。

９８歳
大往生でした。

思えば、爺ちゃんを早くに亡くし
たくさんの子供達を新聞配達や仕立ての仕事をして
養ってきた逞しい婆ちゃまでした。

いつも笑顔で、花や野草が好きで
おきがるの事を本当に本当に可愛がってくれた。

おきがるには、世界一の婆ちゃまでした。

もう何年のも間、寝たきりで
口から食事も出来ず・・・痴呆の進み
誰の事も分からなくなってしまい言葉さえも
発する事は出来なかったけど。。。

婆ちゃまの手の温もりは、本物で
スベスベした・・・ちょっと痩せちゃった手は
おきがるの大好きな手でした。

きっと、身内の中で
婆ちゃまに最後に逢ったのは、おきがる。

とても苦しそうだった。
様態が急変したと病院から連絡が入って
逢いに行ったら涙が止まらなかった。

いつかは、別れの時が来る
そう思ってはいたけれど現実になると
心や気持ちが悲しみで押しつぶされそうだった。

仕事中も、婆ちゃまを思って泣きそうな気持ちを
抑えるのが辛かった。

子供の頃から一緒に暮らし
遊んだ記憶や成人式の着物を着た
おきがるの姿を見て『綺麗だねぇ～』と喜んでくれた姿
色々な事を思い出し涙が止まらなくなっちゃって。

でもね。
長い間、病院のベッドの上で
ただただ生きていた婆ちゃま。

息を引き取って初めて新しい我家に帰って来れた。

元気な頃は、夕食の時に毎日
少しだけビールを飲んでた。

やっと家に帰って来れたから
婆ちゃまとビールを半分こして飲んだよ。

だけど、涙の味がして。。。。

婆ちゃま・・今まで、苦しいのに頑張ったね。
もう、ラクになるよ

そして、お帰り。

やっと、苦しみから解放されて爺ちゃんに逢えるね。

おきがる、婆ちゃまの孫で良かった♪
たくさんの優しさをありがとう。

この、マイとかちでも
毎年、婆ちゃまの誕生日をたくさんの人に
お祝いして貰って本当に感謝

有難う御座いました。